-夏編-シンクロニシティ(運命)
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それから数週経ち…
-体育会-
「であるからして、明日から夏休みに入りますが…」
校長のありがたい話を上の空で俺は隅の方で聞いていると…
「(悠少しはシャキッとしないか。)」
「(ってもよ~校長話長すぎさっさと終われオーラ皆から出てるの気が付かないのか?)」
「(行事の終りと始まりはきっちりと締めるのが大切だ。)」
堅すぎるなぁと声には出さず悠は口をうごかした。
「(何か言ったかい?)」
「(いえいえ、なぁ~んも言ってないっすよ。)」
「(……僕は別にお堅く止まる気は無いよ?ただけじめが大事と言いたいだけだ。)」
「(う……)」
口に出した覚えはないはずなのに…地獄耳め…
「…以上校長先生からのお話でした、最後に生徒代表よりお言葉を頂きます。生徒会長坂神まゆさん、会長補佐小鳥遊悠さんお願いします。」
「(ほら悠行くよ)」
「(へいへい。ま、俺はマイク下げるだけなんだけど。)」
まゆと悠は一礼してステージに上がって行き…
「皆夏休みが待ち遠しいと思うので僕の方からは1つだけだ有意義な夏休みを送って欲しい。」
パチパチパチ
パチパチパチ
パチパチパチ
生徒の気持ちもわかっていて簡潔な一言に拍車が沸く、こう言う所がまゆを支持しているのだなと悠は感心しつつマイクを片付けようとすると…
「では最後に生徒会長補佐である小鳥遊悠に締めてもらいたいと思う」
「なっ!」
まゆがとんでも無い無茶振りをしてくれやがりました…
「さ、お願いするよ。」
まゆは片付けようとしたマイクのスイッチを入れて握らせ…
パチパチパチパチパチパチ何故か一斉に待ってましたとばかりに拍車が起こる…
「え~…あ~…まずはまゆが言って様に夏休みは限界まで遊べ!」
「僕は有意義にと言ったけど限界まで遊べとは言って無いけどね。」
ドッ…まゆのツッコミに生徒は笑いだす。
「はい、そこ、ツッコミ禁止!あ~あと!夏休みがおわったら藤桜祭だ、何の因果か今年は俺がイベント実行委員になってやがる、夏休み中に色々考えとけ、どうせなら派手にやるからな!以上解散!」
パチパチパチ
ピューピュー
体育会中から拍車と口笛がなり騒がしいまま生徒は各々の教室に戻って行った。
-教室(3-B)-
教室に戻った後、黒井先生から大量の宿題と夏休み中の注意を受け、解放となり…晴れて夏休みが開始された。
「よっ………しゃあ!夏休みーー!」
「ハイテンションだな…」
「そりゃな…さぁて亮、帰ろうぜ~!」
「あぁ、悠の家…」
「ちょーっと待たれよ!お二人さん!!」
席から立ち上がると同時にこなたがいきなり立ちふさがるが…
「俺の家で日程決めるか…あ、でも亮の家も行ってみたいな…」
悠はこなたを無視して進もうとする…
「ちょ!悠!無視しない!」
「おや、こなた居たのかぁ」
「わ、わざとらしい…」
「で、何か用事か?」
「折角夏休み入ったんだから遊びにいこーよー」
こなたはだだっ子の様にバックを引っ張る…
「そうしたいのは山々だが、色々と準備したいしな…」
「あ、じゃあ池袋のドラゴン・タワー(竜の塔)は?」
………
悠と亮は顔を見合わせて首を傾げ…
「(おい、亮どうしようこなたがリアルと二次元世界の境を突破しちまったぞ…)」
「(悠こなたはきっと何かと言い間違えだけかも知れないぞ…)」
ヒソヒソ(だだ聞こえだが)と耳打ちしあっていると…
「今日はやけに人を小バカにするね~亮君も悠も…」
「こなた、何してんのよ皆待ってるわよ?」
「か~が~み~ん!」
「うわっ///な、なによ!」
ガバッ!
