-夏編-気持と意地とプライドと…(前編)
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「…眠れねぇ」
ベッドの上で俺はゴロリと寝転がり携帯を徐に開くと…
22時19分…
「10時過ぎか…彼奴起きてるかな…」
プルルル…プルルル…
ガチャ!
「もしもし?!なんの用だこら?」
かなり不機嫌な声が聞こえてくる。
「不機嫌だな…柏」
「こっちはやっとヤマが片付いた所なんだよ!用事がないなら切るぞ!」
「…用事か…」
「…なんだぁ?元気ねぇな?」
「…少しな…」
「…っち、今どこだ?」
「家だ。」
「今から飯食いに行く、ついて来たいなら外にいろ」
ガチャン…ツーツー…
電話が切れた…
「…はは」
悠は小さく笑って外に出る準備を始めた…
… …
-車の中-
柏は携帯を閉じた後、エンジンを掛けずに少し考えていた…
「何だ、悠の奴………そうだ…」
柏は携帯を再び開いて
プルルル…
電話を掛け始めた…
… …
-玄関前-
「…」
10分は経ったらだろうか夏と言っても夜は夜だ少し肌寒さを感じ初めていると…
ブロロォ… キッ…
目の前に黒のメルセデスが止まり、フルスモークの窓が開き
「乗れよ。」
柏は横を指差す
「ああ…」
バタン…ブロロォ…
-車内-
「どうしたんだ?この車?」
「兜馬さんの会社で埃かぶってたのを安く買った…」
「へぇ…親父の会社か顔出して無いな…ガキの頃は良く遊びに行ってたな…」
「ガキは今も同じだろうが…」
「…はは…そうだな、俺はガキだよ…」
「…」「…」
車内は沈黙に包まれ…
「お前さ…」
先に口を開いたのは柏はだった。
「お前さ何かあったろ?」
「…」
「挑発にも乗らねぇ覇気もねぇ…」
「…」
「はぁ…」
キキッ…
柏は突然車を止めて
「もう一回聞く何があった?」
「…」
「黙りか…なら当ててやる、女関係だろ?」
「!!」
俺は思わず目を丸くして柏を見てしまった…
「話せよ俺の事は気にしなくていい昔の事だ…」
そう言われて…
「…今日さ友達に告白されたんだよ…」
俺は今日の事を柏に話していた……
… …
「…つまり、お前は何人かにコクられてどうすればいいか悩んでるって訳か?」
「ああ…」
「…そいつらの中に好きな奴は居ないのか?」
「わかんねぇよ…皆友達としては好きだけど…」
俺は頭を押さえた…
「…悠ちょっと外に出てみろ。」
「え?」
柏は先に外に出て行き…
俺も後に続く様に外に出て…
「何だよ?」
「…あのな」
柏は俺の横に来て…
ビュッバァン!!
「!!」
俺はおもいっきり殴り飛ばされた…
ベッドの上で俺はゴロリと寝転がり携帯を徐に開くと…
22時19分…
「10時過ぎか…彼奴起きてるかな…」
プルルル…プルルル…
ガチャ!
「もしもし?!なんの用だこら?」
かなり不機嫌な声が聞こえてくる。
「不機嫌だな…柏」
「こっちはやっとヤマが片付いた所なんだよ!用事がないなら切るぞ!」
「…用事か…」
「…なんだぁ?元気ねぇな?」
「…少しな…」
「…っち、今どこだ?」
「家だ。」
「今から飯食いに行く、ついて来たいなら外にいろ」
ガチャン…ツーツー…
電話が切れた…
「…はは」
悠は小さく笑って外に出る準備を始めた…
… …
-車の中-
柏は携帯を閉じた後、エンジンを掛けずに少し考えていた…
「何だ、悠の奴………そうだ…」
柏は携帯を再び開いて
プルルル…
電話を掛け始めた…
… …
-玄関前-
「…」
10分は経ったらだろうか夏と言っても夜は夜だ少し肌寒さを感じ初めていると…
ブロロォ… キッ…
目の前に黒のメルセデスが止まり、フルスモークの窓が開き
「乗れよ。」
柏は横を指差す
「ああ…」
バタン…ブロロォ…
-車内-
「どうしたんだ?この車?」
「兜馬さんの会社で埃かぶってたのを安く買った…」
「へぇ…親父の会社か顔出して無いな…ガキの頃は良く遊びに行ってたな…」
「ガキは今も同じだろうが…」
「…はは…そうだな、俺はガキだよ…」
「…」「…」
車内は沈黙に包まれ…
「お前さ…」
先に口を開いたのは柏はだった。
「お前さ何かあったろ?」
「…」
「挑発にも乗らねぇ覇気もねぇ…」
「…」
「はぁ…」
キキッ…
柏は突然車を止めて
「もう一回聞く何があった?」
「…」
「黙りか…なら当ててやる、女関係だろ?」
「!!」
俺は思わず目を丸くして柏を見てしまった…
「話せよ俺の事は気にしなくていい昔の事だ…」
そう言われて…
「…今日さ友達に告白されたんだよ…」
俺は今日の事を柏に話していた……
… …
「…つまり、お前は何人かにコクられてどうすればいいか悩んでるって訳か?」
「ああ…」
「…そいつらの中に好きな奴は居ないのか?」
「わかんねぇよ…皆友達としては好きだけど…」
俺は頭を押さえた…
「…悠ちょっと外に出てみろ。」
「え?」
柏は先に外に出て行き…
俺も後に続く様に外に出て…
「何だよ?」
「…あのな」
柏は俺の横に来て…
ビュッバァン!!
「!!」
俺はおもいっきり殴り飛ばされた…
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