－大広間－

「ぬぅ～//」

『くはは…』

悠と弥一はにらみ合い(悠のみで弥一は笑っている)

「えと…これは現実ですわなぁ？」

「あ、ああ…」

梔と兜馬は二人のやり取りを驚きながら見る…

「この妖怪が！」

『聞き飽きたわい！それより良かったの～仲直り出来て～』

「///！くっ、てめぇ！地獄に送ってやらぁ！」

ビュ！

悠は弥一に拳を放つが…

スッ…

『遅い♪遅い♪』

弥一はいつの間に兜馬の横に移動している。

「お、親父なのか？」

『お前は親の顔もわすれたのか？』

「このひねくれた言い方…本物…」

『そう、言ったろうが！』

弥一はパチンっと指を鳴らす。

「何よそ見してんだこら！」

バスッ！

悠は横から蹴りを放つが…

『ほい！』

タン！

弥一は悠の足の脹ら脛当たりを片手で押さえそのまま悠を飛び越えて後に飛び越える。

「～～！爺、成仏させてやるからじっとしやがれ！」
『成仏させる？お前がか？』

弥一はピタリと動きを止めて悠を見て笑う。

「ああ…いや、つけれなかった決着…つけてやんよ！」

悠は拳を伸ばして弥一を見ると

ドタドタ！ バッ！

「「「悠(君、さん、先輩！)」」」

皆が大広間に飛び込んで来る！！

『面白い！やって見ろ！』

弥一は笑いながら消えて行く…

「なめやがって…」

「あ、あの悠？」
こなたが恐る恐る声を掛けようとするが…

「奈落に叩き落とす！」

悠は道場に走り出す…

「…聞いてない…」

「柏～なぁんで弥一はんが現れた時に入ってこれたんや～？」

「あ、いやそれは…」

柏は梔に捕まり。

「アンタ達もちょ～っと話聞かせてもらえはりますかぁ？」

「「あ、あはは…」」

梔の眼光は鈍く光る…

「梔君今はそんな事より悠だ…」

「～まぁええどす！いきますえ！」

梔達も道場に向かう。