こなたはかがみに飛びつく様に抱きつく…
「悠と亮が馬鹿にするよ~」
「はぁ?……どうしたのこれ?」
かがみは胸に顔を埋めようとするこなたを押し退けつつ悠と亮を見る…
「いや、むしろ此方が聞きたい…」
「ドラゴン・タワーとか言い出してな…」
「池袋のドラゴン・タワーがどうかしたの?」
「「えっ?」」
「今日皆でドラゴン・タワー行くから、悠君達も誘おうって…」
「ちょいお待ちをかがみさん、ドラゴン・タワーってなんですか?」
「あれ?知らないの?池袋に最近出来た大型CITYみたいな物らしいわよ。」
「食料品から医療品まで何でも揃えてるんだよ~しかもアニメイトやゲマズとかもあるらしいよ~」
「…あ、マジで…俺はてっきりこなたの妄想かと…」
「う~!」
こなたは敵意のある目で睨んできた…
「あ~そりゃ仕方ないわね……それで、今日折角夏休みに入るから皆で騒ごうって話よ。」
「皆ってのは?」
「えと私にこなた、つかさにみゆき、あと日下部と峰岸と坂神会長ね。」
「そうか……悠どうする?」
「ん~、行くか!」
悠はこなたを制止しつつかがみに話を聞くと…一度着替えてから集合らしいので皆一度家に帰り池袋駅に集合と言うことになった。
-悠の家前-
「さぁて…行くか…」
財布、携帯、iPodを持った事を確認し、家の鍵を閉めて出ていくと…
「お、ぐっとタイミング!」
「やほ~」
丁度こなたと合流し一緒に行くことにした。
「珍しいね、バック持ってるなんて。」
悠は黒色で表面にピンバッチを幾つか着けた移動に便利そうなバックを掛けている。
「たいした物は入ってねーよ、ノート、筆記具位だ」
「ノートに筆記具?」
「一応亮と夏の予定決めるからな。」
悠はピッ、ピッとiPodを操作しながら説明する。
「あ~…悠本当にず~~~っと修行するの?」
「はは、どうかな…とりあえず一週間は泊まり掛けだな…」
「山籠りとか?」
「いや、ひなびた温泉宿で宿を借りて朝から夜まで鍛練して夜はのんびり温泉だな。」
鍛練と言う言葉を除けば普通の小旅行をイメージさせる。
「そんな場所あるの?」
「ん、あてはある……(ちょっと問題もあるけど…)」
「…なぁ~んか楽しそうだね~私もついて行こうかな~ん」
「未成年がしかも男女で旅行何か行けねぇよ。」
「む!そう言う悠だって未成年じゃん!」
悠は痛い所をつかれたと苦笑いする。
話をしながら駅に向かっていると途中で亮と会い何故か千草が隣に居て。「ドラゴン・タワー私も行ってみたかったのよ」との事だ…
-体育会-
「であるからして、明日から夏休みに入りますが…」
校長のありがたい話を上の空で俺は隅の方で聞いていると…
「(悠少しはシャキッとしないか。)」
「(ってもよ~校長話長すぎさっさと終われオーラ皆から出てるの気が付かないのか?)」
「(行事の終りと始まりはきっちりと締めるのが大切だ。)」
堅すぎるなぁと声には出さず悠は口をうごかした。
「(何か言ったかい?)」
「(いえいえ、なぁ~んも言ってないっすよ。)」
「(……僕は別にお堅く止まる気は無いよ?ただけじめが大事と言いたいだけだ。)」
「(う……)」
口に出した覚えはないはずなのに…地獄耳め…
「…以上校長先生からのお話でした、最後に生徒代表よりお言葉を頂きます。生徒会長坂神まゆさん、会長補佐小鳥遊悠さんお願いします。」
「(ほら悠行くよ)」
「(へいへい。ま、俺はマイク下げるだけなんだけど。)」
まゆと悠は一礼してステージに上がって行き…
「皆夏休みが待ち遠しいと思うので僕の方からは1つだけだ有意義な夏休みを送って欲しい。」
パチパチパチ
パチパチパチ
パチパチパチ
生徒の気持ちもわかっていて簡潔な一言に拍車が沸く、こう言う所がまゆを支持しているのだなと悠は感心しつつマイクを片付けようとすると…
「では最後に生徒会長補佐である小鳥遊悠に締めてもらいたいと思う」
「なっ!」
まゆがとんでも無い無茶振りをしてくれやがりました…
「さ、お願いするよ。」
まゆは片付けようとしたマイクのスイッチを入れて握らせ…
パチパチパチパチパチパチ何故か一斉に待ってましたとばかりに拍車が起こる…
「え~…あ~…まずはまゆが言って様に夏休みは限界まで遊べ!」
「僕は有意義にと言ったけど限界まで遊べとは言って無いけどね。」
