-夏編-気持と意地とプライドと…(前編)
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「っ…(手が痺れてやがる…)」
亮の拳は赤く腫れ、酷い部分はみみず腫になっている。
「ふはは、お前、拳、限界だろ?」
「余裕だ…(強がっては見てもあの構えはヤバい…)」
「強がんなよ…(あのガキ段々スピードが上がってやがる…次で終わらす。)」
バッ!
大柄な男は再び前羽の構えに入る。
「っち…(悠…ならどうする…)」
鉄壁の守り、拳は限界、間合いも狭い、左右は壁…
「(…)」
… …
「悠あのデカイの決める気よ。」
「ん~…ま、平気じゃね?ここは『路上』だしな!」
… …
「…(『路上』そか…OK…)」
ダッ! バスッ!
亮正面から正拳を繰り出し!
「はっ!馬鹿が!」
バシッ!グリン!
亮の右拳は左腕に受けられ更に左下に下げられる様に回し受けられた!
ズカキィ!!ゴガン!?
「ぐぶっ!」
亮は回し受けで体勢を崩されガードも間に合わず右頬にストレートな正拳が入り壁にぶち当たる!
「なっ、亮の勝ちだろ?」
「けど、苦肉の策ね…」
悠と千草の会話に周りは首を傾げる、亮は誰の目から見ても一撃を受け負けなのだ…
しかし…
ドダッ…
「「!!」」
倒れたのは大柄な男だった…
「痛っ…口中切れたな…」
亮は立ち上がり血を吐き出し倒れた男を見る。
……
「はっ!馬鹿が(回し受けて一撃だ!)」
バシッ!グリン!
「(なっ回し受け…腕がズカキィ!!
亮の視界は揺れる…
「(勝っゴガン!?
「(九脚……)」
亮は自分が殴られた瞬間に出来た『攻撃後の隙(技後硬直)』を突き顎を蹴り上げたのだ!
「今風に言えばクロスカウンターだ。殴った後のがら空きの油断だらけの顎に蹴りだ物凄く痛いだろうな、くけけ」
「誰に説明してんのよ…」
悠は悪魔笑みを浮かべ千草は呆れる。
「はは、どうだった悠?」
亮は右頬を擦りながら悠と千草の方に向く
「にぃ~いい~顔になったじゃ無いっゴチン!
「何処がよ!」
千草は悠の頭にチョップを落とす…
「痛たた…舌噛んだ…亮!!」
「えっ?!」
「ガキがぁ!」「ぐっ!?」
ギュリィ…
亮は振り返るのが少し遅かった!倒したと思った男は立ち上がっていて亮の首に腕を回していた…
「ぐっ…(は、裸絞め…)」
『裸絞め・三角絞め・チョークスリパー・首に腕を回し締め上げ、特に本絞めと呼ばれる絞め方は8秒で人を死に追いやれる。』
「終いだ…」
男は腕で更に力を入れつつ左手を指3本で亮の頭に落とそうと…
「!?」「!!」
バッ!バッ!
ガシリ… ギリリィ…
「おい、筋肉達磨、何してんだ、こら?潰すぞ?」
「離さないと、二度と動かない様にするわよ?」
千草は、左腕の手首と肘の部分を掴み
悠は目玉まで1センチ間での距離で指を止めてある。
「…っち」
男は亮の首から腕を解く…
「がはっ…ごほっ…」
「亮!」
千草は亮に駆け寄り…
「筋肉達磨、俺が相手だ。」
「…やってやらぁ…」
「ちょ、山寺さんまずいっすよ!これ以上は!」
「黙れ!…今からこのガキを…」
「ダメッスよ!今日は館長くるんですから!!行きますよ!」
「っ…くそ…命拾いしたな…」
山寺と呼ばれた大柄の男は二人の男に引っ張られて行く…
「…」
「何で逃がしたのよ…」
「考えたら、俺が手を出す喧嘩じゃ無いからな…だろ?」
「…ああ…彼奴は俺がやる。」
亮は立ち上がり山寺の背中を睨みつける…
「あーあ…COOLな亮がアンタみたくなって来たわよ…」
「はは、じゃ、よりいい男になるって事だな。」
「死にたい訳?」
千草はマジ睨みで俺を見てきたのでお口にチャックをした…
亮の拳は赤く腫れ、酷い部分はみみず腫になっている。
「ふはは、お前、拳、限界だろ?」
「余裕だ…(強がっては見てもあの構えはヤバい…)」
「強がんなよ…(あのガキ段々スピードが上がってやがる…次で終わらす。)」
バッ!
