-夏編-気持ちと意地とプライドと…(後編)
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その後もシューティング、落ちゲー等色々やり…
「なぁなぁ~何であんなゲームうまいん?」
「一重に俺がゲームの神って事だ。」
「へーほーふーん…」
「そんな、気の毒な人を見るような目でみるなって!」
ガシガシ
頭をなでくり回すが
「…」
「お、今回は払いのけないんだな。」
「…」
「何だよむくれたのか?」
「…」
「…判ったよ、話してやる。」
「ほんま!!」
此方に振り向き一気に声を出す
「ああ、けど場所変えるぞ…」
「どこいくん?」
「俺の家。」
… … …
-社内(喫茶店)-
「ほっほほ、稲葉、大きくなったな。」
「お爺様こそ、変わりませんわね。」
「ワシは生涯現役のつもりじゃからな。学校はどうじゃ?」
「毎日愉しいわ、お爺様こそ、どうなの?」
「ほっほほ、毎日充実しとる、特にここ最近はの。」
「悠が居るからかしら?」
「Jr.は素晴らしい人材じゃ。」
「そう…けど、お爺様悠の事をおもちゃにしないでね。」
「何を言うか、ワシはただ治療をしとるだけじゃ。」
「なら良いけど…そう言えば悠の腕って柔らかいのね…もっと硬いと思ってたわ。」
「筋肉の質が違うからじゃ。」
「筋肉の質?」
「人間の筋は赤筋、白筋、ピンクの筋と有るのはしって居るか?」
「ええ、白筋は力が有るけどスタミナが無く、逆に赤筋はスタミナが有るけど力の低い筋肉で、その間に存在するのがピンクの筋肉。」
「うむうむ、正解じゃ、Jr.は全身ピンクの筋と考えて良いの…そして、何より『しなやか』なのじゃ」
「しなやか…」
「うむ、かのモハメドを指圧したマッサージ師はこう言っておる、『彼の肌の柔らかさはマリリンモンローと同じだった』と…」
「…つまり、硬いだけが筋の強さじゃ無いと?」
「ほっほほ、そう言う事じゃ、じゃが…弥一は違っていたがの…」
… … …
-悠の家-
「ん~久々の我が家…」
「家でっか!犬もでか!」
「バロン久々~」
わぉん!!
バロンは俺の顔を見ると飛び付いて来る。
「よし、よし、すぐ帰って来るから。」
うぉん!
バロンが満足するまで頭を撫でてやり…
「わりぃ買い物行って無いからお茶位しかないが…」
ソファーで座ってマリオを撫でている海の前にお茶を置くと
「な、な、それで何であんな格ゲー巧いん?」
「あ~…ま、対した事じゃ無いけどな…格ゲーの本質をしってるからかな。」
「何やそれ?」
「…昔な俺より数倍ゲームの巧い親友…が言っててな格ゲーは技術だけじゃ勝てない、格ゲーはシュミレーションだって」
「え?」
「対戦相手が次にどうでるかこっちの攻撃したらどう返してくるか、相手のクセやタイミング見切って計算して動けば勝てる…てな。」
「何や、難しいな…」
「はは、百人いれば百通りの性格がでる…て訳だ、ただこれは人間相手が前提だけどな。俺は対戦の時はそれを心がけてる…ゲームも喧嘩も勝負事にはな…」
「その親友って…男?」
「ああ…いっつも2人で居てな…糸目で飄々としてるけどかなりの狸な奴と争い事なんか無縁って顔してる少し太めの小さい奴でな…けど二人とも度胸も集中力も桁外れで…」
悠はそこで口を閉ざす…
「?どないしたん?」
「…いや、別に。」
「??何や、寂しそうやな?」
海はマリオを持ち上げ俺の顔にぺしぺしとマリオの手を当てる。
「はは、何でもないよ、何でも…」
… … …
「なぁなぁ~何であんなゲームうまいん?」
「一重に俺がゲームの神って事だ。」
「へーほーふーん…」
「そんな、気の毒な人を見るような目でみるなって!」
ガシガシ
頭をなでくり回すが
「…」
「お、今回は払いのけないんだな。」
「…」
「何だよむくれたのか?」
「…」
「…判ったよ、話してやる。」
「ほんま!!」
此方に振り向き一気に声を出す
「ああ、けど場所変えるぞ…」
「どこいくん?」
「俺の家。」
… … …
-社内(喫茶店)-
「ほっほほ、稲葉、大きくなったな。」
「お爺様こそ、変わりませんわね。」
「ワシは生涯現役のつもりじゃからな。学校はどうじゃ?」
「毎日愉しいわ、お爺様こそ、どうなの?」
「ほっほほ、毎日充実しとる、特にここ最近はの。」
「悠が居るからかしら?」
「Jr.は素晴らしい人材じゃ。」
「そう…けど、お爺様悠の事をおもちゃにしないでね。」
「何を言うか、ワシはただ治療をしとるだけじゃ。」
「なら良いけど…そう言えば悠の腕って柔らかいのね…もっと硬いと思ってたわ。」
「筋肉の質が違うからじゃ。」
「筋肉の質?」
「人間の筋は赤筋、白筋、ピンクの筋と有るのはしって居るか?」
「ええ、白筋は力が有るけどスタミナが無く、逆に赤筋はスタミナが有るけど力の低い筋肉で、その間に存在するのがピンクの筋肉。」
「うむうむ、正解じゃ、Jr.は全身ピンクの筋と考えて良いの…そして、何より『しなやか』なのじゃ」
「しなやか…」
「うむ、かのモハメドを指圧したマッサージ師はこう言っておる、『彼の肌の柔らかさはマリリンモンローと同じだった』と…」
「…つまり、硬いだけが筋の強さじゃ無いと?」
「ほっほほ、そう言う事じゃ、じゃが…弥一は違っていたがの…」
… … …
-悠の家-
「ん~久々の我が家…」
「家でっか!犬もでか!」
「バロン久々~」
わぉん!!
バロンは俺の顔を見ると飛び付いて来る。
「よし、よし、すぐ帰って来るから。」
うぉん!
バロンが満足するまで頭を撫でてやり…
「わりぃ買い物行って無いからお茶位しかないが…」
ソファーで座ってマリオを撫でている海の前にお茶を置くと
「な、な、それで何であんな格ゲー巧いん?」
「あ~…ま、対した事じゃ無いけどな…格ゲーの本質をしってるからかな。」
「何やそれ?」
「…昔な俺より数倍ゲームの巧い親友…が言っててな格ゲーは技術だけじゃ勝てない、格ゲーはシュミレーションだって」
「え?」
「対戦相手が次にどうでるかこっちの攻撃したらどう返してくるか、相手のクセやタイミング見切って計算して動けば勝てる…てな。」
「何や、難しいな…」
「はは、百人いれば百通りの性格がでる…て訳だ、ただこれは人間相手が前提だけどな。俺は対戦の時はそれを心がけてる…ゲームも喧嘩も勝負事にはな…」
「その親友って…男?」
「ああ…いっつも2人で居てな…糸目で飄々としてるけどかなりの狸な奴と争い事なんか無縁って顔してる少し太めの小さい奴でな…けど二人とも度胸も集中力も桁外れで…」
悠はそこで口を閉ざす…
「?どないしたん?」
「…いや、別に。」
「??何や、寂しそうやな?」
海はマリオを持ち上げ俺の顔にぺしぺしとマリオの手を当てる。
「はは、何でもないよ、何でも…」
… … …