「ｺﾎﾝ、えーではまず、最初に言っておくがこれはあくまでも仮定だ確実なもんじゃ無いからな…」

悠は黒板に何かを書きながら説明する…

「分かりやすく表すとこうだな…」

猫0.5
一般人 2～5
武道経験者5～10
～
武道有段者10～50
岡崎亮21、金剛39、千草50
～
摩耶60
氷室70
虎100
～～
戦車200
柏300
～～～

「って所だな物理的力量差って思ってくれ…まぁ、戦いってのは相性や様々な条件で勝敗が変わるしこの表はほぼ意味無いけどな…」
悠は亮達をみる。
「…何だぁ？この表？」

「あんた達何書いてんのよ？」

横から声が聞こえたので振り向くと

「あ、みさきちにかがみん。」

「あのね～強さ表だよ～」
つかさが説明する。

「強さ表？」

「…何々？柏って戦車よりつえぇのか！？」

みさおは驚く！

「んな訳ないでしょ…」

かがみはあきれるが…

「悠肝心の弥一さんの強さが抜けてる…」

亮は真剣に表を見る…

「…続きは…」

ドラゴン(存在したら)650～
イージス艦1500
～
梔姉さん1000～2000？(本気か不明)
～～～
弥一7000？(本気か不明)

「…だな…」

悠は静かにチョークを置く。

「ちょ、梔さんてイージス艦より強いの？！」

こなたは流石に声を上げる。

「目安な目安…」

「8000…俺の約数千倍の強さか…はは…」

「…じゃあ…ゆうくんは？」

ポツリとつかさが尋ねる

「俺は…」

悠500(爺にボコられたとき)

っと書き足す…

「少なくとも、まだ逆立ちしても梔姉さんにすら勝てないって所だな…」

悠は頭を掻きながら教卓から離れる。

「…勝てるのか？」

亮は悠の後ろについて歩く。

「今のままじゃ120%勝てない。けど…」

「けど？」

「夏休みフルにつぎ込んで鍛練したら変わると思さ。」

悠は笑顔で振り向き亮を見と

「ちょ！アンタそれ本気で言ってんの？」

横からかがみが声を上げる。

「俺はマジのつもりだが？」

「アンタねぇ！少しは将来の事とか考えなさいよ！夏期講習とか行かない来なの！」

ややマジのかがみは悠の前に立って怒鳴る。

「はなっから夏期講習何か行く気は無い。」

悠はそう言いきり。

「～～っ喧嘩ばかりして楽しいわけ？」

「爺がさ……良く言ってたよ、大人になるにつれてベーゴマをやらなくなり、キャンディを欲しがらなくなった…けど、喧嘩だけはやめられ無いって」

悠は笑いながら立ち上がり。

「亮聞いての通りかがみの意見が正しい、お前は無理に夏休みを潰してまで俺に付き合う事は無い…好きに考えろ。」

悠は手を振り教室から出ていく…

「「「…」」」

皆の間に重い沈黙が流れる。

「よっと、夏休み無しか…千草に何て言うかな…」

亮は椅子から立ち上がる

「！！亮君…本気なの？」

かがみは信じられないって顔をする。

「…俺は別に大学に興味ないからな…それに…」

「それに？」

「なに、悠の家に居座るってのも良いし…轟さんの所もあるさ。」

亮は笑いながら教室から出ていく…

「…何よ…先の事考えないで…」

かがみはﾎﾞｿﾘと呟くと後ろから


「…すまないが、高良君、柊君少し良いか?」

「えっ?!」「あら…」