-夏編-シンクロニシティ(運命)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「それで…授業中に抜け出して何をしていたんだい?」
静な重圧が亮と悠を縛っている…
「…」
「…いや、その…シャドーボクシングを…」
「シャドーボクシング?……この雨の中?」
「はい…」「ああ…」
「君たちは……最近少しは大人しくしていると思ったら…」
説教モードに入る、まゆだが…
タタッタタッ…
後ろから足音が聞こえ
「あの…坂神さん、悠さんも亮さんも濡れていますし…」
「このままにして、風邪引かすのも可哀想ですから…」
振り向くとみゆきとかがみが何処からかタオルを持って来てくれていた。
「む……はぁ…確かにずぶ濡れだね、早く拭きなよ。」
まゆは小さくため息を吐き、かがみは亮にみゆきは悠にタオルを渡す。
「あぁ、助かる。かがみ」
「さんきゅ~、みゆき~」
ワシワシワシワシ…
二人は説教が無くなって助かった~の顔を悟られ無いように頭を拭き始める…
「ふぅ…さっぱり…」
「っか悠、お前服まで確りと濡れてるから水滴ってるぞ?脱いだらどうだ?」
「ん?そうだな…
亮は頭と肩が濡れた程度だが悠はずっぷり濡れていて足元に水溜まりが出来かけている…
ピチャン…
「…悠腕どうかしたのか?」
「へっ?」
まゆの口調と目つきが険しくなる…
ピチャン…ピチャン…
「…!(おい!悠足元!)」
亮の耳打ちにチラッと足元を見ると…
ピチャン…
「あ…」
水滴に混じり赤い雫が落ちている…
「腕を見せてみろ、悠」
「いや、何でも無いから!平気だから!」
「いいから!ほら!」
グイィィ
後に回している右腕を引っ張られ…
「なんだこれは…」
「ちょ!悠君?!」
「!悠さん!腕どうかしたのですか!」
悠の右袖は赤い染みが広がっていて、時折雫を落とす…
「あちゃ~…染みてやがる…」
悠は慌ててカッターシャツを脱ぐ
「…悠その傷は?」
傷は既に塞がりつつあるがまるで鋭利な刃物で斬られた様な大きな傷痕だ…
「ん~?名誉の負傷?」
「ふざけて…」
「ふざけて無いぜ?この傷は俺の誇りだ。」
悠は言葉を遮り真っ直ぐな瞳でまゆを見る。
「まぁ悠落ち着けよ、坂神もいいじゃ無いか。」
「そうだな…それで何か用事か?」
「はい、救急特別委員会をする事になり、悠さんを探していたのですが…」
「その格好じゃ委員会処じゃ無いわね…」
「…はぁ、悠今回は出なくていいが、二人とも今すぐ教室に戻るように。」
「はいよ」「ああ…」
そう言われ、悠と亮は大人しく教室に戻り。
-教室-
「は…は…ハックシュン!!」
下着まですぶ濡れで悠は盛大なくしゃみをする…
「はい、今の悠を諺で表すと?」
「えと…濡れ手で粟?」
「つかさ…濡れてるからってそれはないぞ…」
「自業自得って言うのが正~解~!
「うる…せ…クシュン!」
「わっ!汚な!」
こなたは悠の前に居たため唾がかかる…
「っ…風邪引く前に帰る…じゃあな。」
悠は濡れたカッターシャツの袖を腰に縛り付け、バックを肩に掛け教室から出ていく。
… … …
-職員室-
途中下校と言うことになり各クラスの委員長は担任の話を聞き終え…
「はい、では失礼します。」
「あぁ、ほな気ぃつけてな~」
職員を出て教室に戻ろうと歩いていくと
「クシュン…」
「あ、悠さん」
バックを肩に掛け、カッターシャツを腰に巻いて、まだ水が滴っている悠さんと会い…
「お、みゆき、悪い先帰る適当に誤魔化し頼む。」
「はい、大丈夫ですよ、途中下校が決まりましたから。」
「そか、それで職員室からでてきたのか。」
「はい。」
「それじゃ、お先に」
「はい、では…気を付けて」
悠さんは歩いて行き、私は手を振っていると…
「あ、そだ!…黒井先生に仕事押し付けられなかったか?」
「え、あ…大丈夫です、けど今晩は泊まりみたいでした。」
「黒井先生が?」
「はい、雨の中帰るのも面倒だからだそうです。」
「はぁ~、黒井先生らしいな…ん、じゃまたな。」
