ー日常編ー 危険な予感 [後編]
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バシィィン!!
『ほぅ…』
弥一の拳は摩耶に両手でとられ、柏は後ろから金剛に引っ張られ難を逃れ
「…にこ、崩拳(パオチュン)!」
バキッン!!
摩耶は笑顔で掴んだ手を左手で引き、右拳を打ち込む!
『ほほ、良く練られたクンフーじゃな』
弥一は摩耶の拳をまともに受け後にふっ飛ぶものの…
「ありゃ、やっぱりダメか…」
弥一は平然と笑っている
「摩耶どうする?」
「ん~最初少し一人でやらせて、その間に柏君を…」
「ま、待てお前等何を!」
柏は目を擦りながら叫ぶが
「あんな化け物アンタだけじゃ無理だろ……と言うか」
「私達も戦ってみたいですから…」
「悠のお爺さん…相手に不足無しです。」
いつの間にか氷室、卯天も近くに来ている。
「…はっ!なら、やらさしてやる!死んでこい!」
柏は立ち上がり笑う。
-端-
「おりゃ!」
ドン!バスッ!ガスッ!
亮は出せる限りの力で悠に攻め掛かる。
「…」
スッ…スッ…スッ…
悠はただただ避け続け集中する。
… …
-中央-
『太極拳に八卦掌かの?』
「流石ですね」
摩耶は左足を前に右足を後に引き弓開歩(歩方の一つ)に構えると…
ダッ…ン!…
摩耶は一歩分前に踏み込み左手は掌で顎に右手は抜き手で腹部目掛け同時に攻撃を仕掛けたが
パシッ…
弥一は左手のみで同時の拳を流す
「よ!」
だが、摩耶は想定の範囲だった!流された瞬間に身体を180度ひねり
「扮!」
ビュパ!?
鳥飛脚(半身をひねると同時に上段へ放つ蹴り)を放った!
スカッ…
「あ…れ…」
摩耶の蹴りは空を切る、弥一の姿が無い…
『下にも注意じゃよ?』
「えッ…ゴフッ!!?」
ズパアァァン!!?
弥一は縦に完全に開脚し摩耶の足下から顎目掛け手を打ち上げ…
摩耶は空に舞う…
『ふふ…』
弥一は立ち上がり一歩後ろに引き元居た位置に戻ると
ドタン……
摩耶は地に落ち倒れる…
「なっ…摩耶!」
「いった~い…」
摩耶は立ち上がり顎を押さえる…
『かっかか…やるの~落ちたとききちっと受身を取れるとは~』
「うう~頭グラグラする~」
「お、おい平気なのかフラフラしてるぞ…」
金剛は摩耶を支えていると
「では、次は私ですね…おや?」
氷室が弥一の前に立つと
スッ…
「氷室さん、援護します…」
卯天が横に並ぶ…
「…クスッ、そうですねお願いしますね、1人では心細かった所ですし。」
『どれ…揉んでやろう。』
弥一は楽しそうに笑う。
-周り-
「ハァハァ…」
亮は息が切れ始める…
「亮…」
「平気だ…」
そう言うものの亮は少しよたつく
「平気じゃ無いでしょ亮」
「よう頑張りましたなぁ、交替どす」
「千草に梔さん………」
亮は二人に支えられる
「亮ちゃん、悠ちゃんの力になりたいんやったら休むこともたいせつどすえ?」
「………は、い………」
ドサッ…
亮は力なく前倒れになり千草は亮を受け止め
「みなみちゃん、こういう場合どうしたらいいの」
「あ…えとっ…濡れたタオルで…!」
「みなみちゃん手伝うよ!」
「…うん、お願いゆたか!」
千草は亮の頭を膝に乗せ休ませ、みなみ達はタオルを頭に乗せる。
「さて…悠ちゃん、うちが一気に温めたります、ただし…死なへんように……な?」
悠は拳を握る。
ゾクリ…
こなた達は背筋に冷たいものが走る…
「ど、どうしよう…」
「し、知らないわよ、見てるしかないでしょ…」
「あああ…どうしよう!この場合どっちを撮ればいいの!!ああ………」
こなたとかがみは困惑気味だが稲葉はボルテージ最大だ…
-中央-
「はっ!!」
ギュリ! キュッパン!
