「ねぇ…悠ってさ炭酸本当に飲めないの？」

「あん？」

こなたが突然質問をしてくる。

「そう言えばそうよね…」

「お酒は飲めるんだよね？」

かがみとつかさも俺を見ながら聞いてくる。

「…いや、実はな良く解らんのだ…」

俺はコーラ缶を持ち上げ呟く

「何だ？良く解らないって？」

亮も不思議と思い質問してくる

「うん…苦手って言うか何か爺と千草に止められてるんだよ…」

「「？？」」

皆?マークを浮かべる

「昔炭酸を飲んだとき吐き出したとか何とかって爺に言われて、千草には飲むなとしか言われて無いんだよな…」


「何かどっちもあやふやですね…」

ゆたかは首を傾げる。

「まぁガキの頃の事だし今は平気なんだろうけど…」

「じゃあ飲んでみたらどうっすか？」

「毒じゃないし炭酸もうまいぞゆう～」

ひよりとみさおに進められ
「…ふむ、じゃ飲んでみるか…」

ﾌﾟｼ…

缶を開けて

ｺﾞｸｺﾞｸ…

「ﾌﾟﾊｯ…」

半分ほど一気に飲み干す…

「なんだ飲めるじゃ無いか」

「食わず嫌い嫌いじゃ無くて飲まず嫌いだね～」

亮とつかさが話かけるが

「…」

「悠？」

喋らない悠にこなたは不思議と思い名前を呼ぶが…

「…」

「悠さん、御気分が優れませんか？」

「ゆう君大丈夫？」

みゆきとあやのが近づき体調を気遣うと…

「ふふ…」

「？」 「？」

二人は顔を見合わせる。

「ふふふふ！」

ガシッ！ ガシッ！

「「きゃ」」

悠は突然笑いだし二人を抱き寄せる！

「悠さん//ど、どうしました？」

「ゆう君？///」

二人は突然の事に戸惑い…

「「「……！」」」

他のメンバーはポカンっとしていると

「ふふふふ！あははは！」

ググッ！

悠は高笑いして更に二人を抱き寄せ

「悠！どうしたの！！」

こなたはあわてて悠の顔を覗くと

「ふふ～♪あははは～」

普段と違い頬が少し赤みを帯びていて、左目が座っている…

「悠…もしかして…酔っぱらってる？」

こなたは驚きつつ疑問をぶつけると

「何言ってる！酔って無いよ～こなた～♪あははは♪」

悠は普段よりテンションが高い声でそう答え
スリスリ

「柔らかいなぁ～♪ふふふふ♪」

みゆきとあやのの頬っぺたに頬擦りをし始める…

「「/////！？！」」

二人は顔を真っ赤にし

「ちょ！何やってんのよ！」

かがみが止めに入ろうとすると

パッと
二人を離して

「あれ？」

ｷﾞｭｯ…

「かがみん～♪あったかいな～♪あははは♪」

「なぁ！/////」

いつの間にか悠はかがみの後ろに周り抱きついている



「亮君…千草さんに電話した方が良くない…？」

「あ、ああ。これはかなりヤバイな…」

こなたの一言に亮は慌てて千草に連絡を取る

プルルル…
プルルル…

ガチャ！

「…だよ！」「何～！雪が…」
「はい？亮どうしたの？」

千草が電話に出るが
後が騒がしい…

「あ！千草！悠が壊れた！」

亮は現状を伝える

「え？ちょっと聴こえない！…悠がどうしたって？」

千草側は静かになるが

「だから、悠が」
「きゃ！///」「あはは♪」

「亮君！今度は悠ゆーちゃんに抱きついたよ！」

こっちが騒がしくなる。