「あぅう～」「痛い…」

悠はみさおの右頬こなたの左頬つねる

「やかましい！こっちはもっといたいわい…その位で済んだ事をありがたく思え」

悠は余程痛苦しかったのか、ほんのりと涙目になっている。

「なかなか、賑やかだな。いつもこうなのかい？」

「そうだな、こなた達が居るとこんな感じだ。」

「う～～亮、水くれ水」

悠はお仕置きを済ますと席に戻って二本目の水を飲みだす。

「あの～所で…坂神会長はなぜここに？」

「彼等と昼食を取ろうと思ってな、柊君もここで昼食かい？」

「うちのかがみんは私達とじゃ無いと食べないからね～」

復活したこなたは悠の弁当を早速食べながらら言う。

「かがみん？柊君のあだなかい？」

「いや、コイツが勝手に言ってるだけですから。」

「そうだぞちびっこ！柊はうちんだぞ！」

みさおがミートボールを奪いながら話しに参加する。
「いや、私は物じゃないし！」

そういいつつ、かがみは稲荷寿司を取る。

「悠くん、今日のお弁当凄いわね」

「ほんとう、このお寿司美味しいよ。」

あやのとつかさも稲荷寿司を食べるが

「っかお前らとりあえず座って食え。」

「「「あ！」」」

「ｸｽｸｽ」

まゆはそのやり取りに笑ってしまう。

…

全員が座り

「所でさっきかがみんが会長って言ってたけど…？」

「自己紹介が送れたね、僕は坂神まゆ、一応生徒会長をやっている。」

まゆはこなた達に自己紹介をして他の皆も自己紹介しているが


「…悠さん…気づいてますか？」

「ふふ、流石はこなたさん目をつけるのがお早い事で…」

こなたと悠は不敵な笑みを浮かべる。

「二人ともどうした？」

「あの顔はどうせ、ろくでも無いこと考えてる顔ですからほっておいた方がいいですよ…」

まゆは不敵な笑みを浮かべる二人を不思議そうに見るがかがみはげんなりな表示で二人を見る。

「ろくでも無いとは失礼な！」

「そうだ、俺達はボクっ子と言うカテゴリーに感激をおぼえていただけだ！」

「…(哀れ)」「…(困)」「…(無心)」「…(不明)」「…(不明)」「？」

↑ かがみ、つかさ、亮、みさお、あやの、まゆ

「来たよ、来ましたよ～我々と一線置くこのパンピーライン！」

「所詮私達はｱｳﾄﾛｰだね悠！」

悠とこなたはオーバーリアクションをとる。

「彼らは何がいいたいんだ？」

「いや、無視していいからあれは悠達の悪い病気みたいな物だからな。」
亮は的確な対処法を説明する。


「しかし、ボクっ子と言えばやはり薔薇乙女の蒼い子かな？」

「撲殺天使とかも…」

こなたと悠は既にマイテリトリーに入っている。

… …

そんなこんな？で昼食を終えて

「さぁて…放課後に備えて昼からはサボるかな～～」

悠はｸﾞｸﾞｯ～っと背伸びをする。

「悠僕は昨日反省が無いようなら他の事もやってもらうと言ったはずだが？」

「おっとこりゃ…口がすべったな…」

悠は笑いながら口に×をつける。

「悠、放課後何かあるのか？」

ガシッ

「(放課後昨日の空手部の奴に呼ばれてる。)」

「(悠を呼び出しか？命知らずだな…)」

「(いやいや、空手部だぜ？俺は怖くてたまりませんよ旦那～)」

「(俺も行きたいな。)」

「(OK。)」

悠は亮にヒソヒソと耳打ちする。

「何をヒソヒソと話してるんだ？」

「いや～はは、最近はヤンデレもありだな～って話を。」

悠は本当に適当にごまかす。

「気になっていたのだけど、ヤンデレとかボクっ子とか何だ？」

「へっ？あー…何て言えばいいかな…性格？」

「俺に聞かないでくれ…」
悠はストレートな問いに少し困惑する。

「性格？」

「もっと簡単に言えばオタク用語ですよ。」

かがみが的確(？)な説明をする

「オタク用語…つまり悠はオタクなのか？」

「おう完璧オタクだ！な！」

「だね！」

悠とこなたは肩を組む

「…そういうのが好きなのか？」

「そりゃ大好きですよ。」
悠はグッと親指を立てる。

「そうか…」

「ゆう～会長さん引いてるぞ～」

「引かれるのは慣れっこさ…ふっ…」

悠は窓の外をみていると


踏んで♪縛って♪叩いて♪蹴って♪吊るして♪焦らして～♪でもそれってボクの愛なの～♪

携帯が大音量でなりだす。

「もしもし？」

悠は携帯にでる。

「何っー曲だ…」

「…あん？…何で？」
「…」
「いや、はぁ？…待て！解った解った！」
「…」
「解ったての！けど、少し遅れるらな！」

悠は電話を切る…

「どうした？」

「稲葉が放課後、時間空けとけって…」

「また、急だな。それに何か…」

「聞くな…(写真回収しないと何時までも脅されるな…しかし、彼奴から回収するのは…)」

悠は考え込んでしまう…

… …