-夏編-シンクロニシティ(運命)
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ザーザーザーザー…
「雨すごい事になってきたね~」
「天気予報で言ってたより凄い振り方だけど…」
つかさとこなたは雨から豪雨に変わりつつある窓の外を眺める…
「悠さんどちらに行かれたのでしょうか…」
… … …
「さて、では亮君に新技をお見せして驚愕して貰おう。」
「もぅ、十分驚愕したけどな…」
いきなり大技を見せられたのだから当然だ…
「いや、はは…まぁこっからが本番だから。」
そう言うと何故か悠は胸ポケットからIポッドを取りだし耳にイヤホンを着ける…
「?悠何の真似だ?」
「~♪~♪準備OK、さっ、好きなだけ攻撃してこい。」
「……遠慮なく!」
中段へ右、左、右の連続突きの後、半身を捻る様に下段回蹴り!そしてそのまま身を屈め顎めがけて、真上への掌底アッパー!………
「~♪~♪」
「な…」
悠は突きをバックステップ(×3)でギリギリ射程外に離れ、右股辺り目掛け放たれた蹴りは小さく跳ね、とどめの掌底は首を後に倒し紙一重で避けた…
「~♪~♪」
「くっ!」
悠は余裕の表情で何もせず動きを止めている。
「何で当たらない…」
「~♪…かっこよく言えば完全回避♪」
悠はRYTHEMに乗りながら話す。
「完全回避…?」
「そっ…知り合いでな、俺の攻撃を全部避けた奴が居てな…」
「…(どんな鬼者(ばけもの)だ…)」
「そいつは五感の内視覚と聴覚を塞いで、達人級の回避能力を覚醒さすんだ…っで真似てみたら…」
「出来たのか…」
「いや、これが大失敗!弾幕にさらされた…」
「弾幕?」
「ん、まぁそれは置いといて…俺は元々避ける事より受け(ガード)る方が多かった、肉を切らせて骨を絶つ(クロスカウンタータイプ)だからな。」
「クロスカウンター」と「カウンター」これは似て非なる物だ。
「クロスカウンター」とは打たれと同時に打ち返す事
それに対し「カウンター」とは打たれた攻撃を回避して更に打ち返す事。
「俺は確実な反撃(カウンタータイプ)か…」
「だな…けど、俺はどうしてもこの技は欲しくてな…自分用に改良した…それがこれだ!」
悠はビシッと耳に着いているイヤホンを指をさす。
「イヤ…ホン?」
「そだ、視覚、聴覚を捨てても俺は集中出来ず回避出来なかった、そこで逆説「集中」する事が出来たなら回避出来ると思ってな…俺は「音」を捨てた。」
「音を?」
「あぁ、周りの全ての「外音」を1つの「音」にして「大気の音」を詠むことができた…」
「??」
段々と悠の言っている意味が分からなくなってきた
「…ざっくばらんに言うと、俺は音(音楽)に集中してる間は攻撃が当たらない訳だ」
「な、無茶苦茶な…」
実際無茶苦茶だった、星凪の回避は、正確には風の流を肌で感じて避ける技なのだ。空気には流れがある、例えば、手でパタパタと扇ぐと微かにだが風が流れ肌で風を感じる…
ならパンチや蹴り、物が飛んできたりする場合も空気は動き、風の流れを作る。星凪はその微細な風を瞬時に感じとり、どの方向からどんな物がどのように来るかが分かり避ける事が出来る完全回避だ。(目と耳を塞ぐ理由は無意識的に視覚や聴覚を優先し、判断が鈍くなるから)っと理にかなった技術だ。
しかし悠の場合は別物になっていた、音楽に集中し、他の音を全て雑音(ノイズ)として選別し、歩く音や拳の動く音を聞き取り避けるのだ。この技は悠だから出来ると言っても良い何しろ「音楽を聞いている」のに「僅にしかも微細な雑音」を聞き取りそして、「攻撃を避ける」と理屈も何も無視した技だ…
二人の違う所は二感を捨てて他の感覚を一気に引き延ばす星凪に対し悠は聴覚のみに集中し、他の感覚を全て捨てるだ。そして、決定的に悠は回避体勢に入ると攻撃が出来ない、自分の動きも雑音としてしまうからだ。
「…つまり、こっちが動かないと使えないし、回避体勢中は攻撃されないと?」
「ん、まぁそうだな音が止まれば動けないからな~♪」
「じゃあ…これか…」
亮は半歩足を前に開き、少し腰を落とし…腕を肘から少し曲げ…
「~♪~♪(まぁ嘘だけど♪全部は教えないさ♪)」
速破突・亮の用いる技の中で最速、最大、最技の突き…
「まさか、未完成だから使えるとわな…」
「~♪それはどうかな?~♪(ま、その為のテストだからな、亮悪いが実験さしてもらうぜ…)」
「いくぞ?」
「~♪おう~♪」
10秒…20秒…
その数十秒の間に…いや、二人の男の間には一体どれ程の時が流れただろう…
「ははっ~♪」「ふっ…」
キュパッ…バッ…
カッ!ドォオォォン!?