ドッ…まゆのツッコミに生徒は笑いだす。
「はい、そこ、ツッコミ禁止!あ~あと!夏休みがおわったら藤桜祭だ、何の因果か今年は俺がイベント実行委員になってやがる、夏休み中に色々考えとけ、どうせなら派手にやるからな!以上解散!」
パチパチパチ
ピューピュー
体育会中から拍車と口笛がなり騒がしいまま生徒は各々の教室に戻って行った。
-教室(3-B)-
教室に戻った後、黒井先生から大量の宿題と夏休み中の注意を受け、解放となり…晴れて夏休みが開始された。
「よっ………しゃあ!夏休みーー!」
「ハイテンションだな…」
「そりゃな…さぁて亮、帰ろうぜ~!」
「あぁ、悠の家…」
「ちょーっと待たれよ!お二人さん!!」
席から立ち上がると同時にこなたがいきなり立ちふさがるが…
「俺の家で日程決めるか…あ、でも亮の家も行ってみたいな…」
悠はこなたを無視して進もうとする…
「ちょ!悠!無視しない!」
「おや、こなた居たのかぁ」
「わ、わざとらしい…」
「で、何か用事か?」
「折角夏休み入ったんだから遊びにいこーよー」
こなたはだだっ子の様にバックを引っ張る…
「そうしたいのは山々だが、色々と準備したいしな…」
「あ、じゃあ池袋のドラゴン・タワー(竜の塔)は?」
………
悠と亮は顔を見合わせて首を傾げ…
「(おい、亮どうしようこなたがリアルと二次元世界の境を突破しちまったぞ…)」
「(悠こなたはきっと何かと言い間違えだけかも知れないぞ…)」
ヒソヒソ(だだ聞こえだが)と耳打ちしあっていると…
「今日はやけに人を小バカにするね~亮君も悠も…」
「こなた、何してんのよ皆待ってるわよ?」
「か~が~み~ん!」
「うわっ///な、なによ!」
ガバッ!
こなたはかがみに飛びつく様に抱きつく…
「悠と亮が馬鹿にするよ~」
「はぁ?……どうしたのこれ?」
かがみは胸に顔を埋めようとするこなたを押し退けつつ悠と亮を見る…
「いや、むしろ此方が聞きたい…」
「ドラゴン・タワーとか言い出してな…」
「池袋のドラゴン・タワーがどうかしたの?」
「「えっ?」」
「今日皆でドラゴン・タワー行くから、悠君達も誘おうって…」
「ちょいお待ちをかがみさん、ドラゴン・タワーってなんですか?」
「あれ?知らないの?池袋に最近出来た大型CITYみたいな物らしいわよ。」
「食料品から医療品まで何でも揃えてるんだよ~しかもアニメイトやゲマズとかもあるらしいよ~」
「…あ、マジで…俺はてっきりこなたの妄想かと…」
「う~!」
こなたは敵意のある目で睨んできた…
「あ~そりゃ仕方ないわね……それで、今日折角夏休みに入るから皆で騒ごうって話よ。」
「皆ってのは?」
「えと私にこなた、つかさにみゆき、あと日下部と峰岸と坂神会長ね。」
「そうか……悠どうする?」
「ん~、行くか!」
悠はこなたを制止しつつかがみに話を聞くと…一度着替えてから集合らしいので皆一度家に帰り池袋駅に集合と言うことになった。
-悠の家前-
「さぁて…行くか…」
財布、携帯、iPodを持った事を確認し、家の鍵を閉めて出ていくと…
「お、ぐっとタイミング!」
「やほ~」
丁度こなたと合流し一緒に行くことにした。
「珍しいね、バック持ってるなんて。」
悠は黒色で表面にピンバッチを幾つか着けた移動に便利そうなバックを掛けている。
「たいした物は入ってねーよ、ノート、筆記具位だ」
「ノートに筆記具?」
「一応亮と夏の予定決めるからな。」
悠はピッ、ピッとiPodを操作しながら説明する。
「あ~…悠本当にず~~~っと修行するの?」
「はは、どうかな…とりあえず一週間は泊まり掛けだな…」
「山籠りとか?」
「いや、ひなびた温泉宿で宿を借りて朝から夜まで鍛練して夜はのんびり温泉だな。」
鍛練と言う言葉を除けば普通の小旅行をイメージさせる。
「そんな場所あるの?」
「ん、あてはある……(ちょっと問題もあるけど…)」
「…なぁ~んか楽しそうだね~私もついて行こうかな~ん」
「未成年がしかも男女で旅行何か行けねぇよ。」
「む!そう言う悠だって未成年じゃん!」
悠は痛い所をつかれたと苦笑いする。
話をしながら駅に向かっていると途中で亮と会い何故か千草が隣に居て。「ドラゴン・タワー私も行ってみたかったのよ」との事だ…