-夏編-シンクロニシティ(運命)
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-屋上階段-
「久しぶりの屋上だね。」
「…うん」
ゆたかは楽しそうに階段をあがって行き、その後でみなみは落ちないかと少し心配気味にゆたかに返事をする。
「天気の良い日のランチは屋上に限りマスね~」
「そうっすね~」
更にパティとひよりも着いて上がって行くと…
…パァン……
「?今…何か聞こえなかったみなみちゃん?」
「…うん、何か破裂するみたいな音が…」
「そうっすか?」
「私も聞こえマシタよ。」
四人は今一度耳を澄ましてみると
…パァン…
「上から聞こえるっすね…」
破裂するような音の発信源は屋上にある様だ…
「…何か…居るのかな?」
ゆたかは扉の前で不安な顔をするが…
「一見は百聞に如かずデスよ!」
「パティ中々渋い日本語知ってるっすね…」
扉を開け見ると…
ガアアァァァギゴォ゙ン!!
「「「!??」」」
4人の目の前に黒い塊が横切り、落下防止用のフェンスに衝突してフェンスは派手な音をたてひしゃげている…
「な、何…今の…?」
扉を完全に開いて何が飛んだのか確認しようとすると…
「だ、大丈夫か!」
驚きと焦りを織り混ぜた顔情をした亮が先に扉を開いた。
「り、亮先輩!」
「今のは何デスか!?亮!」
「あ……そうだ!悠!」
亮は質問を無視してひしゃげたフェンスに向かい…
その後をゆたか達も続くと…
「っ………背中痛ぇ…」
「「「悠先輩!?」」」
フェンスにめり込み、ガシャガシャとフェンスから出てくる悠に唖然とする…
… … …
「痛っ~、背中どうなってる?」
カッターシャツを脱いで、シャツを捲り、みなみに確認してもらうと
「…網目状に赤くなってます。」
「焼き魚みたいだな…」
背中はどうやらフェンスの痕が付いていて妙なSMプレイでもしたようになって居るのだろう…
「…一体何が?」
「ん?亮に殴られた。」
「…え?」「嘘…」「…」「On…」
女性陣、四人の冷たい視線が一斉に亮に突きささる
「待て!ちゃんと説明しろよ!」
「ひひひ、殴られたのは本当だけど、俺が殴ってくれって頼んだ。」
悠は亮の困り顔を見て笑い説明する。
「殴ってくれって…悠先輩ってM」
「ん?何か言ったか?ひより?」
ひゅっ…ひゅっ…
でこぴんが風切り音を鳴らす
「い、いや!何も言ってないっす。」
「コホン…亮の新技を受けたんだ、そしたら思いの外な…」
「いや、俺もあんな事になるとは思わなかった…」
「どんな技デスか!波○拳?気功○?」
「「いやいや、んな技じゃない…」」
悠と亮は波動何か出ないと手を左右に降る。
「たしか…足を開いて…」
悠は一歩分ほど右足を縦に開き膝を少し曲げ…
「はっ!」
拳を突き出した
ビュバッ…
「速っ…無茶苦茶速いっすね!」
「音が違うな…これじゃただの正拳突きだ…」
素人目から見てもかなり威力の有りそうな拳だったが悠は違うと首を傾げる。
「こうだ…」
構えは同じで亮が拳を放つと…
ヒュッッ…パァン!
悠とは明らかに違う音が鳴る、それは風切り音とは違っていた。
「これで未完成か…技名は?」
「技名?」
「何だ無いのか?じゃあ………速破突(そっぱとつ)でどうだ?」
「速破突…いいな、速破突…俺の技。」
シュッシュッ…
亮は拳を握り、軽く打つ。
「あ~あ…俺もマジでどうにかしないとな~」
そう言って居る悠の顔はどうみても嬉しそうに笑っていた。
… … …
「っと、そう言えばゆたか達何しに来たんだ?」
悠はカッターシャツに袖を通しながらゆたか達に話しかける。
「え…あ、お昼ご飯を食べに…」
ゆたかは思い出したようにピンクの包みを持ち上げ
「ああ…ガシャガシャ…昼飯か…ガシャガシャ…それは悪かったな驚かして。」
亮は話しながらひしゃげたフェンスをどうにか直そうとガシャガシャと引っ張たりしている。
「…本当に驚きました…」
「けど、面白い物を見られて満足デス。」
100点笑顔で答えるパティに、そうか、そうかと満足げに悠は返事をして少し離れた所で横になった。
「久しぶりの屋上だね。」
「…うん」
ゆたかは楽しそうに階段をあがって行き、その後でみなみは落ちないかと少し心配気味にゆたかに返事をする。
「天気の良い日のランチは屋上に限りマスね~」
「そうっすね~」
更にパティとひよりも着いて上がって行くと…
…パァン……
「?今…何か聞こえなかったみなみちゃん?」
「…うん、何か破裂するみたいな音が…」
「そうっすか?」
「私も聞こえマシタよ。」
四人は今一度耳を澄ましてみると
…パァン…
「上から聞こえるっすね…」
破裂するような音の発信源は屋上にある様だ…
「…何か…居るのかな?」
ゆたかは扉の前で不安な顔をするが…
「一見は百聞に如かずデスよ!」
「パティ中々渋い日本語知ってるっすね…」
扉を開け見ると…
ガアアァァァギゴォ゙ン!!
