-夏編-気持と意地とプライドと…(前編)
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「…寝てるよ…」
「…自分が呼んどいて…」
「…彼は何時もこうなのか?…」
「…汗だくですね…」
「はぁ…起こすか…」
悠の周りに5つの影が集まり…
「悠、悠!!」
グイグイ…グイグイ…
「んっ…後少し…」
「ダメよ!起きて!」
「んん…だいじょぶ…8時におきる…」
「今もう8時半だよ!」
「……え!」
ガバリ!っと体を起こし辺りを見ると
「悠~流石にこんな状況で寝坊はね~」
「はぁ…来た時は驚いたわよ?」
「昨日の今日でまさかこんな事になるとは…」
こなた、かがみ、まゆ、みさお、ゆたかが呆れ笑い顔で俺を見ている…
「うわっ!す、すまん!」
俺はまず頭を下げた……
………
-大広間-
とりあえず道場から大広間まで移動して
「朝から悪いな…集まって貰って…」
「まぁ…この面子で集まるっては聞いてなかったけど…」
「昨日の事で呼んだんですよね…」
みさおとゆたかの問いに…
「あぁ…ちゃんと伝えておこうと思ってな…」
「「「………」」」
皆は口を閉じ此方に視線を向け…
「俺は…」
「「「……」」」
時間が長く重い…
「俺は…っ…」
くそ…言えよ…何で…言え無い…覚悟決めたんだろ…………
「「「……」」」
「…っ……(ダメだ…)」
頭が下がる…情けないな…
「(腑抜けが…)」
「(柏…?)」
「(…今のお前は最低だな…)」
「(はは、言われた通りだな…)」
「(言っとくぞ…今のお前はただの雑魚だ)」
「(…雑魚?誰が?俺がか?)」
「(っち!この腑抜けが!一生負け続けろ!)」
「(…一生負け?爺にも…柏にも?…ふ、ふふふ…野郎…)」
「悠?」
「あっ……」
数分だが…俺は呆けていた様だ…けど…
パァァン!!
「「「!!?」」」
「痛っ~~…」
俺は両頬をおもいっきり両手で叩き…
「ちょ、悠君?!」
「…気合い入れてた。皆、俺は…今は……誰とも付き合えない…すまん!!」
ガン!机に頭を打ち付けたが俺は頭を下げた…
「「「……」」」
「悪いとは思ってる…皆の気持ちも嬉しいし俺も皆が好きだ……けど、それは恋愛とかじゃ無く…友達としてだ……」
「「「……」」」
「今まで恋愛事は無かったし…初めてだから判らないんだ……それに、俺はどうしても…どうしても…ぶっ飛ばさないといけない奴が居る…それまでは…誰とも付き合えない…すまん…」
「「「……」」」
言ってしまった…けど、後悔は無い…後は嫌われるか…殴られるか…
「はぁ…やっぱりね~~~」
「えっ?!」
頭を上げると
「はぁ~悠君の事だからこんな事だと思ったわ…」
「だよな~ゆうって結局喧嘩第一だからなぁ~」
「仕方ないですよね…」
「…なっ?」
誰1人怒らず…笑って居る…
「いや、実は、悠君が寝ている間に少し皆で話して居たんだよ。」
「悠が誰を選んでも恨みっこ無しでって、けど…」
全員の視線が俺に集まり…
「「「悠(君、先輩)は絶対誰も選ばないって!」」」
「!?」
開いた口が塞がらない…
「あはは~、悠変な顔~」
「ゆう先輩、お口開いてますよ、あはは」
「クスクス」「あはは」
皆は俺を見て笑う…
「~~…まるで狐に摘ままれた気分だ…」
「狐じゃ無く摘ままれたのは兎だな。」
「兎?ナンダソレ?」
「…何だろうな。少し妬いてしまったよ…」
「??」
最後の方は聞き取れず、まゆにしてはイマイチ歯切れが悪かった。
「それにしても悠~どしたの?その顔?何かまた傷増えてるし」
「ちょっと昨日な…(柏の野郎からまず殺らないとな…)」
「痛そうだね~」
ソッ…
こなたはいつの間にか隣に来ていて顔に触れる。
「「あっ!!」」
「なぁに…大したこと無い…」
そう言いながら頬とでこのバンソーコーを剥がす。
「あ、あのゆう先輩良かったらバンソーコーの変えありますよ!」
「ん?あぁサンキュ。」
こんどは反対側にいつの間にかゆたかが居る…
「は、貼りましょうか?」
「じゃあ…頼む。」
髪を上げてデコを出すと
「その位私がやってあげるわよ!」
「いや、ここは僕がやろう。」
「え!あ!私がやりますよ!」
かがみ、まゆ、ゆたかがバンソーコーを取り合う…
「…何やってだ?」
「わかって無いね~皆悠の好感度を狙ってるんだよ。」
「…ったく。」
ヒョイ
「「「あっ!」」」
バンソーコーを取り上げて自分で鼻先とでこに張り付けた。
……
「さてと、じゃ悠私達そろそろ帰るね。」
そう言うとこなた達はたちあがってこっちを見る。
「ああ…」
「じゃあね、悠。」
「またね、悠君」
