-夏編-シンクロニシティ(運命)
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-道場-
「さって…」
ちび共は風呂に行ったので悠は鍛練を始めていた。
「すっーはーすっーはー…ふっーーー…」
大きく息を吸って呼吸を整え…
「…(エンドルフィン操作)」
ドクン!
身体に熱が走るのが解る…
「次は…(解放させ……て…)」
目の前の木偶に拳を放ったヒュガァアァン!!!
…………
-???-
「金剛、調子はどうだ」
「ふっう…まぁまぁだ。」
「ふん、ここ数週間でスクワットプレス400超越えをベルト無しの奴がほざくセリフか?」
「俺は金メダルがとりたい訳じゃ無い。」
「はっ、正論だ。」
「それで今日はどんな事をするんだ?」
金剛はスクワットプレスを止めてタオルで顔を拭く…
「今日は忠告だ」
「忠告?」
「べつに鍛練を辞めろとかじゃ無ぇ、無いとは思うが一応な…」
「なんだ?」
「殺しの衝動は生むなよ…」
「はぁっ?」
汗を拭いていたタオルが手から落ちる。
「真面目な話だ。」
「…殺しの衝動って何だ?」
「俺らの生業では『殺人衝動』って言うんだが…お前、人間が脳味噌をどのくらい使ってるか知ってるか?」
「使ってる?100%じゃ無いのか?」
「…お前大学生だろ?すこしは勉強もしろ。」
「うっ…あ、あんたはどうなんだよ!」
「あのな、確かに姉貴や悠程は良くは無いが一応明治は出だ。」
「う、うそぉ!」
「何気にお前失礼だな…後正解は30%前後だ後の70%前後は使われてない(っか俺が警察って事も忘れてないか?)」
「そ、それで脳が何なんだよ。」
「人間はな肉体に生じる苦痛が限界を超えたときに分泌される脳内麻薬(エンドルフィン)と戦闘時に分泌し、苦痛や出血を抑えると言われるホルモンアドレナリンが存在するこの2つは痛みを止めるだけじゃなく、通常をはるかに超越した能力を発揮するとも言われる。」
「凄いな、ドーピングみたいな物か…」
「そうだな、けどそこまでは良いこいつは元々自身からでる物だからな…問題はその上だ。」
「上?痛みを越えてアドレナリン出し過ぎたら死ぬとかか?」
「いや、アドレナリンを出して、それを越える痛みが襲うと頭は意識を飛ばす。死にはしないが…アドレナリンやエンドルフィンを痛みの限界で分泌するんじゃ無く、もし自らで操作して分泌させるとな、人間は使われていない脳を使かおうとする。」
「?良いことじゃ無いのか?」
「まぁな、けどそれによって解放するとな肉体がついていかないんだよ、脳は平気でも身体は負荷が掛かりぶっ壊れる。」
「…つまり、自分で脳内麻薬を操作したり出来る奴は凄い力を使える、けど下手をすると身体が持たないって事か?」
「概ねそうだ。」
「…解ったような解からんような……?そういえば最初に言ってた殺人なんたらは何なんだ?」
「…殺人衝動はアドレナリンやエンドルフィンを分泌させ、脳を解放し、破壊の一点に力を置きすぎて第2の人格が生まれる事がある。」
「待て、頭が痛くなって来た…」
「もう少しだから最後まで聞け、ビリー・ミリガンを知ってるか?」
「いや、知らん」
「1977年10月27日アメリカ・オハイオ州で一人の男が逮捕されたその男がビリー・ミリガン。けどな、取り調べが進むにつれ驚く事が発覚した。」
「…」
「ビリーは多重人格者だった、専門家立ち会いのもとでの実験でも演技とは全く異質なミリガンの変容振りに学界の権威たちは言葉を失ったそうだ、ミリガンに綿密な実験調査の結果実験者の中には歳や性別の異なる24名の人格が居たそうだ、その結果オハイオ州裁判所は調査報告を認知し、判決は【無罪】合衆国始まって以来の結末だ、ちなみにビリー・ミリガンは依然として、全世界の心理学・生理学・解剖学果ては心霊学の第一級研究対象で有り続けている。」
「……で、何が言いたい?俺の脳はもう限界寸前だ…」
「はぁ…人格の一人にはアドレナリン操作が出来る殺人狂が居たそうだ。」
「…!もしかして、解放し過ぎて第2の人格に自分を奪われる事があるって事か?」
「やっとわかったか…」
柏は疲れたようにズボンのポケットから銀色のケースを出し、中から煙草?を取り出してくわえ火をつける…
「煙草…じゃ無いな…甘い匂い…」
フルーツや花の香気を彷彿させる匂いが漂う。
「…ぽっ…ぽっ…マリファナだ。」
煙の輪っかを幾つか吐き出す
「な!?」
「冗談だ、こいつはハーブを乾燥させて煙草状にしたやつだ、タールやニコチンみたいに身体に害なる物は入ってねぇーし中毒性も無い、吸ってみるか?」
ケースから一本金剛に向ける。
「…じゃあ。」
金剛も火をつけ、軽く吸ってみると…
「ゴホゴホ…」
「最初は少しずつ吸え。」
「あ、ああ……ぷはぁ」
「どうだ?」
「…ガムを噛んだ後みたいだな、嫌な感じは無いし、落ち着く…」
「そりゃ、1本2、3千円だからな。」
「ゴホゴホに、2、3千円!?」
金剛は値段を聞いてハーブ煙草を見る。
「原理がハーブと花と果実で完全オリジナル物その位するさ…まぁ話は終わりだ鍛練続けろ。」
「さって…」
ちび共は風呂に行ったので悠は鍛練を始めていた。
「すっーはーすっーはー…ふっーーー…」
大きく息を吸って呼吸を整え…
「…(エンドルフィン操作)」
ドクン!