大柄な男は再び前羽の構えに入る。
「っち…(悠…ならどうする…)」
鉄壁の守り、拳は限界、間合いも狭い、左右は壁…
「(…)」
… …
「悠あのデカイの決める気よ。」
「ん~…ま、平気じゃね?ここは『路上』だしな!」
… …
「…(『路上』そか…OK…)」
ダッ! バスッ!
亮正面から正拳を繰り出し!
「はっ!馬鹿が!」
バシッ!グリン!
亮の右拳は左腕に受けられ更に左下に下げられる様に回し受けられた!
ズカキィ!!ゴガン!?
「ぐぶっ!」
亮は回し受けで体勢を崩されガードも間に合わず右頬にストレートな正拳が入り壁にぶち当たる!
「なっ、亮の勝ちだろ?」
「けど、苦肉の策ね…」
悠と千草の会話に周りは首を傾げる、亮は誰の目から見ても一撃を受け負けなのだ…
しかし…
ドダッ…
「「!!」」
倒れたのは大柄な男だった…
「痛っ…口中切れたな…」
亮は立ち上がり血を吐き出し倒れた男を見る。
……
「はっ!馬鹿が(回し受けて一撃だ!)」
バシッ!グリン!
「(なっ回し受け…腕がズカキィ!!
亮の視界は揺れる…
「(勝っゴガン!?
「(九脚……)」
亮は自分が殴られた瞬間に出来た『攻撃後の隙(技後硬直)』を突き顎を蹴り上げたのだ!
「今風に言えばクロスカウンターだ。殴った後のがら空きの油断だらけの顎に蹴りだ物凄く痛いだろうな、くけけ」
「誰に説明してんのよ…」
悠は悪魔笑みを浮かべ千草は呆れる。
「はは、どうだった悠?」
亮は右頬を擦りながら悠と千草の方に向く
「にぃ~いい~顔になったじゃ無いっゴチン!
「何処がよ!」
千草は悠の頭にチョップを落とす…
「痛たた…舌噛んだ…亮!!」
「えっ?!」
「ガキがぁ!」「ぐっ!?」
ギュリィ…
亮は振り返るのが少し遅かった!倒したと思った男は立ち上がっていて亮の首に腕を回していた…
「ぐっ…(は、裸絞め…)」
『裸絞め・三角絞め・チョークスリパー・首に腕を回し締め上げ、特に本絞めと呼ばれる絞め方は8秒で人を死に追いやれる。』
「終いだ…」
男は腕で更に力を入れつつ左手を指3本で亮の頭に落とそうと…
「!?」「!!」
バッ!バッ!
ガシリ… ギリリィ…
「おい、筋肉達磨、何してんだ、こら?潰すぞ?」
「離さないと、二度と動かない様にするわよ?」
千草は、左腕の手首と肘の部分を掴み
悠は目玉まで1センチ間での距離で指を止めてある。
「…っち」
男は亮の首から腕を解く…
「がはっ…ごほっ…」
「亮!」
千草は亮に駆け寄り…
「筋肉達磨、俺が相手だ。」
「…やってやらぁ…」
「ちょ、山寺さんまずいっすよ!これ以上は!」
「黙れ!…今からこのガキを…」
「ダメッスよ!今日は館長くるんですから!!行きますよ!」
「っ…くそ…命拾いしたな…」
山寺と呼ばれた大柄の男は二人の男に引っ張られて行く…
「…」
「何で逃がしたのよ…」
「考えたら、俺が手を出す喧嘩じゃ無いからな…だろ?」
「…ああ…彼奴は俺がやる。」
亮は立ち上がり山寺の背中を睨みつける…
「あーあ…COOLな亮がアンタみたくなって来たわよ…」
「はは、じゃ、よりいい男になるって事だな。」
「死にたい訳?」
千草はマジ睨みで俺を見てきたのでお口にチャックをした…