-夏編-シンクロニシティ(運命)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「よし、もう少しで完成だ…」
「サラダの方はどうだ?」
悠と亮はカレーを作り、サラダの方を隆、哲也、白石に任せたのだが…
「え…と、こうなりました。」
「…」「…」
赤い…赤いサラダがある…
「まて、赤い野菜何かなかったろ…これはキャベツの千切り?何で赤い?」
悠が箸で赤いサラダを持ち上げる…
「というか…何だ?この上にかかってるのは?」
赤いサラダ全体にカツの衣みたいな物が降りかかっている…
「パクっ…………辛い…タバスコだな…しかも浸り過ぎて歯応えが無いし油っぽい……」
悠は顔を手で覆う…
「何でこんな物悲し物体が出来た?」
「え、え~と、ドレッシング作りを僕が担当したんだけど…味が薄かったからちょ~っと辛みをたして…」
「ほらほら、サラダって噛みごたえ無いから少し歯応えをと豚カツ作ってた班から衣をもらって散らしたんだよ。」
哲也と隆が説明する……
「…サラダは白石に食わすか。ほら白石食べろ。」
「ちょ、無理食えねぇよ!」
「安心しろ、流石にこの間までは辛いだろうから…」
「あ!悠が調理し直してくれるのか!」
「ああ、任しとけ。」
悠は最高の笑顔を見せ…ミキサーにサラダを放り込んで
「スイッチ…オン!」
ギュイーーーーン!!……
「さ、飲みやすくしたぞ。飲め。」
赤く泥々したペーストをコップに注ぎ、白石に突きつける。
「無、無理だ!飲んだら死ぬ!」
「大丈夫、一瞬だ。」
「嫌だー!!」
ガシッ
「あ!亮離せ!」
「じゃあ…白石が飲むか隆が飲むか哲が飲むか「民主主義」(の暴力)に乗っ取り多数決で決めるか。」
悠は赤汁を白石の前から動かさずに呟く
「今何かぼそりと言い足した~!」
「じゃあ、白石が飲む(決定)でいい人挙手。」
「今!小さく決定って言った!絶対言った!」
「はい(隆)」「はい(哲)」「はい(亮)」
「はい、決定」
白石を完璧に無視して悠達は多数決を終了して…
「さぁ…白石口を開けろ…」
「ブンブン!」
白石は亮に取り押さえながらも首を左右に振り続ける
「はぁ…こんな手は使いたく無かったが…」
「「「??」」」
悠は白石の前に腕を伸ばして…
「ボソッ…(時よ………止まれ。)」
パチン!!
指を鳴らすと同時に…
「えっ…!」
白石はピタリと動きが止まり…
「隆、白石の口を開けろ~」
「あ?あぁ…」
ザーーー…
赤汁を流し込んでやると…
「か、辛ー?!辛い辛い辛い!」
白石は嘆きながら走り回る…
「よぉし、あれはほっといて、隆と哲は他の所から余った野菜もらって来てサラダを作りなおすように!」
「「はい。」」
隆と哲は材料を分けてもらいに行き…
「悠今のは…」
「ほい、亮はカレーたのむな、焦がさない様に8の形に回せよ、俺はちょっとトイレ行って来るから。」
「あ、おい…」
悠は亮にお玉を渡して離れて行く…
………
-廊下-
「だる…(やっぱ実用段階じゃないな…)」
全身にじわりと疲労感が広がる…
「少しサボるか…」
前掛けを脱ぎ適当に畳んでぶらぶらと廊下を歩く事にした。
「サラダの方はどうだ?」
悠と亮はカレーを作り、サラダの方を隆、哲也、白石に任せたのだが…
「え…と、こうなりました。」
「…」「…」
赤い…赤いサラダがある…
「まて、赤い野菜何かなかったろ…これはキャベツの千切り?何で赤い?」
悠が箸で赤いサラダを持ち上げる…
「というか…何だ?この上にかかってるのは?」
赤いサラダ全体にカツの衣みたいな物が降りかかっている…
「パクっ…………辛い…タバスコだな…しかも浸り過ぎて歯応えが無いし油っぽい……」
悠は顔を手で覆う…
「何でこんな物悲し物体が出来た?」
「え、え~と、ドレッシング作りを僕が担当したんだけど…味が薄かったからちょ~っと辛みをたして…」
「ほらほら、サラダって噛みごたえ無いから少し歯応えをと豚カツ作ってた班から衣をもらって散らしたんだよ。」
哲也と隆が説明する……
「…サラダは白石に食わすか。ほら白石食べろ。」
「ちょ、無理食えねぇよ!」
「安心しろ、流石にこの間までは辛いだろうから…」
「あ!悠が調理し直してくれるのか!」
「ああ、任しとけ。」
悠は最高の笑顔を見せ…ミキサーにサラダを放り込んで
「スイッチ…オン!」
ギュイーーーーン!!……
「さ、飲みやすくしたぞ。飲め。」
赤く泥々したペーストをコップに注ぎ、白石に突きつける。
「無、無理だ!飲んだら死ぬ!」
「大丈夫、一瞬だ。」
「嫌だー!!」
ガシッ
「あ!亮離せ!」
「じゃあ…白石が飲むか隆が飲むか哲が飲むか「民主主義」(の暴力)に乗っ取り多数決で決めるか。」
悠は赤汁を白石の前から動かさずに呟く
「今何かぼそりと言い足した~!」
「じゃあ、白石が飲む(決定)でいい人挙手。」
「今!小さく決定って言った!絶対言った!」
「はい(隆)」「はい(哲)」「はい(亮)」
「はい、決定」
白石を完璧に無視して悠達は多数決を終了して…
「さぁ…白石口を開けろ…」
「ブンブン!」
白石は亮に取り押さえながらも首を左右に振り続ける
「はぁ…こんな手は使いたく無かったが…」
「「「??」」」
悠は白石の前に腕を伸ばして…
「ボソッ…(時よ………止まれ。)」
パチン!!
指を鳴らすと同時に…
「えっ…!」
白石はピタリと動きが止まり…
「隆、白石の口を開けろ~」
「あ?あぁ…」
ザーーー…
赤汁を流し込んでやると…
「か、辛ー?!辛い辛い辛い!」
白石は嘆きながら走り回る…
「よぉし、あれはほっといて、隆と哲は他の所から余った野菜もらって来てサラダを作りなおすように!」
「「はい。」」
隆と哲は材料を分けてもらいに行き…
「悠今のは…」
「ほい、亮はカレーたのむな、焦がさない様に8の形に回せよ、俺はちょっとトイレ行って来るから。」
「あ、おい…」
悠は亮にお玉を渡して離れて行く…
………
-廊下-
「だる…(やっぱ実用段階じゃないな…)」
全身にじわりと疲労感が広がる…
「少しサボるか…」
前掛けを脱ぎ適当に畳んでぶらぶらと廊下を歩く事にした。