-夏編-気持と意地とプライドと…(前編)
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-廊下-
「こんな所で本当に良かったのかい?」
まゆは後に振りかえり尋ねる
「えぇ、神拳会と言えば全国に1500の弟子が居る実戦空手会、是非見てみたいわ…」
稲葉はデジカメ、ビデオと撮影するき満々だ…
「あ、あのスイマセン会長、無理を聞いて戴いて…」
かがみは小さく頭を下げる…
「いや、僕も稲葉君と話がしたかったから構わない。」
「光栄だわ。」
「いや~でも凄いね~8階建てのビルでその会長の娘が会長って!」
こなたは歩きつつ窓から下を見下ろす。
「父は空手一筋だから僕何かとは比べ物にならないけどね。さっここだ。見学は良いけど騒ぎ過ぎないように…」
「ええ、わかったわ!」
扉を開くと…
「コノヤラァ!!」
「「「!?!」」」
亮は羅漢に掴みかかる!
「てめぇ!よくも!」
「お、岡崎!やめろ!!」
山寺は亮を羽交い締めにして引き離す…
「くっ!離せ!ぶっ飛ばす!」
「ふぅ…おい!今すぐ医務室に運べ!丁寧にだ!わかったな!」
「「う、押忍!」」
羅漢の一言で弟子は慌てて動きだし、悠はタンカに載せられる
「り、亮君!それに御父さん!一体何事ですか!」
「お嬢!」
「おお~まゆ!」
「さ、坂神何でってお父さん?!」
「亮、これは何事…悠は?」
稲葉まで現れ亮達は混乱する!!
-別室-
別室に亮、こなた、かがみ、稲葉、まゆ、羅漢は移動して
ドン!!
「父さん!一体何を考えているんだ!!」
まゆは力いっぱい机を叩き羅漢を睨む。
「…」
「聞いていますか!貴方は人を殺しかけたんですよ!それも…」
「はっはは、まゆよ、男ってなぁよう、抑えられねぇんだよ、強者と強者のぶつかりをよぅ」
羅漢は高らかに笑う
「な、何をふざけた…」
「ふざけては…無いな…」
「「「えっ…」」」
皆亮の方に向き…
「悠は…楽しんでいた…戦いを…」
「クスクス、お祖父様の勝った相手、悠にすれば極上の相手。そんな豪華な食事を目の前に腹ペコの獅子は飛び付かない訳は無いわね、クスクス」
亮は項垂れ、稲葉当然だと笑う。
「~~。」
まゆは顔を歪める…
「…でさ、悠君はどうな訳?」
「「「……」」」
「見に行くか…」
………
-???-
ズズッ…ズズッ…
「はぁはぁ…ぐっ…(痛てぇ)」
当然の事だ、右腕完全骨折、両足首裂傷、左足の圧迫骨折、頭蓋骨損傷、普通なら歩く所かのたうち周り動けるはずは無いのだが
「くっ…(彼処までは歩きじゃ無理だなタクシーをひろうか…持ってくれよ俺の剄力…)」
… …
-治療室前-
「救急車の手配は?」
「既に手配しました。」
「わかった下がっていい。」
「はい。」
「まゆちゃん凄いね~」
「確かに…道場の1人娘だけはあるのね…」
「いや…そんな事は無い…」
救急車の手配を済まし医務室に向かっていると
「説明しろ!悠は何処だ!」
医務室の前で亮が医者の胸ぐらをつかみあげて揺さぶる
「ちょ!亮君何してるの!」
「…悠が消えたそうよ。」
「「「えぇぇ!?」」」
……
「お客さん着いたよ…お客さん?」
「がはげほ…げほぉ」
びちゃっ
口を押さえていた指の間から血が飛び散る…
「ちょ!だ、大丈夫かい?」
「すいません…汚しちゃいました…弁償しますからそのまま入ってって下さい…」
悠は左手で前を指差す。
「いいけどよ…ここ、入っていいのかい?」
「はい…平気です…はぁはぁ」
運転手は車を中に進めると
「はぁい!ストップ!」
ゲート前で警備員らしき男達と黒スーツの髭男が出てきてタクシーを止めて窓を開ける指示をする。
「何のご用でしょうか?本日は来客予定は御座いませんが?」
「あ、いや…後ろの兄ちゃんが…」
「後ろ?…!」
「はぁはぁ…俺の顔わかるかい?近藤さん?…」
「ぼ、ぼっちゃん!」
「はぁ…ぼっちゃんは止めろはぁ、っーか乗れ、それでわりぃけど支払いも頼む今金無いから…はぁはぁ」
「は、はい。すまん君ここを進んで右へ行ってくれ」
「う、ういっす!」
タクシーは更に中に入って行く…
-地下駐車場?-
「ここでいい。」
「わ、わかりました。」
「ぼっちゃん!着きました歩けますか?」
「ぼっちゃんはやめろっての…はぁはぁ…運ちゃんありがとう…」
悠は礼を言ってからタクシーから降り
「いくらかな?」
「あ、えと…3万7千で…」
「車の弁償代とかも有るだろう、とりあえず今財布に有るのはこれだけだ受け取ってくれ…」
髭男は財布から万札を数十枚だし運転手に渡す。
「こ、こんなには!!」
「後足りなければ名刺を渡しておきますからご連絡を…ぼっちゃんが世話になったお礼です、では…」
髭男は慌てて悠の後を追う。
「ま、まいどあり…」
… …
「こんな所で本当に良かったのかい?」
まゆは後に振りかえり尋ねる
「えぇ、神拳会と言えば全国に1500の弟子が居る実戦空手会、是非見てみたいわ…」
稲葉はデジカメ、ビデオと撮影するき満々だ…
「あ、あのスイマセン会長、無理を聞いて戴いて…」
かがみは小さく頭を下げる…
「いや、僕も稲葉君と話がしたかったから構わない。」
「光栄だわ。」
「いや~でも凄いね~8階建てのビルでその会長の娘が会長って!」
こなたは歩きつつ窓から下を見下ろす。
「父は空手一筋だから僕何かとは比べ物にならないけどね。さっここだ。見学は良いけど騒ぎ過ぎないように…」
「ええ、わかったわ!」
扉を開くと…
「コノヤラァ!!」
「「「!?!」」」
亮は羅漢に掴みかかる!