「だぁ!!」
ヒュバン!!
正面からの居合いの拳、地すれすれからの双空掌!!
『ほいっと!』
弥一は左足で空掌を受け、引かれる前に卯天後と足を持ち上げた!!
「うわ!!」
「あっ…」
ズバン!!
「ぐはっ…」
何とか直撃には至らなかったものの氷室の居合いの拳は卯天の背中にヒットして弥一の足から横に転がる…
『悪いの~ボウズ。』
「余所見とは余裕ですね!!」
氷室と弥一の距離は一歩分確実に当たる!!そう確信したと同時に氷室の左手は抜拳…
『居合いの拳の弱点を知っとるか?』
弥一はほんの少し身を屈めて笑い
自ら氷室に向かい
トン…
「なっ…(何で撃てない…)」
氷室は何故か抜拳できない…
『ふふ、よく見てみろ』
「えっ…??…!!」
3cm…たった3cm氷室は足が地に付いていない
『居合いの拳、つまりは腰を切り放つ拳。空中じゃ出来んじゃろ?』
グルッ…
『ほれ!!』
ドン!!ズパーン!!!
「なぁ…」
ドタン!!!ゴン!!!
「「痛ったい!!」」
氷室は吹っ飛び転げている卯天にぶつかり頭をぶつける…
『大極式発打。』
弥一は氷室達から見て後ろ向きに一歩前に進み振り向くと元の位置に戻っている。
「痛たた…」
「痛っ~たいきょくしきはつだ?」
氷室と卯天は頭を撫でながら立ち上がると
「大極式発打、大極拳の技の1つ、本気なら背面から発せられる頸力により相手を吹っ飛ばす技…さっき身を屈めて氷室に触れたとき既に技が当たっていて浮いたんだよ、その気ならその一撃でふっ飛ばされてたな…」
「「「悠(さん、君)?!?!」」」
「待たせたな、行くぞ爺!」
右頬が腫れ…両手が痣だらけの悠が弥一の前に立つ……
『ほぅ…』
弥一の拳は摩耶に両手でとられ、柏は後ろから金剛に引っ張られ難を逃れ
「…にこ、崩拳(パオチュン)!」
バキッン!!
摩耶は笑顔で掴んだ手を左手で引き、右拳を打ち込む!
『ほほ、良く練られたクンフーじゃな』
弥一は摩耶の拳をまともに受け後にふっ飛ぶものの…
「ありゃ、やっぱりダメか…」
弥一は平然と笑っている
「摩耶どうする?」
「ん~最初少し一人でやらせて、その間に柏君を…」
「ま、待てお前等何を!」
柏は目を擦りながら叫ぶが
「あんな化け物アンタだけじゃ無理だろ……と言うか」
「私達も戦ってみたいですから…」
「悠のお爺さん…相手に不足無しです。」
いつの間にか氷室、卯天も近くに来ている。
「…はっ!なら、やらさしてやる!死んでこい!」
柏は立ち上がり笑う。
-端-
「おりゃ!」
ドン!バスッ!ガスッ!
亮は出せる限りの力で悠に攻め掛かる。
「…」
スッ…スッ…スッ…
悠はただただ避け続け集中する。
… …
-中央-
『太極拳に八卦掌かの?』
「流石ですね」
摩耶は左足を前に右足を後に引き弓開歩(歩方の一つ)に構えると…
ダッ…ン!…
摩耶は一歩分前に踏み込み左手は掌で顎に右手は抜き手で腹部目掛け同時に攻撃を仕掛けたが
パシッ…
弥一は左手のみで同時の拳を流す
「よ!」
だが、摩耶は想定の範囲だった!流された瞬間に身体を180度ひねり
「扮!」
ビュパ!?
鳥飛脚(半身をひねると同時に上段へ放つ蹴り)を放った!
スカッ…
「あ…れ…」
摩耶の蹴りは空を切る、弥一の姿が無い…
『下にも注意じゃよ?』
「えッ…ゴフッ!!?」
ズパアァァン!!?
