-日常編-夏に向けて…
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-放課後-
「よし…じゃ行くか亮」
「ああ。」
悠は放課後になり亮と合流して、教室を出ようと扉を開けると
「やぁ、帰る所かい?」
「「!?」」
まゆが居る。
「どうした?変な顔をして」
「ま、まゆこそどうした?」
「僕は今から部活だ、…せ、折角だから挨拶をと思ってな。」
「そ、そうか、じゃあまたな!」
「お疲れさん!」
悠と亮は慌ててまゆの間を抜けて行く。
「…さて、僕も行くとするか…他の部長まで呼んで何する気なんだ…」
まゆも教室を出ていく…
「ねぇ~かがみん~悠怪しくない?」
「何がよ?」
「な~んか今日の悠朝からウキウキこそこそしてる気がするんだよね~」
「そう…?」
「ん~…ふふ、これは事件のニオイがしますよ~」
こなたは古畑の真似をするが…
「似てねぇ!」
… … …
-体育会-
「たのも~!」
「道場破りか…」
「道場破りじゃ!って誰もいね~…」
悠は辺りを見回すが亮と自分以外誰も見当たらない。
「何だ?騙されたのか?」
「はぁ?マジかよ……帰るか…」
踵を返すと
「待てよ!」
「お!やっと、ご登場か!」
悠は鞄を横に放り投げて空手部Aの元にヅカヅカと近づいていく!
「1人とはいい度胸だ!何安心しろ!一瞬だから!」
「悠それじゃあ悪人だぞ…」
亮はツッコミつつ悠の後ろにつく
「ちょ!待て待て!先に話を聞け!」
「あん?」
悠は空手部Aの一歩手前で止まる(拳は鼻先ギリギリ)。
「…っ、お、お前噂以上にヤバい奴だな…」
「噂?」
「…お前中学の頃他校の不良潰したり、今じゃストリートファイトしてるらしいな…」
「…」
「お陰でお前をムカつく奴何て居なかったよ。」
「嬉しいとは言いにくいな…っか何じゃ今日は無しな訳か…?」
悠は呆れ顔で拳をおろす…
「はは、残念だな悠」
亮は悠の肩を叩いて笑う。
「けどな…小鳥遊お前がいくら喧嘩で強くてもな本当の格闘技のが数倍も強い!それを証明するために…」
「…」
グィィ!
「ウッ!」
悠は無言で胸ぐらを掴んで
「周りくどい…用件を言え。」
「し、証明、するためにお前の相手を連れてきた…」
「あん?相手?」
悠は手を放し空手部Aを見る
「悠どうやら彼方の方々じゃ無いのか?」
「あん?」
振り向くと
「素人相手か気が引けるな…」
「まぁいいじゃ無いか。」
ガタイのいい胴着姿の男と竹刀を持った男が入って来て更に数十人入ってくる。
「…あの二人か?」
悠は先に入って来た二人をみる。
「そうだ、柔道部主将の八木さんと剣道主将の春山さんだ。」
空手部Aは八木と春山の方にいく。
「…君が小鳥遊君か初めまして柔道部の八木だ。」
「俺は剣道の春山だ、今日は岸部の代わりに相手をする。」
「…はぁ、いいけど1ついいか?」
「何だ?」
「岸部って誰?」
「な!俺だ!」
空手部Aは岸部と言う名前らしい…
「ああ、空手部Aの事か…どうでもいいけど空手部主将は居ないのか?」
「うちの主将は忙しい人だけど…後で必ず来る…」
「ま、何でも良いけどな…どっちが先に相手をしてくれるんだ?」
悠はコキッコキッと首をならす。
「はっはっは、威勢がいいな、よし俺が相手をしてやろう。おい準備しろ!」
「おっす!」
… … …
数分の間に柔道部によって準備が整い…
「はぁ~やっと準備できたか…」
悠はマットの中央に立つ。
「待ちたまえ制服のままやるつもりか?」
「あいにく胴着は持って無くてな…まぁお手柔らかに頼むよ。ははは」
「…はは胴着を貸そう着替えてきたまえ。(なめてるな…)」
… …
「全く…茶番だな」
亮は端でため息をつく…
「そうデスカ?とても面白いと思いマスヨ」
「パティ?何やってんだ?」
「何をって皆集まってマスヨ、運動部主将と悠が戦うって聞いたノデ!」
「そう言えば…」
よく見ると各部活の生徒以外にチラホラと集まって来ている…
「…(広めたのは何処のバカだ…)」
「探せばコナタ達も居ると思いマスヨ」
「彼奴等もか…ま、俺は特等席で見るとするか…」
亮はマットの近くに歩いていく。
「胴着って初めて着たな…」
「よく似合ってるぞ。」
「亮それは誉めてるんだよな?」
「ああ、頑張れ」
「あいよ。」
パンッ!
悠は亮の手を叩いて八木の前に立つ。
「さぁ…組もうぜ」
八木の体格は2メートル越えで130キロの巨体だ…
「こうかな?」
ガシッ…
悠は適当に胴着を掴む
「違うな…こうだ!」
ギュッ!
ダン!
「オッ?!(動かない…)」
八木は悠を背負い投げ用としているが…
「…なるほど、これが背負い投げか。」
悠は腕と胸ぐらを掴まれているが平然としている…
「よい…しょっと!!」
ブン!!スダン!!
