-夏編-シンクロニシティ(運命)
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ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン… バチンバチンバチンバチンバチン…
「(後4歩で飛び込む)」
「「「(OK)」」」
香美梛は合図を送り…
1歩…2歩…3歩…4…
「今だ!」
飛び込もうと一歩踏み出したその時
シュ……タン!
「あ…」
想定外だった…否その選択を忘れていた…
黒フードは四人を飛び越え
「ふっ…」
両手を左右に広げると同時に水の弾丸が摩耶と亮を襲った。
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!
「(くっ…叩き落とせるか!)」
亮は構えを取り…
「(しまった、一番考えられる事を…間に合いますか)」
氷室は身を翻し
「(勁を使えば…けど…まずは亮君を止めなきゃ!)」
摩耶の行動は正解だった例え亮が今数発防げても、自分の体力を減らすだけ、それなら今一度体勢を立て直す方が良いと摩耶の身体は行動をとっていたが…
「うぉおおおぉぉ!」
「「!?」」
バッ!パシューー
一番後列に居たはずの香美梛が割り込む様に入り、水弾を払いのけるように右腕を振ると降り注ぐ弾丸は霞の様に散り…
その瞬間亮、氷室、摩耶全員の思考が切り替わった…
「いまだーー!!」
香美梛の叫びは誰も聞こえて無かったが行動は完結していた。
「止まってもらいます。」
ザッ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!
何を叫びながら走り抜ける香美梛の後ろから、氷室の居合いの拳が風を裂く音を奏でながら放ち!
ガクン!
「!!」
その後から摩耶は右、亮は左へと進み…
「天地虎狼撃!」
「速破突!」
ビッダドゴァァオン!!
打撃と打突の入り交じった聞いたことの無いような音が聞こえた後壁にめり込んだ黒フードは一度ガクンと大きく痙攣し動きが止まった…
「……やっ…たか?」
「どうやら…その様です…ね」
ドサッドサッドサッ…
亮、氷室はその場に座り込み摩耶に至っては仰向けに寝転んでしまい…
「あう~~僕も~動~け~な~い」
「凄い!凄いよ!皆まさか魔じ…むぐぅ!」
「い、いや、助かったよ!」
ルネスが何かを言い掛けたが香美梛に口を塞がれ、窒息気味なのか手足をバタバタする。
「それにしても……何なんだ?」
「あ~いや…」
「聞かないで置こうよ、きっと話せ無いだろうし…」
「そうですね…私達は偶然通りかかっただけ…の方が良いでしょう。」
「……だな、じゃ行けよ」
亮はやれやれという感じに笑って手を振る。
「あんた達…」
「皆いい人だね!本当にありがとうだよ!」
「悪い!本当に助かった!」
ルネスと香美梛は精一杯お礼を伝えて亮達の元から走って行く…
「ふぅ~…氷室さんいつの間に勁を乗せて居合いの拳を打てる様になったの~?」
「ふふ、私も成長してますから…悠さんや金剛君には内緒ですよ。」
「あ、亮君僕のもひみつだよ~?」
「そこまで野暮じゃ無いさ…俺のは…まぁ好きにしてくれどうせ未完成だし。」
三人が話して居ると…
「お!居た居た!おーい!」
「あ、金剛君~悠君~」
金剛が悠を背負ってこっちに走ってくる…
「良く、ここが分かりましたね。」
「何暢気にしてんだ、早く行かないと凄く人来てるぞ!」
「「ええ!」」
