-夏編-気持ちと意地とプライドと…(後編)
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次の日…
-教室(3-B)-
「昨日さぁ、ゆーちゃんが凄く機嫌良かったんだよね~」
「ふぅん…けど、岩崎さんと遊んでたからじゃ無いの?」
「う~ん…そうも思ったけど、どうもね何かね~」
「アンタね~漫画の読みすぎよ、ゆたかちゃんだって楽しい事があれば喜ぶに決まってるでしょ?」
かがみは呆れた様に首を振る
「いや~、あれは絶対『何か』あったて~」
「けど、こなちゃん、何かって思う理由はあるの?」
つかさの問いに
「…確かじゃ無いけどね……昨日ゆーちゃんから悠の匂いって言うのかな?した気がしたんだよ…」
「「……」」
つかさとかがみは目を点にする…
「ちょ!二人とも、引かないでよ!そんな気がした!ってだけだよ!」
二人の肩を叩いて居ると…
「お~い、こなた…」
「あ、亮く…ん?どしたのその顔…」
亮の左頬はいつぞやの悠の様に腫れている…
「ちょ、ちょっとな、それより、悠の事何か分かったか?」
亮は軽く咳払いをしてこなた、つかさ、かがみを見ていく…
「これと言っては…無いわね。亮くんは?」
「そうか、残念だがこっちも同じだ。」
「そか~…」
落ち込みはしない物のやはり亮、かがみ、こなたが残念な顔をしていると…
「ねぇ、稲葉さんなら何か知って無いかな?」
つかさが小さく手を挙げるが
「駄目だ、稲葉には頼らん。」
「「「!?」」」
「あ、すまん…」
亮が珍しく声を上げたので3人は思わず目を見開いた
「どうしたの?亮くん?」
「…悪いな、稲葉の力は極力借りたく無いんだ、もし借りるなら俺抜きで頼む…」
亮は苦笑いをして教室から出ていく…
「亮くんと稲葉さん何か合ったのかな?」
「ふぅむ…あっちもこっちも怪しいねぇ、こう言う時こそ悠の出番なのに…」
「て言うか悠君がいたらこうなって無いと思うわよ?」
「「確かに…」」
かがみは的を着いた意見を放った…
-屋上-
「ん~………はぁ…」
亮は大の字に寝転がりため息を吐く…
「…悠、お前が居ないだけで退屈だよ…」
普段なら悠が寝転んで居る場所に視線を送ると…
「盛大なため息だなぁ~」
「みさお?」
「サボりはよくないぞぉ、りょう。」
予想外にみさおが屋上でサボっていた。
「お前こそサボりかよ。」
「んぁ…」
「…悠」
「!!」
「お前、面白いな…」
みさおは「悠」でビクンっと反応する。
「り、りょう!」
「はははは。」
「うー!」
「まったく、悠は本当に人気者だな。」
亮は笑い終わると静かに目を閉じた…
… … …
-トレーニングルーム(検視室)-
カタカタ…カタカタ…カタカタ…
『…え~準備はできましたよ…』
夏喜は操作パネルの設定を終えてマイクに話かけると
「おっし!初めてくれ!」
『あの~ご子息?本気ですか?』
「ああ!本気だ!『完全回避』物にするぜ!」
『せやかて…こんな事を…』
悠は中央に立ちその四方八方を銃器がぐるりと囲んでいる…
「全部電動ガンだ当たっても死にゃあしねぇ!」
『はぁ…どうなってもしりまへんで?』
「良いから!」
『ほな…いきます!』
カタカタ…カタカタ…
ガダン!ウィーン…
パラララララ! パラララララ! パラララララ!
