ー日常編ー 危険な予感 [後編]
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-大広間-
「いなばぁ?」
「さっきのお嬢さんって感じの娘やね。」
「ああ、イマイチ何考えててるか解らん奴だ…」
悠はデジカメを取り敢えず机の上に置く。
「何や可愛らしい娘ばっかりやったなぁ…悠ちゃんモテモテ?」
「はは、だと良いんですけどね…」
「何だお前、もしかしてまだど…ぶっ!」
バキッ!
「アンタは少し黙っとき!」
梔の拳が柏の左頬に綺麗に入る
「梔ねぇ![合わせ]て殴るなよ!」
「アンタがくだらん事を言おうとするからどす!」
「っち、そんなだから…結婚出来ないんだよ…」
「悠ちゃん、刀貸してくれまへんか?ちょっと喋れん用にするんで…」
梔はマジ顔で立ち上がる。
「ちょ!冗談だって!」
「えと…ビニールシート要りますよね?血が飛ぶと証拠が…」
悠は何処からかロープ等を取り出す。
「お前も何乗り気で危険な発言してんだよ!!っか、ロープを終え!」
本気で身の危険を感じソファーから飛び退く。
「ややわぁ…半分冗談やないの。」
「つまり、半分は本気かよ!」
「俺は完全に本気だったけどな。」
「「あははは」」
悠と梔は声を揃えて笑う。
「あーもー知るか!!」
柏は怒りながら大広間から出ていくが
「…あ!…はい…ます…」
バタバタ…
「どうした?」
慌て戻って来た柏を見る。
「兜馬さんだ…」
「久しいな…悠。」
柏が扉を引くとスーツ姿でいくつか手荷物を持った男が顔を覗かせる…
「…よぉ、兜馬さん。」
悠は確りと兜馬を見据える
「…柏君何処か行くところだったんだろ。すまない。」
兜馬は扉から離れる。
「あ、はい、ではまた後で…」
柏は大広間を後にする…
「さて…ありきたりだが…大きくなったな。」
「当たり前だ5年もたてば…座れよ……首が痛いから。」
悠は前のソファーを指差す。
「そうだな。」
「お茶いれますわな…」
兜馬が座るのを見て梔は台所に向かう…
「…」「…」
無言の空気が流れ
「これは土産だ…」
兜馬はいくつかの紙袋をテーブルに並べる。
-空き地-
「うわ…ついに対面だ…」
「けど、親父さんの声聞こえにくいな…」
「あまり声の高い人じゃみたいね…」
「悠、お父さんってじゃ無くて兜馬さんってよんでるね…」
各々が意見を交わしていると
「…何やってんだ?お前等?」
「え…!」
亮が声のした方に振り向くと
「お!やっぱりさっきのデカイのに目つきの悪い奴か!」
柏が此方に近づいて来る。
「ヤ…」「バ…」「イわね…」
こなた、みさお、稲葉が受信機を隠そうとするが…
【別に…普通だ…】
思いっきり悠の声が聞こえ…
「あん?…なんだそれ?」
柏は有無を言わさず受信機を掴み持ち上げ
「こいつは…盗聴機か?」
「「…」」
流石に全員固まって黙ってしまう…
「誰か知らんが面白い事してるな…よし!俺も混ぜろ」
柏はさっきとは別人の用に笑う。
「あ、アンタ止めないのか?」
「まぁ…しょっぴいてもいいが今日は仕事休みだ、つまり仕事するきは無い。」
「…すっごい問題発言だな…」
「何だ?それともお前等捕まりたいのか?え?おい?」
バッ…!
身の危険を感じて亮、金剛、卯天、摩耶は間合いをあける
「心配するなお前等悠のダチ何だろ?……それとさっきは悪かったな。」
柏は受信機を稲葉に返して亮と金剛に近づいて謝る。
「えっ…」「いや…」
突然謝られて二人は一瞬声をつまらせる
「折角だ少し話しょうや?な?そっち何か進展したら知らせろよ?」
柏はこなた達から少し離れて亮達の前に座る。
「名前は?」
「…岡崎亮」「…金剛だ」「氷室です。」「僕は摩耶」「卯天です。」
「そうか、さっき言った通り俺は柏だ好きに呼べ」
「…柏…さんは悠より弱いのか?」
亮が聞くと
「いきなりそれか……ああ、俺は悠にも梔ねぇにも勝てねぇよ…けど来ん中じゃ俺が一番だ。」
嫌みや過信では無く柏は真面目に答える。
「…アンタの使う技は何なんだ?」
「言っちまえば技は無い喧嘩殺法だ。目潰し、金的…とか卑怯技だ。」
柏は苦笑いをする。
「何で卑怯な技を?」
氷室が眼鏡を直しながら尋ねる。
「…実戦てのは綺麗事だけじゃ済まないだよ…生きるためには卑怯と言われようが勝たなきゃ殺される時がある…」
「「…!」」
柏は負け惜しみを言っている訳では無い…それを5人は感じ取っていた…今の柏の顔は本気で命を狙われた事がある顔だ。
「いなばぁ?」
「さっきのお嬢さんって感じの娘やね。」
「ああ、イマイチ何考えててるか解らん奴だ…」
悠はデジカメを取り敢えず机の上に置く。
「何や可愛らしい娘ばっかりやったなぁ…悠ちゃんモテモテ?」
「はは、だと良いんですけどね…」
「何だお前、もしかしてまだど…ぶっ!」
バキッ!
