-夏編-シンクロニシティ(運命)
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-保健室前-
「ここに来るのも久々だな~」
保健室の扉を扉を開けると
「ちぃ~っす…ふゆきちゃん居る~?…あっ…」
「あら、悠君」
「悠何しとんや?授業中やろ?」
ふゆきちゃんはともかく何故か黒井先生までいらっしゃる…
「ちょっと休憩っすよ休憩。」
「休憩~?サボりやな?」
「まぁ、そうとも言いますけどね。」
悠は全く気にせずに椅子に掛けて会話に参加する。
「何がそうともいいますねや…」
「クスクス、正直ですね。」
「ふゆき先生、サボりの治る薬しりませんか?こいつに飲ましたりたいんですが?」
「どうでしょうか…」
ふゆきちゃんはおっとりと考えるポーズをとるがこの人なら持ってそうなのが怖い…
「ってか黒井先生は何してんすか?」
とりあえず自分から話題を反らす。
「うちは授業が無いから昼食どうするか決めにきたんや」
「…決めにって弁当でしょ?」
「何か文句あるんか~?悠~」
グリグリと頬を指で押さえられる…
「な、文句何か無いですって!」
「あらあら、仲が良いですね。」
お茶を入れながらふゆきちゃんは俺と黒井先生を見る。
「仲いいっすかね?」
「何でうちに聞き返す?仲がええて、ふゆき先生こそちゃんづけで仲ええですやん。」
「何ならちゃんづけで呼びましょうか?ななこちゃん。」
「うわ…ゾッするからやめ!」
「あら、可愛かったのに。」
「「それはないっですて!」」
ふゆきちゃんの感性に思わずダブル突っ込み。そんな感じで少し談笑していると
「ん?これ、ふゆきちゃんの本?」
悠は机の上の本に興味を示す。本のタイトルは『心理と夢』
「はい、臨床学と心理学の間のような本ですが…興味ありますか?」
「いや、興味ってか…最近妙な白昼夢を見て…」
「白昼夢…ですか?」
「はい…暗闇で子供が泣いてる夢何ですけど。」
今日までに見た夢を説明する。
「なぁ~んやけったいな夢やな…」
「…ゆうさんは夢とは何だと思います?」
「…どう言う意味ですか?」
「思った通りに答えて下さい。」
ふゆきちゃんはにこりと笑う。
「……レム睡眠期…ですかね。」
「レム睡眠?たしかノンレム睡眠とかもあったなぁ…けどそれが夢と関係あるんか?」
「だいたい人はレム睡眠期が一晩に5回ほど訪れます、その間に、かなり多くの夢を見ていて、その中にはさらにいくつもの話題が含まれているんです。まぁ人は夜になるたびに眠る。すると、ある人がたとえば1ヶ月の間に夢によって獲得するエピソードは、膨大な数にのぼることになります。」
悠は坦々と「夢」とは何かを話す。
「…で、何が言いたいんや?」
「つまり、ゆうさんは、膨大な夢を見るなかで偶然同じ様な夢を見ても不思議な事では無いと言いたいのですね?」
「表向きは、そうです。」
「表向き?」
黒井先生は段々と会話についていけなくなってきた。
「では、表向きで無い方をお願いします。」
「…1鏡、2何かの知らせですね。」
「成る程…素人判断ですが私もほぼ同じ意見です。違う部分は何かの知らせでは無く助けのサインと思いますね。」
「虫の知らせ理論ですか?」
「ふふ、ゆうさんは心理学を学ばれてますか?」
「かじった程度ですよ。」
「ふふふ。」「ははは。」
ふゆきちゃんと悠は笑うが黒井先生は何のこっちゃの顔をする…
「あ!ヤベ喋り過ぎた!」
悠は携帯を開き立ち上がる。
「じゃ、俺行きます、ふゆきちゃん相談ありがと!」
慌てて保健室から出ていこうとしたが立ち止まり…
「そうだ!黒井先生これあげる!」
ビュッ
「おわ!な、なんや」
悠は黒井先生に風呂敷包みを投げ渡す。
「弁当、今日の昼飯に食っていいっすよ~。」
そう言って悠はダッシュで調理室に走って行く…