… … … …
「雨すごい事になってきたね~」
「天気予報で言ってたより凄い振り方だけど…」
つかさとこなたは雨から豪雨に変わりつつある窓の外を眺める…
「悠さんどちらに行かれたのでしょうか…」
… … …
「さて、では亮君に新技をお見せして驚愕して貰おう。」
「もぅ、十分驚愕したけどな…」
いきなり大技を見せられたのだから当然だ…
「いや、はは…まぁこっからが本番だから。」
そう言うと何故か悠は胸ポケットからIポッドを取りだし耳にイヤホンを着ける…
「?悠何の真似だ?」
「~♪~♪準備OK、さっ、好きなだけ攻撃してこい。」
「……遠慮なく!」
中段へ右、左、右の連続突きの後、半身を捻る様に下段回蹴り!そしてそのまま身を屈め顎めがけて、真上への掌底アッパー!………
「~♪~♪」
「な…」
悠は突きをバックステップ(×3)でギリギリ射程外に離れ、右股辺り目掛け放たれた蹴りは小さく跳ね、とどめの掌底は首を後に倒し紙一重で避けた…
「~♪~♪」
「くっ!」
悠は余裕の表情で何もせず動きを止めている。
「何で当たらない…」
「~♪…かっこよく言えば完全回避♪」
悠はRYTHEMに乗りながら話す。
「完全回避…?」
「そっ…知り合いでな、俺の攻撃を全部避けた奴が居てな…」
「…(どんな鬼者(ばけもの)だ…)」
「そいつは五感の内視覚と聴覚を塞いで、達人級の回避能力を覚醒さすんだ…っで真似てみたら…」
「出来たのか…」
「いや、これが大失敗!弾幕にさらされた…」
「弾幕?」
「ん、まぁそれは置いといて…俺は元々避ける事より受け(ガード)る方が多かった、肉を切らせて骨を絶つ(クロスカウンタータイプ)だからな。」
「クロスカウンター」と「カウンター」これは似て非なる物だ。
「クロスカウンター」とは打たれと同時に打ち返す事
それに対し「カウンター」とは打たれた攻撃を回避して更に打ち返す事。
「俺は確実な反撃(カウンタータイプ)か…」
「だな…けど、俺はどうしてもこの技は欲しくてな…自分用に改良した…それがこれだ!」
悠はビシッと耳に着いているイヤホンを指をさす。
「イヤ…ホン?」
「そだ、視覚、聴覚を捨てても俺は集中出来ず回避出来なかった、そこで逆説「集中」する事が出来たなら回避出来ると思ってな…俺は「音」を捨てた。」
「音を?」
「あぁ、周りの全ての「外音」を1つの「音」にして「大気の音」を詠むことができた…」
「??」
段々と悠の言っている意味が分からなくなってきた
「…ざっくばらんに言うと、俺は音(音楽)に集中してる間は攻撃が当たらない訳だ」
「な、無茶苦茶な…」
実際無茶苦茶だった、星凪の回避は、正確には風の流を肌で感じて避ける技なのだ。空気には流れがある、例えば、手でパタパタと扇ぐと微かにだが風が流れ肌で風を感じる…
ならパンチや蹴り、物が飛んできたりする場合も空気は動き、風の流れを作る。星凪はその微細な風を瞬時に感じとり、どの方向からどんな物がどのように来るかが分かり避ける事が出来る完全回避だ。(目と耳を塞ぐ理由は無意識的に視覚や聴覚を優先し、判断が鈍くなるから)っと理にかなった技術だ。
しかし悠の場合は別物になっていた、音楽に集中し、他の音を全て雑音(ノイズ)として選別し、歩く音や拳の動く音を聞き取り避けるのだ。この技は悠だから出来ると言っても良い何しろ「音楽を聞いている」のに「僅にしかも微細な雑音」を聞き取りそして、「攻撃を避ける」と理屈も何も無視した技だ…
二人の違う所は二感を捨てて他の感覚を一気に引き延ばす星凪に対し悠は聴覚のみに集中し、他の感覚を全て捨てるだ。そして、決定的に悠は回避体勢に入ると攻撃が出来ない、自分の動きも雑音としてしまうからだ。
「…つまり、こっちが動かないと使えないし、回避体勢中は攻撃されないと?」
「ん、まぁそうだな音が止まれば動けないからな~♪」
「じゃあ…これか…」
亮は半歩足を前に開き、少し腰を落とし…腕を肘から少し曲げ…
「~♪~♪(まぁ嘘だけど♪全部は教えないさ♪)」
速破突・亮の用いる技の中で最速、最大、最技の突き…
「まさか、未完成だから使えるとわな…」
「~♪それはどうかな?~♪(ま、その為のテストだからな、亮悪いが実験さしてもらうぜ…)」
「いくぞ?」
「~♪おう~♪」
10秒…20秒…
その数十秒の間に…いや、二人の男の間には一体どれ程の時が流れただろう…
「ははっ~♪」「ふっ…」
キュパッ…バッ…
カッ!ドォオォォン!?
… … … …