-夏休み編-昼の顔と夜の顔(1)
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[なるほど…つまりつけられはするが、いた電や妙な贈り物や脅迫はないんだな?]
「はい…はっきりつけてくる人を見たわけじゃないですけど。」
[おい、悠]
「何だ?」
「駄目だな、聞く限り俺達は動かん、せいぜい見回り程度が落ちだ」
「やっぱそか」
悠は納得したが残念な顔で頭をかく
「しつもーん、何できちっと取り締まれないのかな?」
[あん?(一体何人いやがるんだ?)…んなもんそこに居る悠に聞け]
「(お前が本職だろ……)現在の法律で「ストーカー行為」はつきまとい行為を反復して行うこと確か…2条2項だ。んで、つきまとい行為の定義は……」
1自宅・学校・職場などでの、つきまとい、待ち伏せ、押しかけ等。
2監視してるとかを告げる行為(まぁ行動の調査とかだ)
3面会・交際の要求
4乱暴な言動、(命や身体、自由、名誉、財産等に危害を加える言動)
5無言電話、連続した電話(faxも含む)
6汚物、動物の死骸等の送付
7名誉を傷つける文書の送付
8性的羞恥心を侵害させる物品の送付
「だったよな?」
[あぁ、少しは空っぽの頭にも入ってるみたいだな。]
「ほっとけ…」
ふと久瀬達を見ると
「「「………」」」
「どうかしたか?」
なぜか皆こっちを見ている。
「小鳥遊さん…凄い」
「悠ってほんと知らないことあるの?」
「あのなこのくらい少し六法全書見たら誰でも覚えるって」
「はいはーい!1のつきまとい待ち伏せに当たるんじゃないのかな!」
久瀬が再び質問してくる
「あーそれはだな…」
[こんな例え話がある…ある女そうだな…稲葉って女が居て、その稲葉は最近家に帰る途中で誰かにつけられてる気がした、ある日つけてた奴を捕まえると悠って男だった、けどよくよく話を聞いてみると稲葉の家と悠の家が同じ方向でたまたまつけられたと勘違いされ悠は無罪となった。]
「…え!小鳥君の家って稲葉ちゃんの家と近いの?」
[違う!この天然娘!]
柏は電話越しに突っ込みを入れた
「つまりなこの場合本当にストーカーか家の方向が同じだけの人か判断できないって事だ。」
[証拠がないのに罰するわけにもいかん]
「けど稲葉ちゃんが帰る時に居たんだから時間合わせてるって事にならないの?」
「帰る時間がたまたま同じとか買い物帰りとかって適当な理由つけれるだろ」
こなたの質問に悠が答える。
「むむ~ストーカーの悠侮れないね。」
「仮の話っていってんだろ…」
「じゃあ…何か被害が出るまで何もしてくれないの?それっておかしくないかな!」
久瀬が珍しく口をとがらす。
[譲ちゃんよ、そう言うけどなこれでもまだだいぶ改正されてんだぞ]
「じゃあ…どうしようも無いんですね…」
「小鳥君…どうにかならないかな」
「どうにかって…ストーカー本人が出てきたら、教育的指導出来るんだけどな…」
「「「うーん…」」」
全員が悩む中
ガシャン!ガシャン!
反対側の奥の席から騒がしい音がする…
「何かだぁ?やかましい店だな。」
「それより何かいい案無いのかよ柏。」
「ストーカー見つけてボコる。」
「それはさっき言ったろ……って柏ぁ?!」
後ろには電話で話していたはずの柏が立っていて何故か金剛もいてびくっと立ち上がる。
「な、どうしてここに…」
「てめぇから電話掛けといてこまごまとるせぇやつだな」
「すまん、悠外から見えたんだ…」
「っ…」
どうやら金剛と柏は一緒にいて偶然店の前を通りかかったところを金剛が外から俺を見つけて柏に言ったようだ。
「えと…小鳥君この大きい人達は?」
「あぁ…こっちの巨人が金剛。大学生で俺の親友」
深緑生地のシャツに黒い炎の様な線がランダムに這ったようなシャツにXLサイズは超えるかと思われるジーパンにシルバーチェーンベルトに一般的に比べても巨大なシューズは裾を踏んで履いている。
「こく…」
立っている金剛は頭が天井擦れ擦れのため少しだけ頷く。
「っでこっちのが小鳥遊柏。さっき電話で話してた相手で従兄だ。」
ニシキヘビ柄のズボンに黒のシャツの上から半袖の白い上着を着て、銀の逆十字ピアスを着けている。
「うわー…こんな大きい人初めてみたかも…」
久瀬は金剛に興味津々らしく横に並んでみたり、周りをパタパタと歩く。
「さ、さっきは相談に乗ってもらってありがとうございます。」
ぺこっと柏に頭を下げる月見里しかし…
「譲ちゃん礼ん時は帽子ぐらい取れ」
「待て!かし…」
「だめ…」
スパン!
悠、久瀬とも手を伸ばすが、止める間もなく月見里の帽子は弾き飛ばされ…
ふぁさっ……
再びあの大きく吸い込まれそうな瞳が見えて…
「おっ……」
「~~~~!!!////」
「うぁえ?」
月見里は真っ赤な顔を両手で押さえて帽子が近くに無かったせいか近くにいた悠の背中に抱きつくように顔を隠す。
「なんだぁ?」
「ってばかーー!」
ゴスッ!!