「また遊びにくるよ、悠」
「失礼しますね、悠先輩」
「んじゃまた後でな~悠。」
「…自分が呼んどいて…」
「…彼は何時もこうなのか?…」
「…汗だくですね…」
「はぁ…起こすか…」
悠の周りに5つの影が集まり…
「悠、悠!!」
グイグイ…グイグイ…
「んっ…後少し…」
「ダメよ!起きて!」
「んん…だいじょぶ…8時におきる…」
「今もう8時半だよ!」
「……え!」
ガバリ!っと体を起こし辺りを見ると
「悠~流石にこんな状況で寝坊はね~」
「はぁ…来た時は驚いたわよ?」
「昨日の今日でまさかこんな事になるとは…」
こなた、かがみ、まゆ、みさお、ゆたかが呆れ笑い顔で俺を見ている…
「うわっ!す、すまん!」
俺はまず頭を下げた……
………
-大広間-
とりあえず道場から大広間まで移動して
「朝から悪いな…集まって貰って…」
「まぁ…この面子で集まるっては聞いてなかったけど…」
「昨日の事で呼んだんですよね…」
みさおとゆたかの問いに…
「あぁ…ちゃんと伝えておこうと思ってな…」
「「「………」」」
皆は口を閉じ此方に視線を向け…
「俺は…」
「「「……」」」
時間が長く重い…
「俺は…っ…」
くそ…言えよ…何で…言え無い…覚悟決めたんだろ…………
「「「……」」」
「…っ……(ダメだ…)」
頭が下がる…情けないな…
「(腑抜けが…)」
「(柏…?)」
「(…今のお前は最低だな…)」
「(はは、言われた通りだな…)」
「(言っとくぞ…今のお前はただの雑魚だ)」
「(…雑魚?誰が?俺がか?)」
「(っち!この腑抜けが!一生負け続けろ!)」
「(…一生負け?爺にも…柏にも?…ふ、ふふふ…野郎…)」
「悠?」
「あっ……」
数分だが…俺は呆けていた様だ…けど…
パァァン!!
「「「!!?」」」
「痛っ~~…」
俺は両頬をおもいっきり両手で叩き…
「ちょ、悠君?!」
「…気合い入れてた。皆、俺は…今は……誰とも付き合えない…すまん!!」
ガン!机に頭を打ち付けたが俺は頭を下げた…
「「「……」」」
「悪いとは思ってる…皆の気持ちも嬉しいし俺も皆が好きだ……けど、それは恋愛とかじゃ無く…友達としてだ……」
「「「……」」」
「今まで恋愛事は無かったし…初めてだから判らないんだ……それに、俺はどうしても…どうしても…ぶっ飛ばさないといけない奴が居る…それまでは…誰とも付き合えない…すまん…」
「「「……」」」
言ってしまった…けど、後悔は無い…後は嫌われるか…殴られるか…
「はぁ…やっぱりね~~~」
「えっ?!」
頭を上げると
「はぁ~悠君の事だからこんな事だと思ったわ…」
「だよな~ゆうって結局喧嘩第一だからなぁ~」
「仕方ないですよね…」
「…なっ?」
誰1人怒らず…笑って居る…
「いや、実は、悠君が寝ている間に少し皆で話して居たんだよ。」
「悠が誰を選んでも恨みっこ無しでって、けど…」
全員の視線が俺に集まり…
「「「悠(君、先輩)は絶対誰も選ばないって!」」」
「!?」
開いた口が塞がらない…
「あはは~、悠変な顔~」
「ゆう先輩、お口開いてますよ、あはは」
「クスクス」「あはは」
皆は俺を見て笑う…
「~~…まるで狐に摘ままれた気分だ…」
「狐じゃ無く摘ままれたのは兎だな。」
「兎?ナンダソレ?」
「…何だろうな。少し妬いてしまったよ…」
「??」
最後の方は聞き取れず、まゆにしてはイマイチ歯切れが悪かった。
「それにしても悠~どしたの?その顔?何かまた傷増えてるし」
「ちょっと昨日な…(柏の野郎からまず殺らないとな…)」
「痛そうだね~」
ソッ…
こなたはいつの間にか隣に来ていて顔に触れる。
「「あっ!!」」
「なぁに…大したこと無い…」
そう言いながら頬とでこのバンソーコーを剥がす。
「あ、あのゆう先輩良かったらバンソーコーの変えありますよ!」
「ん?あぁサンキュ。」
こんどは反対側にいつの間にかゆたかが居る…
「は、貼りましょうか?」
「じゃあ…頼む。」
髪を上げてデコを出すと
「その位私がやってあげるわよ!」
「いや、ここは僕がやろう。」
「え!あ!私がやりますよ!」
かがみ、まゆ、ゆたかがバンソーコーを取り合う…
「…何やってだ?」
「わかって無いね~皆悠の好感度を狙ってるんだよ。」
「…ったく。」
ヒョイ
「「「あっ!」」」
バンソーコーを取り上げて自分で鼻先とでこに張り付けた。
……
「さてと、じゃ悠私達そろそろ帰るね。」
そう言うとこなた達はたちあがってこっちを見る。
「ああ…」
「じゃあね、悠。」
「またね、悠君」
「また遊びにくるよ、悠」
「失礼しますね、悠先輩」
「んじゃまた後でな~悠。」