-夏編-シンクロニシティ(運命)
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「……」
「悠…起きろ、悠!」
「んっ!あ、ここは…!」
「寝ぼけてるのか?屋上だよ。」
亮は見下ろす様に悠の頭元に立っている…
「亮?……あぁ俺寝てたのか…どの位だ?」
「えと……5分位です。」
「5分…あん?5分だと!」
ズタン!飛び上がる様に起き、ゆたかの方を見る。
「え、あの…何か…?」
「あ…いや…5分か…(あっちは大変だな)…って何で起こした亮?」
「寝ぼけ過ぎだ…」
亮は↑を指差してため息を吐く…
「あん…」
空を見上げると曇天…いつ雨が降って来てもおかしく無い…と言うかポッポッと降り始めた…
「何なら雨ざらしの方が良かったか?」
「酷いやつめ…」
「あはは」
亮、ゆたか、悠で笑っていると
「3人とも~風邪ひきマスよ~」
「早く入るっす~」
パティ、ひよりに呼ばれ慌てて亮とゆたかは走っていき…
「…雨か…(寝たらまた会えるかな?)」
雨空を見上げていると…
「悠何してる~?」
「おぉ~今行く~」
本降りになる前に教室に戻った…
-3-B教室-
「あ~あ…試したい技あったのに…」
「何?」
「あ、いや…」
「まだ、かくし球があるのか…」
「そりゃな…我流(オリジナル)技・音避とか」
「おんひょう?」
「おう。(我流とか言ったけどベースは星凪の技だった…)」
「どんな、技なんだ?」
「ひ・み・つ♪」
可愛く言ったつもりだったが、次の瞬間、顔面目掛け拳が飛んできた…頭下げなかった当たってぞ…亮。
「あの…お取り込み中すみません。」
更に拳を避け続けているとみゆきが話し掛けて良いのか?と困惑した表情で声を掛けてきた。
「あん?どうした?みゆき」
「はい、黒井先生に呼んで来るようにと…」
「うぇ~…また委員会関係?」
「用件は分かりませんが、多分そうかと…」
「はぁ…OK行くよ。」
渋々と立ち上がりみゆきと職員室に向かうことにした。
-職員室-
「おぉ、ご苦労様やな、高良に悠。」
「何の用事っすか?」
「資料の整理ですか?」
俺とみゆきはあからさまに山積みになって居る紙の山をみる…
「いや、これはちゃうで、やりたい言うなら遠慮せんでも…」
「全力で遠慮します。」
みゆきが「やります」と言い出さない内に確りと断った。黒井先生は少し(大分)残念な顔をしていたが…
「コホン、それで、用件はな昼から職員会議になったんや、それで自習やからそれを伝えとこおもてな。」
「自習!やった!」
「悠~自習がそんなに嬉しいか?ん~?」
ぎゅ~っと黒井先生は悠の頬っぺたを引っ張る。
「ひてて、ひょんなこほふぁいです(痛てて、そんな事無いです。)」
「くす、では、伝えてきます。」
「おぉ、ほな頼むわ、高良。」
みゆきは一礼して職員室を出ていくが…
「ひぇんひぇい、いひゅまでふぉれはひっはられたままでふか?(先生、いつまで俺は引っ張られたままですか?)」
俺はまだ黒井先生に頬っぺたをつままれていた…
「すまんすまん、意外とやらかかったから。」
「柔らかいってこっちは痛いっすよ…」
「それはさておき…」
さておかれてしまった…
「弁当ありがとな、ごっつ旨かったで。」
黒井先生は弁当箱を返してきて
「そりゃよかったっす。」
「泉達が悠の弁当に夢中なるんも分かるわ。」
「はは、褒め過ぎですよ、1人暮しで料理は生命線ですからね、嫌でも上手くなります。」
悠は珍しく照れ気味に答える。
「ほな、また作ってきてや。」
「へっ?」
「あはは、冗談や冗談。ほな、行ってええで。」
「わかりました。失礼します。」
弁当箱を持って悠も職員室から出ていく…