「ごっぁ?!」
久瀬の拳が柏の腹部に突き刺さる!!
「はい…はっきりつけてくる人を見たわけじゃないですけど。」
[おい、悠]
「何だ?」
「駄目だな、聞く限り俺達は動かん、せいぜい見回り程度が落ちだ」
「やっぱそか」
悠は納得したが残念な顔で頭をかく
「しつもーん、何できちっと取り締まれないのかな?」
[あん?(一体何人いやがるんだ?)…んなもんそこに居る悠に聞け]
「(お前が本職だろ……)現在の法律で「ストーカー行為」はつきまとい行為を反復して行うこと確か…2条2項だ。んで、つきまとい行為の定義は……」
1自宅・学校・職場などでの、つきまとい、待ち伏せ、押しかけ等。
2監視してるとかを告げる行為(まぁ行動の調査とかだ)
3面会・交際の要求
4乱暴な言動、(命や身体、自由、名誉、財産等に危害を加える言動)
5無言電話、連続した電話(faxも含む)
6汚物、動物の死骸等の送付
7名誉を傷つける文書の送付
8性的羞恥心を侵害させる物品の送付
「だったよな?」
[あぁ、少しは空っぽの頭にも入ってるみたいだな。]
「ほっとけ…」
ふと久瀬達を見ると
「「「………」」」
「どうかしたか?」
なぜか皆こっちを見ている。
「小鳥遊さん…凄い」
「悠ってほんと知らないことあるの?」
「あのなこのくらい少し六法全書見たら誰でも覚えるって」
「はいはーい!1のつきまとい待ち伏せに当たるんじゃないのかな!」
久瀬が再び質問してくる
「あーそれはだな…」
[こんな例え話がある…ある女そうだな…稲葉って女が居て、その稲葉は最近家に帰る途中で誰かにつけられてる気がした、ある日つけてた奴を捕まえると悠って男だった、けどよくよく話を聞いてみると稲葉の家と悠の家が同じ方向でたまたまつけられたと勘違いされ悠は無罪となった。]
「…え!小鳥君の家って稲葉ちゃんの家と近いの?」
[違う!この天然娘!]
柏は電話越しに突っ込みを入れた
「つまりなこの場合本当にストーカーか家の方向が同じだけの人か判断できないって事だ。」
[証拠がないのに罰するわけにもいかん]
「けど稲葉ちゃんが帰る時に居たんだから時間合わせてるって事にならないの?」
「帰る時間がたまたま同じとか買い物帰りとかって適当な理由つけれるだろ」
こなたの質問に悠が答える。
「むむ~ストーカーの悠侮れないね。」
「仮の話っていってんだろ…」
「じゃあ…何か被害が出るまで何もしてくれないの?それっておかしくないかな!」
久瀬が珍しく口をとがらす。
[譲ちゃんよ、そう言うけどなこれでもまだだいぶ改正されてんだぞ]
「じゃあ…どうしようも無いんですね…」
「小鳥君…どうにかならないかな」
「どうにかって…ストーカー本人が出てきたら、教育的指導出来るんだけどな…」
「「「うーん…」」」
全員が悩む中
ガシャン!ガシャン!
反対側の奥の席から騒がしい音がする…
「何かだぁ?やかましい店だな。」
「それより何かいい案無いのかよ柏。」
「ストーカー見つけてボコる。」
「それはさっき言ったろ……って柏ぁ?!」
後ろには電話で話していたはずの柏が立っていて何故か金剛もいてびくっと立ち上がる。
「な、どうしてここに…」
「てめぇから電話掛けといてこまごまとるせぇやつだな」
「すまん、悠外から見えたんだ…」
「っ…」
どうやら金剛と柏は一緒にいて偶然店の前を通りかかったところを金剛が外から俺を見つけて柏に言ったようだ。
「えと…小鳥君この大きい人達は?」
「あぁ…こっちの巨人が金剛。大学生で俺の親友」
深緑生地のシャツに黒い炎の様な線がランダムに這ったようなシャツにXLサイズは超えるかと思われるジーパンにシルバーチェーンベルトに一般的に比べても巨大なシューズは裾を踏んで履いている。
「こく…」
立っている金剛は頭が天井擦れ擦れのため少しだけ頷く。
「っでこっちのが小鳥遊柏。さっき電話で話してた相手で従兄だ。」
ニシキヘビ柄のズボンに黒のシャツの上から半袖の白い上着を着て、銀の逆十字ピアスを着けている。
「うわー…こんな大きい人初めてみたかも…」
久瀬は金剛に興味津々らしく横に並んでみたり、周りをパタパタと歩く。
「さ、さっきは相談に乗ってもらってありがとうございます。」
ぺこっと柏に頭を下げる月見里しかし…
「譲ちゃん礼ん時は帽子ぐらい取れ」
「待て!かし…」
「だめ…」
スパン!
悠、久瀬とも手を伸ばすが、止める間もなく月見里の帽子は弾き飛ばされ…
ふぁさっ……
再びあの大きく吸い込まれそうな瞳が見えて…
「おっ……」
「~~~~!!!////」
「うぁえ?」
月見里は真っ赤な顔を両手で押さえて帽子が近くに無かったせいか近くにいた悠の背中に抱きつくように顔を隠す。
「なんだぁ?」
「ってばかーー!」
ゴスッ!!
「ごっぁ?!」
久瀬の拳が柏の腹部に突き刺さる!!