身体に熱が走るのが解る…
「次は…(解放させ……て…)」
目の前の木偶に拳を放ったヒュガァアァン!!!
…………
-???-
「金剛、調子はどうだ」
「ふっう…まぁまぁだ。」
「ふん、ここ数週間でスクワットプレス400超越えをベルト無しの奴がほざくセリフか?」
「俺は金メダルがとりたい訳じゃ無い。」
「はっ、正論だ。」
「それで今日はどんな事をするんだ?」
金剛はスクワットプレスを止めてタオルで顔を拭く…
「今日は忠告だ」
「忠告?」
「べつに鍛練を辞めろとかじゃ無ぇ、無いとは思うが一応な…」
「なんだ?」
「殺しの衝動は生むなよ…」
「はぁっ?」
汗を拭いていたタオルが手から落ちる。
「真面目な話だ。」
「…殺しの衝動って何だ?」
「俺らの生業では『殺人衝動』って言うんだが…お前、人間が脳味噌をどのくらい使ってるか知ってるか?」
「使ってる?100%じゃ無いのか?」
「…お前大学生だろ?すこしは勉強もしろ。」
「うっ…あ、あんたはどうなんだよ!」
「あのな、確かに姉貴や悠程は良くは無いが一応明治は出だ。」
「う、うそぉ!」
「何気にお前失礼だな…後正解は30%前後だ後の70%前後は使われてない(っか俺が警察って事も忘れてないか?)」
「そ、それで脳が何なんだよ。」
「人間はな肉体に生じる苦痛が限界を超えたときに分泌される脳内麻薬(エンドルフィン)と戦闘時に分泌し、苦痛や出血を抑えると言われるホルモンアドレナリンが存在するこの2つは痛みを止めるだけじゃなく、通常をはるかに超越した能力を発揮するとも言われる。」
「凄いな、ドーピングみたいな物か…」
「そうだな、けどそこまでは良いこいつは元々自身からでる物だからな…問題はその上だ。」
「上?痛みを越えてアドレナリン出し過ぎたら死ぬとかか?」
「いや、アドレナリンを出して、それを越える痛みが襲うと頭は意識を飛ばす。死にはしないが…アドレナリンやエンドルフィンを痛みの限界で分泌するんじゃ無く、もし自らで操作して分泌させるとな、人間は使われていない脳を使かおうとする。」
「?良いことじゃ無いのか?」
「まぁな、けどそれによって解放するとな肉体がついていかないんだよ、脳は平気でも身体は負荷が掛かりぶっ壊れる。」
「…つまり、自分で脳内麻薬を操作したり出来る奴は凄い力を使える、けど下手をすると身体が持たないって事か?」
「概ねそうだ。」
「…解ったような解からんような……?そういえば最初に言ってた殺人なんたらは何なんだ?」
「…殺人衝動はアドレナリンやエンドルフィンを分泌させ、脳を解放し、破壊の一点に力を置きすぎて第2の人格が生まれる事がある。」
「待て、頭が痛くなって来た…」
「もう少しだから最後まで聞け、ビリー・ミリガンを知ってるか?」
「いや、知らん」
「1977年10月27日アメリカ・オハイオ州で一人の男が逮捕されたその男がビリー・ミリガン。けどな、取り調べが進むにつれ驚く事が発覚した。」
「…」
「ビリーは多重人格者だった、専門家立ち会いのもとでの実験でも演技とは全く異質なミリガンの変容振りに学界の権威たちは言葉を失ったそうだ、ミリガンに綿密な実験調査の結果実験者の中には歳や性別の異なる24名の人格が居たそうだ、その結果オハイオ州裁判所は調査報告を認知し、判決は【無罪】合衆国始まって以来の結末だ、ちなみにビリー・ミリガンは依然として、全世界の心理学・生理学・解剖学果ては心霊学の第一級研究対象で有り続けている。」
「……で、何が言いたい?俺の脳はもう限界寸前だ…」
「はぁ…人格の一人にはアドレナリン操作が出来る殺人狂が居たそうだ。」
「…!もしかして、解放し過ぎて第2の人格に自分を奪われる事があるって事か?」
「やっとわかったか…」
柏は疲れたようにズボンのポケットから銀色のケースを出し、中から煙草?を取り出してくわえ火をつける…
「煙草…じゃ無いな…甘い匂い…」
フルーツや花の香気を彷彿させる匂いが漂う。
「…ぽっ…ぽっ…マリファナだ。」
煙の輪っかを幾つか吐き出す
「な!?」
「冗談だ、こいつはハーブを乾燥させて煙草状にしたやつだ、タールやニコチンみたいに身体に害なる物は入ってねぇーし中毒性も無い、吸ってみるか?」
ケースから一本金剛に向ける。
「…じゃあ。」
金剛も火をつけ、軽く吸ってみると…
「ゴホゴホ…」
「最初は少しずつ吸え。」
「あ、ああ……ぷはぁ」
「どうだ?」
「…ガムを噛んだ後みたいだな、嫌な感じは無いし、落ち着く…」
「そりゃ、1本2、3千円だからな。」
「ゴホゴホに、2、3千円!?」
金剛は値段を聞いてハーブ煙草を見る。
「原理がハーブと花と果実で完全オリジナル物その位するさ…まぁ話は終わりだ鍛練続けろ。」