「何がええ!だ。あれだけ暴れた後人がよって来ない訳無いだろ走るぞ。」
「金剛君~おぶって~」
「悠が伸びてるから無理だ。」
「そんな~」
ざわざわ…ざわざわ…
「ヤバい、走ろう!」
人の気配を感じて5人(悠はダウン中)は走ってその場から離れて行く……黒フードが消えていたことに気が付かず…
………
-ドラゴン・タワー(入り口)-
「も~悠達遅いね~」
「あれから一時間はたつね~」
こなた達は昼食もとらずに悠達を待って居ると…
「あ!きたきた!」
「って…何で悠君金剛君におぶってもらってんのよ…?」
みさおが見ていた方を見るとなぜかおぶってもらって居る悠を見てかがみは怪訝な顔をする
「ハァハァ悪い、皆長引いた…」
「亮お疲れ様?なのかしら?」
「りょうすげぇ汗だなぁ」
千草は安心した笑顔でみさおは何やってたんだよの顔で亮を迎え
「う~~も、もぅ走りたくない…」
「おっとっと!って軽!」
「こなたちゃん、ありがと~」
こなたはふらつく摩耶を思わず支えると凄く軽かったので驚く
「ふぅ、些か疲れましたね…」
「あの、服が破れてますがどうかされましたか?」
「いえ、転んだだけですから気にしないで下さい。」
氷室は眼鏡を外して胸ポケットから眼鏡拭きを取り出したが汚れていたのでやめようとする。
「あ、これをお使い下さい。」
「これはありがとうございます。」
みゆきが眼鏡拭きを渡すと氷室はペコっと頭を下げる。
「お~い、悠起きろ~」
「ゆうくん、寝てるんですか?」
「いや…そうじゃ無いだが…」
つかさは金剛を見上げ、背中の悠の様子を見ようと必死に背伸びをしている。
「お…着いたか…よいしょっと!」
悠は背中から飛び降りて、背伸びをする。
「ん~…さぁて各々言いたい事、聞きたい事有るだろうが…どっかで飯食いながら話すか…」
「「「「賛成!!」」」」
全員が声を揃え、ドラゴン・タワーに入り遅くなった昼食を取ることにした。
… … …
-竜王亭(しゃぶしゃぶ屋)-
「あのさぁ…確かに何か奢るって言ったけどよぉ…何で全員の昼飯奢るわけ?」
「あ、かがみん~ゴマ取ってゴマ!」
「柊~ゴマ取ってくれよゴマ~」
「あんた等は手伸ばせば届くでしょ!」
「クスクス、はい、みさちゃん泉さん。」
「わぁ~お肉一杯だねゆきちゃん」
「本当ですね食べきれるかどうか。」
「う~~お箸持つ気力も無いよ~金剛君食べさせて~」
「いや、摩耶どうみても俺は届かないだろ…」
「すいません、まゆさん品書きを取って戴けますか?」
「あ、失礼、どうぞ。」
「亮~お肉しゃぶれたよ~」
「い、いや自分で出来るって…」
皆悠の話を聞いて居ない…
「…くそ~無視かよ~」
「はは、悠さん、飲み物追加しますが何が良いですか?私はウォッカをいただきますが。」
「あ、僕赤ワイン!」
「俺は生中。」
「じゃあ俺は日本…」
「悠、僕達は未成年だよ?」
まゆが笑顔で話しかけてきて…
「すいません、烏龍茶で…」
ちなみに席順は堀炬燵の机が2つ並んだ座敷で
つかさ、みさお、こなた
みゆき、あやの、かがみ
続いて
摩耶、悠、金剛
まゆ、氷室、亮、千草
と座っている。
「悠~お肉追加していい~?」
「おう、好きにしろ、ついでに此方にも肉5人前追加だ。」
「よ、ゆう太っ腹~」
「悠さん、ありがとうございます。」
「うんうん、もー悠君大好き~」
みさお、みゆきの後に摩耶の一言で笑いに包まれたが、悠は今の摩耶は女だと無理やり脳内変換し思い込む事にした…
「あむあむ…うん美味しい!」