「あらあら、良かったですね、黒井先生。」
「何か少し照れますわ、教え子の手料理って…」
「ここに来るのも久々だな~」
保健室の扉を扉を開けると
「ちぃ~っす…ふゆきちゃん居る~?…あっ…」
「あら、悠君」
「悠何しとんや?授業中やろ?」
ふゆきちゃんはともかく何故か黒井先生までいらっしゃる…
「ちょっと休憩っすよ休憩。」
「休憩~?サボりやな?」
「まぁ、そうとも言いますけどね。」
悠は全く気にせずに椅子に掛けて会話に参加する。
「何がそうともいいますねや…」
「クスクス、正直ですね。」
「ふゆき先生、サボりの治る薬しりませんか?こいつに飲ましたりたいんですが?」
「どうでしょうか…」
ふゆきちゃんはおっとりと考えるポーズをとるがこの人なら持ってそうなのが怖い…
「ってか黒井先生は何してんすか?」
とりあえず自分から話題を反らす。
「うちは授業が無いから昼食どうするか決めにきたんや」
「…決めにって弁当でしょ?」
「何か文句あるんか~?悠~」
グリグリと頬を指で押さえられる…
「な、文句何か無いですって!」
「あらあら、仲が良いですね。」
お茶を入れながらふゆきちゃんは俺と黒井先生を見る。
「仲いいっすかね?」
「何でうちに聞き返す?仲がええて、ふゆき先生こそちゃんづけで仲ええですやん。」
「何ならちゃんづけで呼びましょうか?ななこちゃん。」
「うわ…ゾッするからやめ!」
「あら、可愛かったのに。」
「「それはないっですて!」」
ふゆきちゃんの感性に思わずダブル突っ込み。そんな感じで少し談笑していると
「ん?これ、ふゆきちゃんの本?」
悠は机の上の本に興味を示す。本のタイトルは『心理と夢』
「はい、臨床学と心理学の間のような本ですが…興味ありますか?」
「いや、興味ってか…最近妙な白昼夢を見て…」
「白昼夢…ですか?」
「はい…暗闇で子供が泣いてる夢何ですけど。」
今日までに見た夢を説明する。
「なぁ~んやけったいな夢やな…」
「…ゆうさんは夢とは何だと思います?」
「…どう言う意味ですか?」
「思った通りに答えて下さい。」
ふゆきちゃんはにこりと笑う。
「……レム睡眠期…ですかね。」
「レム睡眠?たしかノンレム睡眠とかもあったなぁ…けどそれが夢と関係あるんか?」
「だいたい人はレム睡眠期が一晩に5回ほど訪れます、その間に、かなり多くの夢を見ていて、その中にはさらにいくつもの話題が含まれているんです。まぁ人は夜になるたびに眠る。すると、ある人がたとえば1ヶ月の間に夢によって獲得するエピソードは、膨大な数にのぼることになります。」
悠は坦々と「夢」とは何かを話す。
「…で、何が言いたいんや?」
「つまり、ゆうさんは、膨大な夢を見るなかで偶然同じ様な夢を見ても不思議な事では無いと言いたいのですね?」
「表向きは、そうです。」
「表向き?」
黒井先生は段々と会話についていけなくなってきた。
「では、表向きで無い方をお願いします。」
「…1鏡、2何かの知らせですね。」
「成る程…素人判断ですが私もほぼ同じ意見です。違う部分は何かの知らせでは無く助けのサインと思いますね。」
「虫の知らせ理論ですか?」
「ふふ、ゆうさんは心理学を学ばれてますか?」
「かじった程度ですよ。」
「ふふふ。」「ははは。」
ふゆきちゃんと悠は笑うが黒井先生は何のこっちゃの顔をする…
「あ!ヤベ喋り過ぎた!」
悠は携帯を開き立ち上がる。
「じゃ、俺行きます、ふゆきちゃん相談ありがと!」
慌てて保健室から出ていこうとしたが立ち止まり…
「そうだ!黒井先生これあげる!」
ビュッ
「おわ!な、なんや」
悠は黒井先生に風呂敷包みを投げ渡す。
「弁当、今日の昼飯に食っていいっすよ~。」
そう言って悠はダッシュで調理室に走って行く…
「あらあら、良かったですね、黒井先生。」
「何か少し照れますわ、教え子の手料理って…」