パネルを操作すると同時に無数の発砲音がなり響く…
「後はオートモードっと…(しかし、話には聞いとったけど…ご子息は頭のネジが飛んどるわ…)」
夏喜は窓から悠の様子を見る…
~数時間前~
「夏喜さん、ちょっと頼みがあるんだけど。」
「はい?ナンデッか?」
「此をトレーニングルームに作れ無いかな?」
ご子息は一枚の紙をうちに渡して来る…
「えっと…ふむ…」
紙には、トレーニングルームの壁の内部アームに銃器をセットして四方八方から狙撃出来、更に外部操作で操れる様に出来るかが描かれている
「出来へん事は無いですけど…こんなん何するつもりですか?」
「勿論中央に立って弾幕を避けるんだよ、出来るなら頼むよ、人と機材は用意してあるから。」
~~
「…(面白半分で作ったうちもうちやけど…MINIMI(ミニミ)9丁、FNP-90を7丁、H&KG3を4丁、MP-5を20丁何てどっから用意したんやろ…)」
トレーニングルームではあらゆる方向から放たれる弾幕をご子息は、右、左、と避け続けているが流石に全部は避け切れて居ない…
「…(人間の視野は個人差はあれど片目約160、両目で約200、けど、銃器は全方面360度囲んどる…右目が完全に死角になる上で完全回避は無理やで…ご子息)」
… … …
-放課後(3-B教室)-
「ほ~い、では【第二回悠は今何処?】会議始めるよ~」
パチパチ…
「一回目と議題名違わない?…」
「細かい事は気にしたら駄目だよかがみん!」
「と言うか…この会議意味あるのか?」
「ぬっ…亮くん!悠に会いたく無いの!」
「いや、会いたいが、情報が無さすぎるだろ……」
「ですが、今一度整理して見ましょうか。」
みゆきがルーズリーフとシャーペンを取り出し…
「まずは悠さんは【怪我】と言う理由で学校を休んでいますね。」
サラサラ…
「で、亮さんがお聞きになった話では悠さんは【入院】して居ると…」
サラサラ…
「ですが、かがみさん、泉さん、亮さんは悠さんが【入院】されて居ると思われる【病院】には居なかったと…」
サラサラ…
そこまで言うとみゆきはペンを止め…
「では、皆さんここまでで何か判った事はありますか?」
「「「……」」」
こなた、かがみ、つかさ、亮は揃って首を振る
「では、私の仮説ですが良いですか?」
「ゆきちゃん何か判ったの?」
「判ったと言うか仮説ですね…」
「お!みゆきさんが探偵っぽい!」
「アンタはまた…」
「是非聞かせてくれ。」
亮はこなたとかがみを無視して、みゆきの仮説を聞く
「では、もしかしたら、悠さんは【病院】で【入院】しているのでは無く【何処か】で治療しているのでは無いかと、少なくとも医療設備が有り、悠さんが入れる【場所】に…」
「成る程…流石だ…」
「ゆきちゃん、凄い!」
「あくまでも仮説ですが//」
みゆきは照れたのか顔を赤らめている…
「…だとすると居場所は断定出来ないわね。」
「ん~…亮君何か聞いて無い?ほら、悠の教科書取りに来た人と話してたし…」
「…(メモと電話の事は…)いや、皆と同じだ。」
「そか~」
「まぁ、悠の事だ、その内出てくるだろ…じゃ悪いが先に帰るぞ。」
亮は鞄を持ち、扉に向かって歩いて行く…
「ん~亮君もな~んか怪しいな~」
「アンタはまたぁ…」
-教室(3-B)-
「昨日さぁ、ゆーちゃんが凄く機嫌良かったんだよね~」
「ふぅん…けど、岩崎さんと遊んでたからじゃ無いの?」
「う~ん…そうも思ったけど、どうもね何かね~」
「アンタね~漫画の読みすぎよ、ゆたかちゃんだって楽しい事があれば喜ぶに決まってるでしょ?」
かがみは呆れた様に首を振る
「いや~、あれは絶対『何か』あったて~」
「けど、こなちゃん、何かって思う理由はあるの?」
つかさの問いに
「…確かじゃ無いけどね……昨日ゆーちゃんから悠の匂いって言うのかな?した気がしたんだよ…」
「「……」」
つかさとかがみは目を点にする…
「ちょ!二人とも、引かないでよ!そんな気がした!ってだけだよ!」
二人の肩を叩いて居ると…
「お~い、こなた…」
「あ、亮く…ん?どしたのその顔…」
亮の左頬はいつぞやの悠の様に腫れている…
「ちょ、ちょっとな、それより、悠の事何か分かったか?」
亮は軽く咳払いをしてこなた、つかさ、かがみを見ていく…
「これと言っては…無いわね。亮くんは?」
「そうか、残念だがこっちも同じだ。」
「そか~…」
落ち込みはしない物のやはり亮、かがみ、こなたが残念な顔をしていると…
「ねぇ、稲葉さんなら何か知って無いかな?」
つかさが小さく手を挙げるが
「駄目だ、稲葉には頼らん。」
「「「!?」」」
「あ、すまん…」
亮が珍しく声を上げたので3人は思わず目を見開いた
「どうしたの?亮くん?」
「…悪いな、稲葉の力は極力借りたく無いんだ、もし借りるなら俺抜きで頼む…」
亮は苦笑いをして教室から出ていく…
「亮くんと稲葉さん何か合ったのかな?」
「ふぅむ…あっちもこっちも怪しいねぇ、こう言う時こそ悠の出番なのに…」
「て言うか悠君がいたらこうなって無いと思うわよ?」
「「確かに…」」
かがみは的を着いた意見を放った…
-屋上-
「ん~………はぁ…」
亮は大の字に寝転がりため息を吐く…
「…悠、お前が居ないだけで退屈だよ…」
普段なら悠が寝転んで居る場所に視線を送ると…
「盛大なため息だなぁ~」
「みさお?」
「サボりはよくないぞぉ、りょう。」
予想外にみさおが屋上でサボっていた。
「お前こそサボりかよ。」
「んぁ…」
「…悠」
「!!」
「お前、面白いな…」
みさおは「悠」でビクンっと反応する。
「り、りょう!」
「はははは。」
「うー!」
「まったく、悠は本当に人気者だな。」
亮は笑い終わると静かに目を閉じた…
… … …
-トレーニングルーム(検視室)-
カタカタ…カタカタ…カタカタ…
『…え~準備はできましたよ…』
夏喜は操作パネルの設定を終えてマイクに話かけると
「おっし!初めてくれ!」
『あの~ご子息?本気ですか?』
「ああ!本気だ!『完全回避』物にするぜ!」
『せやかて…こんな事を…』
悠は中央に立ちその四方八方を銃器がぐるりと囲んでいる…
「全部電動ガンだ当たっても死にゃあしねぇ!」
『はぁ…どうなってもしりまへんで?』
「良いから!」
『ほな…いきます!』
カタカタ…カタカタ…
ガダン!ウィーン…
パラララララ! パラララララ! パラララララ!