「良い肉ですね、あ、豚肉追加でお願いします。」
「ガツガツ…ガツガツ、牛肉と野菜追加だ。」
「あ、俺はご飯特盛と魚介類も頼みます。」
摩耶、氷室、金剛、悠は物凄い量を食べていて…頼んだ物が来ると同時に次のオーダーをしている…
「はぁ~圧巻ね…」
「摩耶君て見た目より食べるね~」
「そうかな?毎日これくらいだよ?」
とこなたの問いに答える摩耶はご飯4杯目だ…
「皆さん、そんなに食べて太らないのですか?」
「あんまり体重意識した事無いしな…」
「皆体重どの位あるんだぁ?」
「俺は…多分73㌔前後かな?亮はどうだ?」
「ん~69㌔位だと思う。」
「僕はだいぶ落ちたから今は43㌔位かな」
「私は50㌔です。」
「俺は170~180㌔だ。」
「はぁ~皆それ相応なのね…」
かがみは1人1人を見て頷く。
「いや~違うぞかがみ。」
「うんうん、金剛君何か多分この中で一番低いと思うよ!」
悠と摩耶はにやにやと笑う。
「くす、金剛今体脂肪いくつ?」
千草が小さく笑って質問すると…
「体脂肪?確か…5,4…まぁ5%以内だな」
「「「「「5%!!?」」」」」
「はは。」
「あはは~」「くすくす」
悠、摩耶、千草は笑って他の皆が目を点にして驚く中…
「5%以内ですか、毎日の運動による燃焼率が気になりますね。」
氷室は驚いた様子は無く、メニューを見ながら呟く。
「いやいやいや、ないないあり得ないだろ…」
「全部本当だよ、金剛君の体重は殆んどが筋肉と血液だよ。だから金剛君水に浮かないからね~」
「落とし過ぎも注意だな。(更に細かく言えば…体内の血液をパンプアップ可能で、強靭な血管と体力の持ち主って事も有るけどな…)」
[パンプアップ:筋肉の一部に血液を流入させて強度とサイズを向上させる事]
金剛の場合それを操作出来腕や足を鉄の様に硬く出来る。全身のバンプも可能だが悠達には秘密にしている。
「(後4歩で飛び込む)」
「「「(OK)」」」
香美梛は合図を送り…
1歩…2歩…3歩…4…
「今だ!」
飛び込もうと一歩踏み出したその時
シュ……タン!
「あ…」
想定外だった…否その選択を忘れていた…
黒フードは四人を飛び越え
「ふっ…」
両手を左右に広げると同時に水の弾丸が摩耶と亮を襲った。
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!
「(くっ…叩き落とせるか!)」
亮は構えを取り…
「(しまった、一番考えられる事を…間に合いますか)」
氷室は身を翻し
「(勁を使えば…けど…まずは亮君を止めなきゃ!)」
摩耶の行動は正解だった例え亮が今数発防げても、自分の体力を減らすだけ、それなら今一度体勢を立て直す方が良いと摩耶の身体は行動をとっていたが…
「うぉおおおぉぉ!」
「「!?」」
バッ!パシューー
一番後列に居たはずの香美梛が割り込む様に入り、水弾を払いのけるように右腕を振ると降り注ぐ弾丸は霞の様に散り…
その瞬間亮、氷室、摩耶全員の思考が切り替わった…
「いまだーー!!」
香美梛の叫びは誰も聞こえて無かったが行動は完結していた。
「止まってもらいます。」
ザッ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!ギュパ!
何を叫びながら走り抜ける香美梛の後ろから、氷室の居合いの拳が風を裂く音を奏でながら放ち!
ガクン!
「!!」
その後から摩耶は右、亮は左へと進み…
「天地虎狼撃!」
「速破突!」
ビッダドゴァァオン!!