「さぁて…これどないしよ…」
山積みの紙に項垂れてしまう…黒井先生だった…
「悠…起きろ、悠!」
「んっ!あ、ここは…!」
「寝ぼけてるのか?屋上だよ。」
亮は見下ろす様に悠の頭元に立っている…
「亮?……あぁ俺寝てたのか…どの位だ?」
「えと……5分位です。」
「5分…あん?5分だと!」
ズタン!飛び上がる様に起き、ゆたかの方を見る。
「え、あの…何か…?」
「あ…いや…5分か…(あっちは大変だな)…って何で起こした亮?」
「寝ぼけ過ぎだ…」
亮は↑を指差してため息を吐く…
「あん…」
空を見上げると曇天…いつ雨が降って来てもおかしく無い…と言うかポッポッと降り始めた…
「何なら雨ざらしの方が良かったか?」
「酷いやつめ…」
「あはは」
亮、ゆたか、悠で笑っていると
「3人とも~風邪ひきマスよ~」
「早く入るっす~」
パティ、ひよりに呼ばれ慌てて亮とゆたかは走っていき…
「…雨か…(寝たらまた会えるかな?)」
雨空を見上げていると…
「悠何してる~?」
「おぉ~今行く~」
本降りになる前に教室に戻った…
-3-B教室-
「あ~あ…試したい技あったのに…」
「何?」
「あ、いや…」
「まだ、かくし球があるのか…」
「そりゃな…我流(オリジナル)技・音避とか」
「おんひょう?」
「おう。(我流とか言ったけどベースは星凪の技だった…)」
「どんな、技なんだ?」
「ひ・み・つ♪」
可愛く言ったつもりだったが、次の瞬間、顔面目掛け拳が飛んできた…頭下げなかった当たってぞ…亮。
「あの…お取り込み中すみません。」
更に拳を避け続けているとみゆきが話し掛けて良いのか?と困惑した表情で声を掛けてきた。
「あん?どうした?みゆき」
「はい、黒井先生に呼んで来るようにと…」
「うぇ~…また委員会関係?」
「用件は分かりませんが、多分そうかと…」
「はぁ…OK行くよ。」
渋々と立ち上がりみゆきと職員室に向かうことにした。
-職員室-
「おぉ、ご苦労様やな、高良に悠。」
「何の用事っすか?」
「資料の整理ですか?」
俺とみゆきはあからさまに山積みになって居る紙の山をみる…
「いや、これはちゃうで、やりたい言うなら遠慮せんでも…」
「全力で遠慮します。」
みゆきが「やります」と言い出さない内に確りと断った。黒井先生は少し(大分)残念な顔をしていたが…
「コホン、それで、用件はな昼から職員会議になったんや、それで自習やからそれを伝えとこおもてな。」
「自習!やった!」
「悠~自習がそんなに嬉しいか?ん~?」
ぎゅ~っと黒井先生は悠の頬っぺたを引っ張る。
「ひてて、ひょんなこほふぁいです(痛てて、そんな事無いです。)」
「くす、では、伝えてきます。」
「おぉ、ほな頼むわ、高良。」
みゆきは一礼して職員室を出ていくが…
「ひぇんひぇい、いひゅまでふぉれはひっはられたままでふか?(先生、いつまで俺は引っ張られたままですか?)」
俺はまだ黒井先生に頬っぺたをつままれていた…
「すまんすまん、意外とやらかかったから。」
「柔らかいってこっちは痛いっすよ…」
「それはさておき…」
さておかれてしまった…
「弁当ありがとな、ごっつ旨かったで。」
黒井先生は弁当箱を返してきて
「そりゃよかったっす。」
「泉達が悠の弁当に夢中なるんも分かるわ。」
「はは、褒め過ぎですよ、1人暮しで料理は生命線ですからね、嫌でも上手くなります。」
悠は珍しく照れ気味に答える。
「ほな、また作ってきてや。」
「へっ?」
「あはは、冗談や冗談。ほな、行ってええで。」
「わかりました。失礼します。」
弁当箱を持って悠も職員室から出ていく…
「さぁて…これどないしよ…」
山積みの紙に項垂れてしまう…黒井先生だった…