「なぁ…」
八木は目を見開く、圧倒的優位な自分が掴んでいた右手を横に払われるだけで転がってしまって居るから…
「へへ、一本ってやつか?」
ざわざわ… ざわざわ…
辺りは騒がしくなる。
「よし…じゃ行くか亮」
「ああ。」
悠は放課後になり亮と合流して、教室を出ようと扉を開けると
「やぁ、帰る所かい?」
「「!?」」
まゆが居る。
「どうした?変な顔をして」
「ま、まゆこそどうした?」
「僕は今から部活だ、…せ、折角だから挨拶をと思ってな。」
「そ、そうか、じゃあまたな!」
「お疲れさん!」
悠と亮は慌ててまゆの間を抜けて行く。
「…さて、僕も行くとするか…他の部長まで呼んで何する気なんだ…」
まゆも教室を出ていく…
「ねぇ~かがみん~悠怪しくない?」
「何がよ?」
「な~んか今日の悠朝からウキウキこそこそしてる気がするんだよね~」
「そう…?」
「ん~…ふふ、これは事件のニオイがしますよ~」
こなたは古畑の真似をするが…
「似てねぇ!」
… … …
-体育会-
「たのも~!」
「道場破りか…」
「道場破りじゃ!って誰もいね~…」
悠は辺りを見回すが亮と自分以外誰も見当たらない。
「何だ?騙されたのか?」
「はぁ?マジかよ……帰るか…」
踵を返すと
「待てよ!」
「お!やっと、ご登場か!」
悠は鞄を横に放り投げて空手部Aの元にヅカヅカと近づいていく!
「1人とはいい度胸だ!何安心しろ!一瞬だから!」
「悠それじゃあ悪人だぞ…」
亮はツッコミつつ悠の後ろにつく
「ちょ!待て待て!先に話を聞け!」
「あん?」
悠は空手部Aの一歩手前で止まる(拳は鼻先ギリギリ)。
「…っ、お、お前噂以上にヤバい奴だな…」
「噂?」
「…お前中学の頃他校の不良潰したり、今じゃストリートファイトしてるらしいな…」
「…」
「お陰でお前をムカつく奴何て居なかったよ。」
「嬉しいとは言いにくいな…っか何じゃ今日は無しな訳か…?」
悠は呆れ顔で拳をおろす…
「はは、残念だな悠」
亮は悠の肩を叩いて笑う。
「けどな…小鳥遊お前がいくら喧嘩で強くてもな本当の格闘技のが数倍も強い!それを証明するために…」
「…」
グィィ!
「ウッ!」
悠は無言で胸ぐらを掴んで
「周りくどい…用件を言え。」
「し、証明、するためにお前の相手を連れてきた…」
「あん?相手?」
悠は手を放し空手部Aを見る
「悠どうやら彼方の方々じゃ無いのか?」
「あん?」
振り向くと
「素人相手か気が引けるな…」
「まぁいいじゃ無いか。」
ガタイのいい胴着姿の男と竹刀を持った男が入って来て更に数十人入ってくる。
「…あの二人か?」
悠は先に入って来た二人をみる。
「そうだ、柔道部主将の八木さんと剣道主将の春山さんだ。」
空手部Aは八木と春山の方にいく。
「…君が小鳥遊君か初めまして柔道部の八木だ。」
「俺は剣道の春山だ、今日は岸部の代わりに相手をする。」
「…はぁ、いいけど1ついいか?」
「何だ?」
「岸部って誰?」
「な!俺だ!」
空手部Aは岸部と言う名前らしい…
「ああ、空手部Aの事か…どうでもいいけど空手部主将は居ないのか?」
「うちの主将は忙しい人だけど…後で必ず来る…」
「ま、何でも良いけどな…どっちが先に相手をしてくれるんだ?」
悠はコキッコキッと首をならす。
「はっはっは、威勢がいいな、よし俺が相手をしてやろう。おい準備しろ!」
「おっす!」
… … …
数分の間に柔道部によって準備が整い…
「はぁ~やっと準備できたか…」
悠はマットの中央に立つ。
「待ちたまえ制服のままやるつもりか?」
「あいにく胴着は持って無くてな…まぁお手柔らかに頼むよ。ははは」
「…はは胴着を貸そう着替えてきたまえ。(なめてるな…)」
… …
「全く…茶番だな」
亮は端でため息をつく…
「そうデスカ?とても面白いと思いマスヨ」
「パティ?何やってんだ?」
「何をって皆集まってマスヨ、運動部主将と悠が戦うって聞いたノデ!」
「そう言えば…」
よく見ると各部活の生徒以外にチラホラと集まって来ている…
「…(広めたのは何処のバカだ…)」
「探せばコナタ達も居ると思いマスヨ」
「彼奴等もか…ま、俺は特等席で見るとするか…」
亮はマットの近くに歩いていく。
「胴着って初めて着たな…」
「よく似合ってるぞ。」
「亮それは誉めてるんだよな?」
「ああ、頑張れ」
「あいよ。」
パンッ!
悠は亮の手を叩いて八木の前に立つ。
「さぁ…組もうぜ」
八木の体格は2メートル越えで130キロの巨体だ…
「こうかな?」
ガシッ…
悠は適当に胴着を掴む
「違うな…こうだ!」
ギュッ!
ダン!
「オッ?!(動かない…)」
八木は悠を背負い投げ用としているが…
「…なるほど、これが背負い投げか。」
悠は腕と胸ぐらを掴まれているが平然としている…
「よい…しょっと!!」
ブン!!スダン!!
「なぁ…」
八木は目を見開く、圧倒的優位な自分が掴んでいた右手を横に払われるだけで転がってしまって居るから…
「へへ、一本ってやつか?」
ざわざわ… ざわざわ…
辺りは騒がしくなる。