「「「!??」」」
4人の目の前に黒い塊が横切り、落下防止用のフェンスに衝突してフェンスは派手な音をたてひしゃげている…
「な、何…今の…?」
扉を完全に開いて何が飛んだのか確認しようとすると…
「だ、大丈夫か!」
驚きと焦りを織り混ぜた顔情をした亮が先に扉を開いた。
「り、亮先輩!」
「今のは何デスか!?亮!」
「あ……そうだ!悠!」
亮は質問を無視してひしゃげたフェンスに向かい…
その後をゆたか達も続くと…
「っ………背中痛ぇ…」
「「「悠先輩!?」」」
フェンスにめり込み、ガシャガシャとフェンスから出てくる悠に唖然とする…
… … …
「痛っ~、背中どうなってる?」
カッターシャツを脱いで、シャツを捲り、みなみに確認してもらうと
「…網目状に赤くなってます。」
「焼き魚みたいだな…」
背中はどうやらフェンスの痕が付いていて妙なSMプレイでもしたようになって居るのだろう…
「…一体何が?」
「ん?亮に殴られた。」
「…え?」「嘘…」「…」「On…」
女性陣、四人の冷たい視線が一斉に亮に突きささる
「待て!ちゃんと説明しろよ!」
「ひひひ、殴られたのは本当だけど、俺が殴ってくれって頼んだ。」
悠は亮の困り顔を見て笑い説明する。
「殴ってくれって…悠先輩ってM」
「ん?何か言ったか?ひより?」
ひゅっ…ひゅっ…
でこぴんが風切り音を鳴らす
「い、いや!何も言ってないっす。」
「コホン…亮の新技を受けたんだ、そしたら思いの外な…」
「いや、俺もあんな事になるとは思わなかった…」
「どんな技デスか!波○拳?気功○?」
「「いやいや、んな技じゃない…」」
悠と亮は波動何か出ないと手を左右に降る。
「たしか…足を開いて…」
悠は一歩分ほど右足を縦に開き膝を少し曲げ…
「はっ!」
拳を突き出した
ビュバッ…
「速っ…無茶苦茶速いっすね!」
「音が違うな…これじゃただの正拳突きだ…」
素人目から見てもかなり威力の有りそうな拳だったが悠は違うと首を傾げる。
「こうだ…」
構えは同じで亮が拳を放つと…
ヒュッッ…パァン!
悠とは明らかに違う音が鳴る、それは風切り音とは違っていた。
「これで未完成か…技名は?」
「技名?」
「何だ無いのか?じゃあ………速破突(そっぱとつ)でどうだ?」
「速破突…いいな、速破突…俺の技。」
シュッシュッ…
亮は拳を握り、軽く打つ。
「あ~あ…俺もマジでどうにかしないとな~」
そう言って居る悠の顔はどうみても嬉しそうに笑っていた。
… … …
「っと、そう言えばゆたか達何しに来たんだ?」
悠はカッターシャツに袖を通しながらゆたか達に話しかける。
「え…あ、お昼ご飯を食べに…」
ゆたかは思い出したようにピンクの包みを持ち上げ
「ああ…ガシャガシャ…昼飯か…ガシャガシャ…それは悪かったな驚かして。」
亮は話しながらひしゃげたフェンスをどうにか直そうとガシャガシャと引っ張たりしている。
「…本当に驚きました…」
「けど、面白い物を見られて満足デス。」
100点笑顔で答えるパティに、そうか、そうかと満足げに悠は返事をして少し離れた所で横になった。