ー日常編ー 危険な予感 [後編]
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-大広間-
「梔姉さん!苦しいって!っか胸!」
「ええから、ええから♪」
梔は悠を離さない。
「ふふ、梔君世話になったな。」
兜馬はお茶を啜る。
「いややわぁ、兜馬はんうちは何もしてまへんよ。みーんな、悠ちゃんの頑張りです。」
「梔姉さん…」
「せやから…うちがギューってしたげるわな~♪」
「ちょ!」
ギュ~♪
悠は更に強く抱き締められる。
「~~ぷは!ね、姉さん死ぬって!」
悠は何とか梔の胸から逃げ出す。
「悠、土産開けてくれ、お前の好きな和菓子だ、梔君もお茶にしてくれ。」
「ありがと……お、親父」
悠は紙袋から箱を出して包装紙を取る
「(照れてかわええわぁ…)それにしてもこんな時に柏はどこいったんや…」
「彼奴の事だ気を効かせてくれたんですよ。」
「柏君にもお礼を言わないとな…」
「あんな鉄砲玉にお礼何てええどすよ。」
梔は呆れ顔をする
「はは、相変わらず出たっきりかい?」
「ええ、お父ちゃんもお母ちゃんも嘆いてますわ。あの子はお祖父様そっくりやと」
「貫二さんも相変わらず見たいだね。」
「ええ、困ったもんどす、道場の事うちに丸投げでまたどこぞに行っとります。」
梔はため息を吐く。
「貫二じぃに最後に会ったのは爺の葬式だったから…約3前から出っぱなし?」
「うちらにしたらあの後すぐにまた消たから約5年は帰ってないどすなぁ…」
「あるいみ爺と逆だな爺はずーっと家にいたからな…」
悠は饅頭をかじる。
「そう言えば…俺が爺に引き取られたのは腕折られたからだったよな…」
悠は左腕を見る。
「その事も話さ無いとな…」
兜馬は飲んでいたお茶を机に置く。
「いいよ…別にあの時の事はあんま覚えてねーし…」
「やっぱり…伝えてなかったか…」
兜馬は苦笑いをする。
「?どう言う意味だよ?」
「実はな腕を折ったのは私じゃ無いんだ…」
「「え?」」
梔と悠は目を点にする。
「あの時私は確かに手を挙げた…しかし、恥ずかしくも私は小学生のお前に殺されかけたんだ…」
「はぁ?俺が…殺しかけた?」
「ああ、小学生とは思えぬ力でこう首を絞められてな…」
「ちょ!待て俺はそんな事覚えて無いぞ!」
悠は身を乗り出して話を聞く。
「あの時のお前は自分を失ってたんだろ…私は殺されると思い近くにあったペンでお前を刺そうとした時…」
~~
「ぐがぁ…」
「…」
悠は兜馬の上に馬乗りになって首を締める…
「(こ、殺される)」
バシッバシッ!
兜馬は何か無いかと床を叩いていると…
コツン…
「!!」
何時の間にか胸ポケットから落ちたペンが指に当たり…
「くっ!」
バッ!
悠の首目掛けてペンを刺そうするが
「兜馬!腕を引け!」
誰かの掛け声を聞いて腕を引くと同時に
「ぬうっ…許せ!」
ボギリ!!
「…」
ドサッ…
「お、親父…」
悠は倒れて弥一は悠の左腕を肘から折っていた。
「梔姉さん!苦しいって!っか胸!」
「ええから、ええから♪」
梔は悠を離さない。
「ふふ、梔君世話になったな。」
兜馬はお茶を啜る。
「いややわぁ、兜馬はんうちは何もしてまへんよ。みーんな、悠ちゃんの頑張りです。」
「梔姉さん…」
「せやから…うちがギューってしたげるわな~♪」
「ちょ!」
ギュ~♪
悠は更に強く抱き締められる。
「~~ぷは!ね、姉さん死ぬって!」
悠は何とか梔の胸から逃げ出す。
「悠、土産開けてくれ、お前の好きな和菓子だ、梔君もお茶にしてくれ。」
「ありがと……お、親父」
悠は紙袋から箱を出して包装紙を取る
「(照れてかわええわぁ…)それにしてもこんな時に柏はどこいったんや…」
「彼奴の事だ気を効かせてくれたんですよ。」
「柏君にもお礼を言わないとな…」
「あんな鉄砲玉にお礼何てええどすよ。」
梔は呆れ顔をする
「はは、相変わらず出たっきりかい?」
「ええ、お父ちゃんもお母ちゃんも嘆いてますわ。あの子はお祖父様そっくりやと」
「貫二さんも相変わらず見たいだね。」
「ええ、困ったもんどす、道場の事うちに丸投げでまたどこぞに行っとります。」
梔はため息を吐く。
「貫二じぃに最後に会ったのは爺の葬式だったから…約3前から出っぱなし?」
「うちらにしたらあの後すぐにまた消たから約5年は帰ってないどすなぁ…」
「あるいみ爺と逆だな爺はずーっと家にいたからな…」
悠は饅頭をかじる。
「そう言えば…俺が爺に引き取られたのは腕折られたからだったよな…」
悠は左腕を見る。
「その事も話さ無いとな…」
兜馬は飲んでいたお茶を机に置く。
「いいよ…別にあの時の事はあんま覚えてねーし…」
「やっぱり…伝えてなかったか…」
兜馬は苦笑いをする。
「?どう言う意味だよ?」
「実はな腕を折ったのは私じゃ無いんだ…」
「「え?」」
梔と悠は目を点にする。
「あの時私は確かに手を挙げた…しかし、恥ずかしくも私は小学生のお前に殺されかけたんだ…」
「はぁ?俺が…殺しかけた?」
「ああ、小学生とは思えぬ力でこう首を絞められてな…」
「ちょ!待て俺はそんな事覚えて無いぞ!」
悠は身を乗り出して話を聞く。
「あの時のお前は自分を失ってたんだろ…私は殺されると思い近くにあったペンでお前を刺そうとした時…」
~~
「ぐがぁ…」
「…」
悠は兜馬の上に馬乗りになって首を締める…
「(こ、殺される)」
バシッバシッ!
兜馬は何か無いかと床を叩いていると…
コツン…
「!!」
何時の間にか胸ポケットから落ちたペンが指に当たり…
「くっ!」
バッ!
悠の首目掛けてペンを刺そうするが
「兜馬!腕を引け!」
誰かの掛け声を聞いて腕を引くと同時に
「ぬうっ…許せ!」
ボギリ!!
「…」
ドサッ…
「お、親父…」
悠は倒れて弥一は悠の左腕を肘から折っていた。