-夏編-気持と意地とプライドと…(前編)
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稲葉の家は本当にすぐ近くだった、歩き出して数分もしない内に…
「ここよ。」
と言って指を指した。
「って…でかいな…」
目の前にはかなり立派な和風の家が建っていて良く見ると倉の様な物が幾つも見える…
「ありがと、さぁ入って。」
稲葉は玄関を開けて手招きするが
「け、けど良いのかこんな時間に…」
「そうね…誰?って聞かれたら彼氏とでも言うわ」
「…」
「冗談よ、それとも今は辛かったかしら?クスクス」
「お前なぁ…」
「謝るから、入って、このままじゃ本当に風邪ひいちゃうわ。」
俺は兎も角、稲葉も雨で濡れていたので俺は上がらしてもらうことにした。
-(?)-
暫く廊下を渡って離れの二階に上がり、扉に兎が描かれた部屋に入れてもらうと
「ここは私の部屋よタオル持って来るから好きに座ってて。」
「あ、ああ…」
トタトタっと稲葉は部屋から出ていき…
「…(落ち着かないな…)」
机の上には据え置きパソコンが1台にノートパソコン1台、棚にはデジカメが並べられていて、本棚には明らかに同人誌が綺麗に終われている。
「そういえば…女の部屋に入るの初めてだな…」
俺は自然にベッドやタンスに目が行ってしまう…
「お待たせ。」
「お!!おう!」
「…どうかした?」
「い、いや別に…」
俺はタオルを受け取って頭をワシワシとふく…
「…タンスの中見たいの?」
「な、なわ、んな訳あるか!」
「そう、ちなみに下着はそっちの引きだしよ。」
「あ、じゃそっちを…っておい!!」
乗り突っ込みをしてしまった…
「クス、元気みたいね。」
「あっ…~~」
いつの間にか稲葉のペースにはめられてしまっている。
「ふふ、さっ傷の手当てしましょうか…」
稲葉は髪を束にして縛ろうと両手を後ろに回すと…
「!!」
俺は慌てて後ろを向いた。
「?どうかした?」
「い、いや…き、着替えた方が良くないか?」
「?…あら…」
稲葉は白いノースリーブのブラウスを着ていたので雨に濡れて下着が透けている…
「私は別に気にしないけど?」
「俺が気になるだろ…」
「わかったわ、じゃあ着替えるけど…1ついい?」
「見ねえよ…」
「そうじゃ無くて黒が好きなの?」
「な!は、早く着替えろ!」
「クスクス、わかったわよ。」
稲葉はタンスから服を出し着替え始める…
「(ったく、こいつも羞恥心が無いかよ…けど眼福だった…じゃなくて!)」
シュルシュル…パサ…
「はい、着替えたわよ?薬つけたげるからこっち向いて」
「ああ…」
振り向くと…
「何?」
「いや、何んでもない…」
稲葉は黒いタンクトップを着て消毒液をガーゼに染み込ましている…
「染みるわよ?」
チョンチョン…
「痛っ…」
「大事な拳がボロボロね」
悠の両拳は指の第三関節の部分まで傷になっているが血は止まっている。
「この位2、3日で治る…」
「そっ。じゃ次は顔ね」
稲葉は手際よくガーゼを新しい物に変えて頬に当ててくる…
「最近貴方の顔、傷が無いことが無いわね。」
「うるせ~…」
アスファルトに何度も当てられたのでデコと鼻先、左頬に擦り傷が出来ていた。
「はい、おしまい。」
ぺたっ…
「…またこれか…」
鏡を見ると鼻にはバンソーコーおでこと頬にはガーゼが貼られてある。
「似合ってるわよ?何なら眼帯もつける?」
「よしてくれ…」
「残念ね…」
骸骨のマークが描かれた眼帯を渋々と稲葉は片付ける…
「ここよ。」
と言って指を指した。
「って…でかいな…」
目の前にはかなり立派な和風の家が建っていて良く見ると倉の様な物が幾つも見える…
「ありがと、さぁ入って。」
稲葉は玄関を開けて手招きするが
「け、けど良いのかこんな時間に…」
「そうね…誰?って聞かれたら彼氏とでも言うわ」
「…」
「冗談よ、それとも今は辛かったかしら?クスクス」
「お前なぁ…」
「謝るから、入って、このままじゃ本当に風邪ひいちゃうわ。」
俺は兎も角、稲葉も雨で濡れていたので俺は上がらしてもらうことにした。
-(?)-
暫く廊下を渡って離れの二階に上がり、扉に兎が描かれた部屋に入れてもらうと
「ここは私の部屋よタオル持って来るから好きに座ってて。」
「あ、ああ…」
トタトタっと稲葉は部屋から出ていき…
「…(落ち着かないな…)」
机の上には据え置きパソコンが1台にノートパソコン1台、棚にはデジカメが並べられていて、本棚には明らかに同人誌が綺麗に終われている。
「そういえば…女の部屋に入るの初めてだな…」
俺は自然にベッドやタンスに目が行ってしまう…
「お待たせ。」
「お!!おう!」
「…どうかした?」
「い、いや別に…」
俺はタオルを受け取って頭をワシワシとふく…
「…タンスの中見たいの?」
「な、なわ、んな訳あるか!」
「そう、ちなみに下着はそっちの引きだしよ。」
「あ、じゃそっちを…っておい!!」
乗り突っ込みをしてしまった…
「クス、元気みたいね。」
「あっ…~~」
いつの間にか稲葉のペースにはめられてしまっている。
「ふふ、さっ傷の手当てしましょうか…」
稲葉は髪を束にして縛ろうと両手を後ろに回すと…
「!!」
俺は慌てて後ろを向いた。
「?どうかした?」
「い、いや…き、着替えた方が良くないか?」
「?…あら…」
稲葉は白いノースリーブのブラウスを着ていたので雨に濡れて下着が透けている…
「私は別に気にしないけど?」
「俺が気になるだろ…」
「わかったわ、じゃあ着替えるけど…1ついい?」
「見ねえよ…」
「そうじゃ無くて黒が好きなの?」
「な!は、早く着替えろ!」
「クスクス、わかったわよ。」
稲葉はタンスから服を出し着替え始める…
「(ったく、こいつも羞恥心が無いかよ…けど眼福だった…じゃなくて!)」
シュルシュル…パサ…
「はい、着替えたわよ?薬つけたげるからこっち向いて」
「ああ…」
振り向くと…
「何?」
「いや、何んでもない…」
稲葉は黒いタンクトップを着て消毒液をガーゼに染み込ましている…
「染みるわよ?」
チョンチョン…
「痛っ…」
「大事な拳がボロボロね」
悠の両拳は指の第三関節の部分まで傷になっているが血は止まっている。
「この位2、3日で治る…」
「そっ。じゃ次は顔ね」
稲葉は手際よくガーゼを新しい物に変えて頬に当ててくる…
「最近貴方の顔、傷が無いことが無いわね。」
「うるせ~…」
アスファルトに何度も当てられたのでデコと鼻先、左頬に擦り傷が出来ていた。
「はい、おしまい。」
ぺたっ…
「…またこれか…」
鏡を見ると鼻にはバンソーコーおでこと頬にはガーゼが貼られてある。
「似合ってるわよ?何なら眼帯もつける?」
「よしてくれ…」
「残念ね…」
骸骨のマークが描かれた眼帯を渋々と稲葉は片付ける…