「アンタは少し黙っとき!」
梔の拳が柏の左頬に綺麗に入る
「梔ねぇ![合わせ]て殴るなよ!」
「アンタがくだらん事を言おうとするからどす!」
「っち、そんなだから…結婚出来ないんだよ…」
「悠ちゃん、刀貸してくれまへんか?ちょっと喋れん用にするんで…」
梔はマジ顔で立ち上がる。
「ちょ!冗談だって!」
「えと…ビニールシート要りますよね?血が飛ぶと証拠が…」
悠は何処からかロープ等を取り出す。
「お前も何乗り気で危険な発言してんだよ!!っか、ロープを終え!」
本気で身の危険を感じソファーから飛び退く。
「ややわぁ…半分冗談やないの。」
「つまり、半分は本気かよ!」
「俺は完全に本気だったけどな。」
「「あははは」」
悠と梔は声を揃えて笑う。
「あーもー知るか!!」
柏は怒りながら大広間から出ていくが
「…あ!…はい…ます…」
バタバタ…
「どうした?」
慌て戻って来た柏を見る。
「兜馬さんだ…」
「久しいな…悠。」
柏が扉を引くとスーツ姿でいくつか手荷物を持った男が顔を覗かせる…
「…よぉ、兜馬さん。」
悠は確りと兜馬を見据える
「…柏君何処か行くところだったんだろ。すまない。」
兜馬は扉から離れる。
「あ、はい、ではまた後で…」
柏は大広間を後にする…
「さて…ありきたりだが…大きくなったな。」
「当たり前だ5年もたてば…座れよ……首が痛いから。」
悠は前のソファーを指差す。
「そうだな。」
「お茶いれますわな…」
兜馬が座るのを見て梔は台所に向かう…
「…」「…」
無言の空気が流れ
「これは土産だ…」
兜馬はいくつかの紙袋をテーブルに並べる。
-空き地-
「うわ…ついに対面だ…」
「けど、親父さんの声聞こえにくいな…」
「あまり声の高い人じゃみたいね…」
「悠、お父さんってじゃ無くて兜馬さんってよんでるね…」
各々が意見を交わしていると
「…何やってんだ?お前等?」
「え…!」
亮が声のした方に振り向くと
「お!やっぱりさっきのデカイのに目つきの悪い奴か!」
柏が此方に近づいて来る。
「ヤ…」「バ…」「イわね…」
こなた、みさお、稲葉が受信機を隠そうとするが…
【別に…普通だ…】
思いっきり悠の声が聞こえ…
「あん?…なんだそれ?」
柏は有無を言わさず受信機を掴み持ち上げ
「こいつは…盗聴機か?」
「「…」」
流石に全員固まって黙ってしまう…
「誰か知らんが面白い事してるな…よし!俺も混ぜろ」
柏はさっきとは別人の用に笑う。
「あ、アンタ止めないのか?」
「まぁ…しょっぴいてもいいが今日は仕事休みだ、つまり仕事するきは無い。」
「…すっごい問題発言だな…」
「何だ?それともお前等捕まりたいのか?え?おい?」
バッ…!
身の危険を感じて亮、金剛、卯天、摩耶は間合いをあける
「心配するなお前等悠のダチ何だろ?……それとさっきは悪かったな。」
柏は受信機を稲葉に返して亮と金剛に近づいて謝る。
「えっ…」「いや…」
突然謝られて二人は一瞬声をつまらせる
「折角だ少し話しょうや?な?そっち何か進展したら知らせろよ?」
柏はこなた達から少し離れて亮達の前に座る。
「名前は?」
「…岡崎亮」「…金剛だ」「氷室です。」「僕は摩耶」「卯天です。」
「そうか、さっき言った通り俺は柏だ好きに呼べ」
「…柏…さんは悠より弱いのか?」
亮が聞くと
「いきなりそれか……ああ、俺は悠にも梔ねぇにも勝てねぇよ…けど来ん中じゃ俺が一番だ。」
嫌みや過信では無く柏は真面目に答える。
「…アンタの使う技は何なんだ?」
「言っちまえば技は無い喧嘩殺法だ。目潰し、金的…とか卑怯技だ。」
柏は苦笑いをする。
「何で卑怯な技を?」
氷室が眼鏡を直しながら尋ねる。
「…実戦てのは綺麗事だけじゃ済まないだよ…生きるためには卑怯と言われようが勝たなきゃ殺される時がある…」
「「…!」」
柏は負け惜しみを言っている訳では無い…それを5人は感じ取っていた…今の柏の顔は本気で命を狙われた事がある顔だ。