-出会い編3- 雨と保健室と放課後のワルツ
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ー教室ー
「ん?小鳥遊はどこや?」
「お得意のさぼりです」
白石が答える。
「あいつは~、テスト近いゆうのに余裕こきおって。」
黒井先生が拳を握る。
「高良、小鳥遊が帰って来たら、職員室来るように伝えとくように。」
「分かりました、お伝えします。」
「ほな、始めるで52ページから・・・」
ー保健室ー
「俺は中学からじいさんと婆ちゃんの家に住んでたんだ。」
「まぁじいさんはかなりおおらかつーか雑把な人でなよく「学校何ぞ行かなくても、お前の好きにすればええからの」何て言う人でな」
「そりゃはっちゃけた人だな」
「ああ、今思い出してもそう思うよ。」
「それで、学校に行かなくなったんですか?」
冬木先生が聞いてくる。
「まぁそうなんですけど少し余談がありましてね。」
「何だかんだで中学はじいさんに入れてもらったし行き出したんだが、どう言う訳か不良グループに目をつけられてな。」
「何かしたのか?」
「いや、屋上でサボってたら不良が来て煙草吸出したからヤニ臭いから吸うなボケって言っただけだ。」
「そりゃ絡まれるだろ。」
「そしたら二人組が突っ掛かって来たからボコボコにしたんだよ。」
「あら、意外と好戦的なんですね。」
「中学ん時は少し荒れてましたから。それに俺煙草が大ッ嫌いなんすよ」
「それで?」
「まぁ、その日はそれで終わったんだが、次の日体育館裏に呼び出されてな。」
「個展的だな。」
「6、7人の奴に囲まれたけどまぁ何とか全員ぶっ飛ばしたけど、流石に二三発良いの貰ってな顔に痣つくって家に帰るとじいさんが「喧嘩か?」って聞いて来たんだよ」
「顔に痣つくって帰れば聞かれるわな。」
「一方的なリンチに近い喧嘩だよって言ったら「勝ったのか?」って聞くから余裕だよって答えたら、「ばか余裕ってのは一発も食らわないんだよ」って俺を撫でながら、道場に連れて行ったんだ。」
「道場ですか?」
「はい、うち無駄に広くて家に道場があるんすよ」
「悠前から思ってたが金持ちなのか?」
「・・・それはまた今度話すよ。兎に角道場に連れてかれていきなり、「ワシに一撃入れてみろ」って言われたんだよ、年寄り殴れるかって言ったら、「阿呆がお前の拳など当たる訳ないわ」まぁそこまで言われたら引き下がれなくなった俺が一気に殴りに掛かったら次の瞬間には放り投げられてた。」
「何者だよ悠のじいさんて」
「解らん、兎に角かなり強かったし、初めて愕然としたよ。」
「それで、どうしたんですか?」
「じいさんが鍛えてやるって言い出して毎日鍛えてもらったんすよ、朝は学校で不良と喧嘩、家に帰るとじいさんにしごかれるの繰り返しをやってると、学校の不良は全員ぶっ飛ばしたし教師からは睨まれる用になったから、学校行っても仕方ないから朝は家でじいさんに鍛えてもらって夜は街でストリートファイトになったんだ。それから一年が過ぎた頃かな初めて一発入れたんだよ。「全く末恐ろしいガキだお前は、強くなりおって。」笑顔でじいさんが撫でてくれたのを覚えてるよ。まぁそんな感じで中学は殆んど行ってなかったんだ。ズズ」
話終わり、お茶を飲み干す。
「なかなか壮絶だな。」
「そかな?はは」
「一ついいか?」
「何でもどうぞ」
「喧嘩の勝敗は?」
「じいさん以外は負けた事は無いぜ・・・いや引き分けが一回あるな。」
「そうか・・・」
亮が少し考えてそう呟いた。
「二人ともそろそろお昼よ」
冬木先生が教えてくれる。
「ほんとだ、じゃ先生俺等行くわ」
「ええ、お話面白かったわありがとう、でももう余りサボっちゃダメよ?」
「はいよ、じゃまた」