「てめぇ!よくも!」
「お、岡崎!やめろ!!」
山寺は亮を羽交い締めにして引き離す…
「くっ!離せ!ぶっ飛ばす!」
「ふぅ…おい!今すぐ医務室に運べ!丁寧にだ!わかったな!」
「「う、押忍!」」
羅漢の一言で弟子は慌てて動きだし、悠はタンカに載せられる
「り、亮君!それに御父さん!一体何事ですか!」
「お嬢!」
「おお~まゆ!」
「さ、坂神何でってお父さん?!」
「亮、これは何事…悠は?」
稲葉まで現れ亮達は混乱する!!
-別室-
別室に亮、こなた、かがみ、稲葉、まゆ、羅漢は移動して
ドン!!
「父さん!一体何を考えているんだ!!」
まゆは力いっぱい机を叩き羅漢を睨む。
「…」
「聞いていますか!貴方は人を殺しかけたんですよ!それも…」
「はっはは、まゆよ、男ってなぁよう、抑えられねぇんだよ、強者と強者のぶつかりをよぅ」
羅漢は高らかに笑う
「な、何をふざけた…」
「ふざけては…無いな…」
「「「えっ…」」」
皆亮の方に向き…
「悠は…楽しんでいた…戦いを…」
「クスクス、お祖父様の勝った相手、悠にすれば極上の相手。そんな豪華な食事を目の前に腹ペコの獅子は飛び付かない訳は無いわね、クスクス」
亮は項垂れ、稲葉当然だと笑う。
「~~。」
まゆは顔を歪める…
「…でさ、悠君はどうな訳?」
「「「……」」」
「見に行くか…」
………
-???-
ズズッ…ズズッ…
「はぁはぁ…ぐっ…(痛てぇ)」
当然の事だ、右腕完全骨折、両足首裂傷、左足の圧迫骨折、頭蓋骨損傷、普通なら歩く所かのたうち周り動けるはずは無いのだが
「くっ…(彼処までは歩きじゃ無理だなタクシーをひろうか…持ってくれよ俺の剄力…)」
… …
-治療室前-
「救急車の手配は?」
「既に手配しました。」
「わかった下がっていい。」
「はい。」
「まゆちゃん凄いね~」
「確かに…道場の1人娘だけはあるのね…」
「いや…そんな事は無い…」
救急車の手配を済まし医務室に向かっていると
「説明しろ!悠は何処だ!」
医務室の前で亮が医者の胸ぐらをつかみあげて揺さぶる
「ちょ!亮君何してるの!」
「…悠が消えたそうよ。」
「「「えぇぇ!?」」」
……
「お客さん着いたよ…お客さん?」
「がはげほ…げほぉ」
びちゃっ
口を押さえていた指の間から血が飛び散る…
「ちょ!だ、大丈夫かい?」
「すいません…汚しちゃいました…弁償しますからそのまま入ってって下さい…」
悠は左手で前を指差す。
「いいけどよ…ここ、入っていいのかい?」
「はい…平気です…はぁはぁ」
運転手は車を中に進めると
「はぁい!ストップ!」
ゲート前で警備員らしき男達と黒スーツの髭男が出てきてタクシーを止めて窓を開ける指示をする。
「何のご用でしょうか?本日は来客予定は御座いませんが?」
「あ、いや…後ろの兄ちゃんが…」
「後ろ?…!」
「はぁはぁ…俺の顔わかるかい?近藤さん?…」
「ぼ、ぼっちゃん!」
「はぁ…ぼっちゃんは止めろはぁ、っーか乗れ、それでわりぃけど支払いも頼む今金無いから…はぁはぁ」
「は、はい。すまん君ここを進んで右へ行ってくれ」
「う、ういっす!」
タクシーは更に中に入って行く…
-地下駐車場?-
「ここでいい。」
「わ、わかりました。」
「ぼっちゃん!着きました歩けますか?」
「ぼっちゃんはやめろっての…はぁはぁ…運ちゃんありがとう…」
悠は礼を言ってからタクシーから降り
「いくらかな?」
「あ、えと…3万7千で…」
「車の弁償代とかも有るだろう、とりあえず今財布に有るのはこれだけだ受け取ってくれ…」
髭男は財布から万札を数十枚だし運転手に渡す。
「こ、こんなには!!」
「後足りなければ名刺を渡しておきますからご連絡を…ぼっちゃんが世話になったお礼です、では…」
髭男は慌てて悠の後を追う。
「ま、まいどあり…」
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