弥一は縦に完全に開脚し摩耶の足下から顎目掛け手を打ち上げ…
摩耶は空に舞う…
『ふふ…』
弥一は立ち上がり一歩後ろに引き元居た位置に戻ると
ドタン……
摩耶は地に落ち倒れる…
「なっ…摩耶!」
「いった~い…」
摩耶は立ち上がり顎を押さえる…
『かっかか…やるの~落ちたとききちっと受身を取れるとは~』
「うう~頭グラグラする~」
「お、おい平気なのかフラフラしてるぞ…」
金剛は摩耶を支えていると
「では、次は私ですね…おや?」
氷室が弥一の前に立つと
スッ…
「氷室さん、援護します…」
卯天が横に並ぶ…
「…クスッ、そうですねお願いしますね、1人では心細かった所ですし。」
『どれ…揉んでやろう。』
弥一は楽しそうに笑う。
-周り-
「ハァハァ…」
亮は息が切れ始める…
「亮…」
「平気だ…」
そう言うものの亮は少しよたつく
「平気じゃ無いでしょ亮」
「よう頑張りましたなぁ、交替どす」
「千草に梔さん………」
亮は二人に支えられる
「亮ちゃん、悠ちゃんの力になりたいんやったら休むこともたいせつどすえ?」
「………は、い………」
ドサッ…
亮は力なく前倒れになり千草は亮を受け止め
「みなみちゃん、こういう場合どうしたらいいの」
「あ…えとっ…濡れたタオルで…!」
「みなみちゃん手伝うよ!」
「…うん、お願いゆたか!」
千草は亮の頭を膝に乗せ休ませ、みなみ達はタオルを頭に乗せる。
「さて…悠ちゃん、うちが一気に温めたります、ただし…死なへんように……な?」
悠は拳を握る。
ゾクリ…
こなた達は背筋に冷たいものが走る…
「ど、どうしよう…」
「し、知らないわよ、見てるしかないでしょ…」
「あああ…どうしよう!この場合どっちを撮ればいいの!!ああ………」
こなたとかがみは困惑気味だが稲葉はボルテージ最大だ…
-中央-
「はっ!!」
ギュリ! キュッパン!
「だぁ!!」
ヒュバン!!
正面からの居合いの拳、地すれすれからの双空掌!!
『ほいっと!』
弥一は左足で空掌を受け、引かれる前に卯天後と足を持ち上げた!!
「うわ!!」
「あっ…」
ズバン!!
「ぐはっ…」
何とか直撃には至らなかったものの氷室の居合いの拳は卯天の背中にヒットして弥一の足から横に転がる…
『悪いの~ボウズ。』
「余所見とは余裕ですね!!」
氷室と弥一の距離は一歩分確実に当たる!!そう確信したと同時に氷室の左手は抜拳…
『居合いの拳の弱点を知っとるか?』
弥一はほんの少し身を屈めて笑い
自ら氷室に向かい
トン…
「なっ…(何で撃てない…)」
氷室は何故か抜拳できない…
『ふふ、よく見てみろ』
「えっ…??…!!」
3cm…たった3cm氷室は足が地に付いていない
『居合いの拳、つまりは腰を切り放つ拳。空中じゃ出来んじゃろ?』
グルッ…
『ほれ!!』
ドン!!ズパーン!!!
「なぁ…」
ドタン!!!ゴン!!!
「「痛ったい!!」」
氷室は吹っ飛び転げている卯天にぶつかり頭をぶつける…
『大極式発打。』
弥一は氷室達から見て後ろ向きに一歩前に進み振り向くと元の位置に戻っている。
「痛たた…」
「痛っ~たいきょくしきはつだ?」
氷室と卯天は頭を撫でながら立ち上がると
「大極式発打、大極拳の技の1つ、本気なら背面から発せられる頸力により相手を吹っ飛ばす技…さっき身を屈めて氷室に触れたとき既に技が当たっていて浮いたんだよ、その気ならその一撃でふっ飛ばされてたな…」
「「「悠(さん、君)?!?!」」」
「待たせたな、行くぞ爺!」
右頬が腫れ…両手が痣だらけの悠が弥一の前に立つ……