打撃と打突の入り交じった聞いたことの無いような音が聞こえた後壁にめり込んだ黒フードは一度ガクンと大きく痙攣し動きが止まった…
「……やっ…たか?」
「どうやら…その様です…ね」
ドサッドサッドサッ…
亮、氷室はその場に座り込み摩耶に至っては仰向けに寝転んでしまい…
「あう~~僕も~動~け~な~い」
「凄い!凄いよ!皆まさか魔じ…むぐぅ!」
「い、いや、助かったよ!」
ルネスが何かを言い掛けたが香美梛に口を塞がれ、窒息気味なのか手足をバタバタする。
「それにしても……何なんだ?」
「あ~いや…」
「聞かないで置こうよ、きっと話せ無いだろうし…」
「そうですね…私達は偶然通りかかっただけ…の方が良いでしょう。」
「……だな、じゃ行けよ」
亮はやれやれという感じに笑って手を振る。
「あんた達…」
「皆いい人だね!本当にありがとうだよ!」
「悪い!本当に助かった!」
ルネスと香美梛は精一杯お礼を伝えて亮達の元から走って行く…
「ふぅ~…氷室さんいつの間に勁を乗せて居合いの拳を打てる様になったの~?」
「ふふ、私も成長してますから…悠さんや金剛君には内緒ですよ。」
「あ、亮君僕のもひみつだよ~?」
「そこまで野暮じゃ無いさ…俺のは…まぁ好きにしてくれどうせ未完成だし。」
三人が話して居ると…
「お!居た居た!おーい!」
「あ、金剛君~悠君~」
金剛が悠を背負ってこっちに走ってくる…
「良く、ここが分かりましたね。」
「何暢気にしてんだ、早く行かないと凄く人来てるぞ!」
「「ええ!」」
「何がええ!だ。あれだけ暴れた後人がよって来ない訳無いだろ走るぞ。」
「金剛君~おぶって~」
「悠が伸びてるから無理だ。」
「そんな~」
ざわざわ…ざわざわ…
「ヤバい、走ろう!」
人の気配を感じて5人(悠はダウン中)は走ってその場から離れて行く……黒フードが消えていたことに気が付かず…
………
-ドラゴン・タワー(入り口)-
「も~悠達遅いね~」
「あれから一時間はたつね~」
こなた達は昼食もとらずに悠達を待って居ると…
「あ!きたきた!」
「って…何で悠君金剛君におぶってもらってんのよ…?」
みさおが見ていた方を見るとなぜかおぶってもらって居る悠を見てかがみは怪訝な顔をする
「ハァハァ悪い、皆長引いた…」
「亮お疲れ様?なのかしら?」
「りょうすげぇ汗だなぁ」
千草は安心した笑顔でみさおは何やってたんだよの顔で亮を迎え
「う~~も、もぅ走りたくない…」
「おっとっと!って軽!」
「こなたちゃん、ありがと~」
こなたはふらつく摩耶を思わず支えると凄く軽かったので驚く
「ふぅ、些か疲れましたね…」
「あの、服が破れてますがどうかされましたか?」
「いえ、転んだだけですから気にしないで下さい。」
氷室は眼鏡を外して胸ポケットから眼鏡拭きを取り出したが汚れていたのでやめようとする。
「あ、これをお使い下さい。」
「これはありがとうございます。」
みゆきが眼鏡拭きを渡すと氷室はペコっと頭を下げる。
「お~い、悠起きろ~」
「ゆうくん、寝てるんですか?」
「いや…そうじゃ無いだが…」
つかさは金剛を見上げ、背中の悠の様子を見ようと必死に背伸びをしている。
「お…着いたか…よいしょっと!」
悠は背中から飛び降りて、背伸びをする。
「ん~…さぁて各々言いたい事、聞きたい事有るだろうが…どっかで飯食いながら話すか…」
「「「「賛成!!」」」」
全員が声を揃え、ドラゴン・タワーに入り遅くなった昼食を取ることにした。