パネルを操作すると同時に無数の発砲音がなり響く…
「後はオートモードっと…(しかし、話には聞いとったけど…ご子息は頭のネジが飛んどるわ…)」
夏喜は窓から悠の様子を見る…
~数時間前~
「夏喜さん、ちょっと頼みがあるんだけど。」
「はい?ナンデッか?」
「此をトレーニングルームに作れ無いかな?」
ご子息は一枚の紙をうちに渡して来る…
「えっと…ふむ…」
紙には、トレーニングルームの壁の内部アームに銃器をセットして四方八方から狙撃出来、更に外部操作で操れる様に出来るかが描かれている
「出来へん事は無いですけど…こんなん何するつもりですか?」
「勿論中央に立って弾幕を避けるんだよ、出来るなら頼むよ、人と機材は用意してあるから。」
~~
「…(面白半分で作ったうちもうちやけど…MINIMI(ミニミ)9丁、FNP-90を7丁、H&KG3を4丁、MP-5を20丁何てどっから用意したんやろ…)」
トレーニングルームではあらゆる方向から放たれる弾幕をご子息は、右、左、と避け続けているが流石に全部は避け切れて居ない…
「…(人間の視野は個人差はあれど片目約160、両目で約200、けど、銃器は全方面360度囲んどる…右目が完全に死角になる上で完全回避は無理やで…ご子息)」
… … …
-放課後(3-B教室)-
「ほ~い、では【第二回悠は今何処?】会議始めるよ~」
パチパチ…
「一回目と議題名違わない?…」
「細かい事は気にしたら駄目だよかがみん!」
「と言うか…この会議意味あるのか?」
「ぬっ…亮くん!悠に会いたく無いの!」
「いや、会いたいが、情報が無さすぎるだろ……」
「ですが、今一度整理して見ましょうか。」
みゆきがルーズリーフとシャーペンを取り出し…
「まずは悠さんは【怪我】と言う理由で学校を休んでいますね。」
サラサラ…
「で、亮さんがお聞きになった話では悠さんは【入院】して居ると…」
サラサラ…
「ですが、かがみさん、泉さん、亮さんは悠さんが【入院】されて居ると思われる【病院】には居なかったと…」
サラサラ…
そこまで言うとみゆきはペンを止め…
「では、皆さんここまでで何か判った事はありますか?」
「「「……」」」
こなた、かがみ、つかさ、亮は揃って首を振る
「では、私の仮説ですが良いですか?」
「ゆきちゃん何か判ったの?」
「判ったと言うか仮説ですね…」
「お!みゆきさんが探偵っぽい!」
「アンタはまた…」
「是非聞かせてくれ。」
亮はこなたとかがみを無視して、みゆきの仮説を聞く
「では、もしかしたら、悠さんは【病院】で【入院】しているのでは無く【何処か】で治療しているのでは無いかと、少なくとも医療設備が有り、悠さんが入れる【場所】に…」
「成る程…流石だ…」
「ゆきちゃん、凄い!」
「あくまでも仮説ですが//」
みゆきは照れたのか顔を赤らめている…
「…だとすると居場所は断定出来ないわね。」
「ん~…亮君何か聞いて無い?ほら、悠の教科書取りに来た人と話してたし…」
「…(メモと電話の事は…)いや、皆と同じだ。」
「そか~」
「まぁ、悠の事だ、その内出てくるだろ…じゃ悪いが先に帰るぞ。」
亮は鞄を持ち、扉に向かって歩いて行く…
「ん~亮君もな~んか怪しいな~」
「アンタはまたぁ…」