-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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「ふふ、柏さんも中々いい人ですね。」
「いや気ぃつけろ…アイツはいい奴と思うけど中身は純粋悪に近い男だからな…」
「まぁいい……仕事の話だ。小鳥遊悠この件の犯人を捕まえてくれ。」
「ちょ…えっ!?待て待て、どして俺が…」
「薫から聞いてる、東と秋葉のランカー狩事件解決したのはお前だろ?腕も立つし頭も回るらしいじゃないか。」
「あれはたまたまだ!俺は基本ただの学生だぞ。」
余計な事をという目で氷室を見るがまったく気にせず優雅に珈琲を飲む。
「すいません、悠さん私からもお願いします。協力したいのですが私と摩耶さんはしばらく日本を離れるのでお手伝い出来ないんですよ。」
「だからって…俺に回すなよこんな事…」
「勿論うちのチームから若い奴を使ってくれていいし、謝礼も払う。」
「私の所からも一人お貸しします。」
そうか、うんこれもう断れないんだ…悠は心の中でつぶやいた…
「はぁわかった、わかったよ!引き受ける!けどな『ヤバくなった場合は降りさせてもらう』し、『成果が出る保証はない』その二つは約束してもらうぞ。」
親指と人指し指を立てて虎琥狗に念を押す。
「いいだろう、暇な時連絡くれ、もっと詳しい事はその時話す。」
虎琥狗は銀の紙に黒で書かれた名刺を悠に渡し席から立ち…
「たまには自分で動くもんだな…小鳥遊みたいな面白い奴に出会える」
「悠でいい。」
「なら…俺の事も好きに呼べ。」
天然の冷房の様な一言と「薫またな」とを呟いて崇は店を出ていった後……
チラッと窓の外を見ると崇の周りには黒いバンダナを巻いた男が数人集まっている…一体何処に隠れて居たのだろうか…
…………
ツカツカツカ…
無言で歩く柏の後ろで金剛はただついて行く。
「お前どう思った?」
突然振り向くことも止まることもせず柏は一人ごとの様に呟く
「どうって事件の事か?」
「違う、あの虎琥狗って男だ。」
「あぁ…別に何とも…」
「……今日の鍛錬は2倍だな」
「ぬぁ!な、なんで…」
「ふぅ…」
大きな溜息をついて立ち止まり…
「はっきり言う、何かあってもまだ虎琥狗には手ぇ出すな今のお前じゃ1000%負ける」
「あ?」
「たまに居やがんだよ…天性的な奴は…っち(…悠が二人いた気分だ…)」
柏は機嫌悪がそうに煙草を咥えて火をつけ歩き出す
「……」
こういう時は黙っているのが大事と身にしみている金剛はやはり無言で後ろについて歩く…
…………
「でよー…氷室さんどうしてくれるわけ?」
悠は心底疲れたような声を出す…
「はは、すいませんね。でも悠さんならやってくれると信じてましたよ。」
「いや…断れんでしょあの場合…」
「まぁまぁ、明後日までは私も居ますから、そうだ今晩夕食をご馳走しますよ。」
「破産するまで食ってやる……」
氷室はお店は私が選びますからと笑って適当に誤魔化された。
「いや気ぃつけろ…アイツはいい奴と思うけど中身は純粋悪に近い男だからな…」
「まぁいい……仕事の話だ。小鳥遊悠この件の犯人を捕まえてくれ。」
「ちょ…えっ!?待て待て、どして俺が…」
「薫から聞いてる、東と秋葉のランカー狩事件解決したのはお前だろ?腕も立つし頭も回るらしいじゃないか。」
「あれはたまたまだ!俺は基本ただの学生だぞ。」
余計な事をという目で氷室を見るがまったく気にせず優雅に珈琲を飲む。
「すいません、悠さん私からもお願いします。協力したいのですが私と摩耶さんはしばらく日本を離れるのでお手伝い出来ないんですよ。」
「だからって…俺に回すなよこんな事…」
「勿論うちのチームから若い奴を使ってくれていいし、謝礼も払う。」
「私の所からも一人お貸しします。」
そうか、うんこれもう断れないんだ…悠は心の中でつぶやいた…
「はぁわかった、わかったよ!引き受ける!けどな『ヤバくなった場合は降りさせてもらう』し、『成果が出る保証はない』その二つは約束してもらうぞ。」
親指と人指し指を立てて虎琥狗に念を押す。
「いいだろう、暇な時連絡くれ、もっと詳しい事はその時話す。」
虎琥狗は銀の紙に黒で書かれた名刺を悠に渡し席から立ち…
「たまには自分で動くもんだな…小鳥遊みたいな面白い奴に出会える」
「悠でいい。」
「なら…俺の事も好きに呼べ。」
天然の冷房の様な一言と「薫またな」とを呟いて崇は店を出ていった後……
チラッと窓の外を見ると崇の周りには黒いバンダナを巻いた男が数人集まっている…一体何処に隠れて居たのだろうか…
…………
ツカツカツカ…
無言で歩く柏の後ろで金剛はただついて行く。
「お前どう思った?」
突然振り向くことも止まることもせず柏は一人ごとの様に呟く
「どうって事件の事か?」
「違う、あの虎琥狗って男だ。」
「あぁ…別に何とも…」
「……今日の鍛錬は2倍だな」
「ぬぁ!な、なんで…」
「ふぅ…」
大きな溜息をついて立ち止まり…
「はっきり言う、何かあってもまだ虎琥狗には手ぇ出すな今のお前じゃ1000%負ける」
「あ?」
「たまに居やがんだよ…天性的な奴は…っち(…悠が二人いた気分だ…)」
柏は機嫌悪がそうに煙草を咥えて火をつけ歩き出す
「……」
こういう時は黙っているのが大事と身にしみている金剛はやはり無言で後ろについて歩く…
…………
「でよー…氷室さんどうしてくれるわけ?」
悠は心底疲れたような声を出す…
「はは、すいませんね。でも悠さんならやってくれると信じてましたよ。」
「いや…断れんでしょあの場合…」
「まぁまぁ、明後日までは私も居ますから、そうだ今晩夕食をご馳走しますよ。」
「破産するまで食ってやる……」
氷室はお店は私が選びますからと笑って適当に誤魔化された。