「失礼しました。また来ます。」
また来る気で二人で保健室を出ていく。
「あら?これは・・・」
「ん?小鳥遊はどこや?」
「お得意のさぼりです」
白石が答える。
「あいつは~、テスト近いゆうのに余裕こきおって。」
黒井先生が拳を握る。
「高良、小鳥遊が帰って来たら、職員室来るように伝えとくように。」
「分かりました、お伝えします。」
「ほな、始めるで52ページから・・・」
ー保健室ー
「俺は中学からじいさんと婆ちゃんの家に住んでたんだ。」
「まぁじいさんはかなりおおらかつーか雑把な人でなよく「学校何ぞ行かなくても、お前の好きにすればええからの」何て言う人でな」
「そりゃはっちゃけた人だな」
「ああ、今思い出してもそう思うよ。」
「それで、学校に行かなくなったんですか?」
冬木先生が聞いてくる。
「まぁそうなんですけど少し余談がありましてね。」
「何だかんだで中学はじいさんに入れてもらったし行き出したんだが、どう言う訳か不良グループに目をつけられてな。」
「何かしたのか?」
「いや、屋上でサボってたら不良が来て煙草吸出したからヤニ臭いから吸うなボケって言っただけだ。」
「そりゃ絡まれるだろ。」
「そしたら二人組が突っ掛かって来たからボコボコにしたんだよ。」
「あら、意外と好戦的なんですね。」
「中学ん時は少し荒れてましたから。それに俺煙草が大ッ嫌いなんすよ」
「それで?」
「まぁ、その日はそれで終わったんだが、次の日体育館裏に呼び出されてな。」
「個展的だな。」
「6、7人の奴に囲まれたけどまぁ何とか全員ぶっ飛ばしたけど、流石に二三発良いの貰ってな顔に痣つくって家に帰るとじいさんが「喧嘩か?」って聞いて来たんだよ」
「顔に痣つくって帰れば聞かれるわな。」
「一方的なリンチに近い喧嘩だよって言ったら「勝ったのか?」って聞くから余裕だよって答えたら、「ばか余裕ってのは一発も食らわないんだよ」って俺を撫でながら、道場に連れて行ったんだ。」
「道場ですか?」
「はい、うち無駄に広くて家に道場があるんすよ」
「悠前から思ってたが金持ちなのか?」
「・・・それはまた今度話すよ。兎に角道場に連れてかれていきなり、「ワシに一撃入れてみろ」って言われたんだよ、年寄り殴れるかって言ったら、「阿呆がお前の拳など当たる訳ないわ」まぁそこまで言われたら引き下がれなくなった俺が一気に殴りに掛かったら次の瞬間には放り投げられてた。」
「何者だよ悠のじいさんて」
「解らん、兎に角かなり強かったし、初めて愕然としたよ。」
「それで、どうしたんですか?」
「じいさんが鍛えてやるって言い出して毎日鍛えてもらったんすよ、朝は学校で不良と喧嘩、家に帰るとじいさんにしごかれるの繰り返しをやってると、学校の不良は全員ぶっ飛ばしたし教師からは睨まれる用になったから、学校行っても仕方ないから朝は家でじいさんに鍛えてもらって夜は街でストリートファイトになったんだ。それから一年が過ぎた頃かな初めて一発入れたんだよ。「全く末恐ろしいガキだお前は、強くなりおって。」笑顔でじいさんが撫でてくれたのを覚えてるよ。まぁそんな感じで中学は殆んど行ってなかったんだ。ズズ」
話終わり、お茶を飲み干す。
「なかなか壮絶だな。」
「そかな?はは」
「一ついいか?」
「何でもどうぞ」
「喧嘩の勝敗は?」
「じいさん以外は負けた事は無いぜ・・・いや引き分けが一回あるな。」
「そうか・・・」
亮が少し考えてそう呟いた。
「二人ともそろそろお昼よ」
冬木先生が教えてくれる。
「ほんとだ、じゃ先生俺等行くわ」
「ええ、お話面白かったわありがとう、でももう余りサボっちゃダメよ?」
「はいよ、じゃまた」
「失礼しました。また来ます。」
また来る気で二人で保健室を出ていく。
「あら?これは・・・」