「はい。」
今度は本当に悠は帰っていき、みゆきは教室に戻り、途中下校の報告をすました。
静な重圧が亮と悠を縛っている…
「…」
「…いや、その…シャドーボクシングを…」
「シャドーボクシング?……この雨の中?」
「はい…」「ああ…」
「君たちは……最近少しは大人しくしていると思ったら…」
説教モードに入る、まゆだが…
タタッタタッ…
後ろから足音が聞こえ
「あの…坂神さん、悠さんも亮さんも濡れていますし…」
「このままにして、風邪引かすのも可哀想ですから…」
振り向くとみゆきとかがみが何処からかタオルを持って来てくれていた。
「む……はぁ…確かにずぶ濡れだね、早く拭きなよ。」
まゆは小さくため息を吐き、かがみは亮にみゆきは悠にタオルを渡す。
「あぁ、助かる。かがみ」
「さんきゅ~、みゆき~」
ワシワシワシワシ…
二人は説教が無くなって助かった~の顔を悟られ無いように頭を拭き始める…
「ふぅ…さっぱり…」
「っか悠、お前服まで確りと濡れてるから水滴ってるぞ?脱いだらどうだ?」
「ん?そうだな…
亮は頭と肩が濡れた程度だが悠はずっぷり濡れていて足元に水溜まりが出来かけている…
ピチャン…
「…悠腕どうかしたのか?」
「へっ?」
まゆの口調と目つきが険しくなる…
ピチャン…ピチャン…
「…!(おい!悠足元!)」
亮の耳打ちにチラッと足元を見ると…
ピチャン…
「あ…」
水滴に混じり赤い雫が落ちている…
「腕を見せてみろ、悠」
「いや、何でも無いから!平気だから!」
「いいから!ほら!」
グイィィ
後に回している右腕を引っ張られ…
「なんだこれは…」
「ちょ!悠君?!」
「!悠さん!腕どうかしたのですか!」
悠の右袖は赤い染みが広がっていて、時折雫を落とす…
「あちゃ~…染みてやがる…」
悠は慌ててカッターシャツを脱ぐ
「…悠その傷は?」
傷は既に塞がりつつあるがまるで鋭利な刃物で斬られた様な大きな傷痕だ…
「ん~?名誉の負傷?」
「ふざけて…」
「ふざけて無いぜ?この傷は俺の誇りだ。」
悠は言葉を遮り真っ直ぐな瞳でまゆを見る。
「まぁ悠落ち着けよ、坂神もいいじゃ無いか。」
「そうだな…それで何か用事か?」
「はい、救急特別委員会をする事になり、悠さんを探していたのですが…」
「その格好じゃ委員会処じゃ無いわね…」
「…はぁ、悠今回は出なくていいが、二人とも今すぐ教室に戻るように。」
「はいよ」「ああ…」
そう言われ、悠と亮は大人しく教室に戻り。
-教室-
「は…は…ハックシュン!!」
下着まですぶ濡れで悠は盛大なくしゃみをする…
「はい、今の悠を諺で表すと?」
「えと…濡れ手で粟?」
「つかさ…濡れてるからってそれはないぞ…」
「自業自得って言うのが正~解~!
「うる…せ…クシュン!」
「わっ!汚な!」
こなたは悠の前に居たため唾がかかる…
「っ…風邪引く前に帰る…じゃあな。」
悠は濡れたカッターシャツの袖を腰に縛り付け、バックを肩に掛け教室から出ていく。
… … …
-職員室-
途中下校と言うことになり各クラスの委員長は担任の話を聞き終え…
「はい、では失礼します。」
「あぁ、ほな気ぃつけてな~」
職員を出て教室に戻ろうと歩いていくと
「クシュン…」
「あ、悠さん」
バックを肩に掛け、カッターシャツを腰に巻いて、まだ水が滴っている悠さんと会い…
「お、みゆき、悪い先帰る適当に誤魔化し頼む。」
「はい、大丈夫ですよ、途中下校が決まりましたから。」
「そか、それで職員室からでてきたのか。」
「はい。」
「それじゃ、お先に」
「はい、では…気を付けて」
悠さんは歩いて行き、私は手を振っていると…
「あ、そだ!…黒井先生に仕事押し付けられなかったか?」
「え、あ…大丈夫です、けど今晩は泊まりみたいでした。」
「黒井先生が?」
「はい、雨の中帰るのも面倒だからだそうです。」
「はぁ~、黒井先生らしいな…ん、じゃまたな。」
「はい。」
今度は本当に悠は帰っていき、みゆきは教室に戻り、途中下校の報告をすました。