… … …
-竜王亭(しゃぶしゃぶ屋)-
「あのさぁ…確かに何か奢るって言ったけどよぉ…何で全員の昼飯奢るわけ?」
「あ、かがみん~ゴマ取ってゴマ!」
「柊~ゴマ取ってくれよゴマ~」
「あんた等は手伸ばせば届くでしょ!」
「クスクス、はい、みさちゃん泉さん。」
「わぁ~お肉一杯だねゆきちゃん」
「本当ですね食べきれるかどうか。」
「う~~お箸持つ気力も無いよ~金剛君食べさせて~」
「いや、摩耶どうみても俺は届かないだろ…」
「すいません、まゆさん品書きを取って戴けますか?」
「あ、失礼、どうぞ。」
「亮~お肉しゃぶれたよ~」
「い、いや自分で出来るって…」
皆悠の話を聞いて居ない…
「…くそ~無視かよ~」
「はは、悠さん、飲み物追加しますが何が良いですか?私はウォッカをいただきますが。」
「あ、僕赤ワイン!」
「俺は生中。」
「じゃあ俺は日本…」
「悠、僕達は未成年だよ?」
まゆが笑顔で話しかけてきて…
「すいません、烏龍茶で…」
ちなみに席順は堀炬燵の机が2つ並んだ座敷で
つかさ、みさお、こなた
みゆき、あやの、かがみ
続いて
摩耶、悠、金剛
まゆ、氷室、亮、千草
と座っている。
「悠~お肉追加していい~?」
「おう、好きにしろ、ついでに此方にも肉5人前追加だ。」
「よ、ゆう太っ腹~」
「悠さん、ありがとうございます。」
「うんうん、もー悠君大好き~」
みさお、みゆきの後に摩耶の一言で笑いに包まれたが、悠は今の摩耶は女だと無理やり脳内変換し思い込む事にした…
「あむあむ…うん美味しい!」
「良い肉ですね、あ、豚肉追加でお願いします。」
「ガツガツ…ガツガツ、牛肉と野菜追加だ。」
「あ、俺はご飯特盛と魚介類も頼みます。」
摩耶、氷室、金剛、悠は物凄い量を食べていて…頼んだ物が来ると同時に次のオーダーをしている…
「はぁ~圧巻ね…」
「摩耶君て見た目より食べるね~」
「そうかな?毎日これくらいだよ?」
とこなたの問いに答える摩耶はご飯4杯目だ…
「皆さん、そんなに食べて太らないのですか?」
「あんまり体重意識した事無いしな…」
「皆体重どの位あるんだぁ?」
「俺は…多分73㌔前後かな?亮はどうだ?」
「ん~69㌔位だと思う。」
「僕はだいぶ落ちたから今は43㌔位かな」
「私は50㌔です。」
「俺は170~180㌔だ。」
「はぁ~皆それ相応なのね…」
かがみは1人1人を見て頷く。
「いや~違うぞかがみ。」
「うんうん、金剛君何か多分この中で一番低いと思うよ!」
悠と摩耶はにやにやと笑う。
「くす、金剛今体脂肪いくつ?」
千草が小さく笑って質問すると…
「体脂肪?確か…5,4…まぁ5%以内だな」
「「「「「5%!!?」」」」」
「はは。」
「あはは~」「くすくす」
悠、摩耶、千草は笑って他の皆が目を点にして驚く中…
「5%以内ですか、毎日の運動による燃焼率が気になりますね。」
氷室は驚いた様子は無く、メニューを見ながら呟く。
「いやいやいや、ないないあり得ないだろ…」
「全部本当だよ、金剛君の体重は殆んどが筋肉と血液だよ。だから金剛君水に浮かないからね~」
「落とし過ぎも注意だな。(更に細かく言えば…体内の血液をパンプアップ可能で、強靭な血管と体力の持ち主って事も有るけどな…)」
[パンプアップ:筋肉の一部に血液を流入させて強度とサイズを向上させる事]
金剛の場合それを操作出来腕や足を鉄の様に硬く出来る。全身のバンプも可能だが悠達には秘密にしている。