ー外伝-過去と今【乙女(?)のお茶会】
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~~
卒業式も終わり担任や後輩に挨拶も済ませて
「はぁ~ついに中学も終わりか…」
「けど、同じ高校だし大して実感沸かないわね」
「ねーそれよりこの後どうしょうか?」
私は雪やイナと話していると
「あっ!雪達見っけ!」
「ねーねー写真撮ろうよ!写真!」
クラスメートが来て写真を取ることになって盛り上がっていると
スタスタッ
「(あれ?今の小鳥遊?)」
式に出ていなかった(来てなかった)はずの!悠を発見する。
「綾~どうかしたの?」
友達に声をかけられ
「へっ?い、いやなんでも無い」
「じゃ撮るよ~!!」
何枚か写真を撮り
「現像したら焼きまわしてね~」
「勿論!っでさこの後…」
この後の予定を決めている中
「ちょっと、ごめん」
私は気になってその場を離れて小鳥遊の後を探しに行くと
―校舎裏―
「確かこっちの方に…」
キョロキョロと辺りを伺いながら歩いていると
「やっぱここに居たのか…」
「お前卒業式でんかったろ?」
話し声が聞こえ私はそっと影から覗くと
「最後くらい真面目に出来んのか?」
「別に興味ないってか最後だから騒ぎ起こさないように配慮したんだぞ?」
そこには悠と教員の内村先生が居る
「なぁ爺さんアンタ今年で定年らしいな」
「ああ、最後の最後でお前みたいな問題児の相手をせにゃいかんとはな…」
「はは、ならもっと表に居ろよ?わざわざ卒業式の後こんな所居るから俺みたいなのしか来ないんだよ。」
「ふん、わざわざ見つかり易い所で居て挨拶より、探して確りと挨拶するのが礼儀じゃろ!」
「なんだそりゃツンデレか?爺がしてもキモいだけだぞ?それに今時そんな生徒いねぇっての」
「訳の分からん事を言うな!ったく」
内村先生は煙草を取り出し咥えるが
「おっと…煙草は苦手だったの?」
「別にいいさ、最後くらい。ライター貸せよ火つけてやるから」
ライターを受け取り悠は火を着けると
「ふぅー…お前高校はどうした?」
「一応合格した…行くかは分からんけどな…」
「そうか…おめでとう、小鳥遊悠!」
「…へっ、此方こそ唯一お世話になりました、内村先生。アンタだけだったよこの学校で信用できる教師は…」
二人は笑いあって話している
「(何だよ…小鳥遊の奴笑えるじゃんか…よし!)」
私は二人のもとに歩いていき
「楽しそうだな?」
私は声を掛けると
「「火口?」」
声を揃えて私の方を見る
「小鳥遊、今日休みかと思ったぞ?」
「だるい事はしない主義だからな…っか何してんだお前?」
「な、何って…そう!内村先生に挨拶しようと思って探してたんだよ!」
私はとりあえずごまかすと
「ほれ!見てみろ!居るじゃないか!」
内村先生は愉快そうに笑うと
「あーそうかい…じゃ俺帰るから…」
悠は帰ろうとしたので
「あっ…ま、待って!」
私は思わず腕を掴む
「…なんだ?」
悠は動きを止めて私の方を見る
「えっあっその…!し、写真撮ろうぜ!」
私はポケットに入っていたインスタントカメラを出すと
「写真?あんま好きじゃないんだけど…」
「いいじゃないか!ほれ!」
グッ
内村先生は悠の首に腕をかけて逃がさないようにする。
「ぬ!爺てめっ…」
「ほれ!じっとせんか!」
「はい!チーズ!」
パシャ!
私は仲のよさそうな二人を撮りおえ…
「じゃ!次はお前等じゃな、ほれ並べ並べ!」
私からカメラを受け取り内村先生は
グッグッ
「を、をい爺!」
「ちょ///」
私と悠をひっつかせて
「中々いいのぉ!ほれ撮るぞ!」
パシャ!パシャ!
何枚か写真を撮ってもらい
「…//(こいつ近くだと本当にデカイな…)」
私は隣りで立っている悠を見上げる
「ふぅ…じゃもういいだろ火口、爺縁があったらまたな!」
「あ!おい!この後皆でうち上げあるけど一緒に行かないか?///」
「…」
悠は無言で手を振りながらゆっくりと歩き帰っていく…
―男爵―
「っで結局写真渡す機会が無かったら私が持ってんだよ…」
「「ほほぉ」」「「へぇ~」」「「むふふ~」」
こなた、稲葉、みさお、千草、パティ、ひよりがニヤニヤしながら火口を見つめる
「な、なんだよ!その笑い止めろよ!!」
「いや~いい話だな~っておもってね~」
「な~んか!甘酸っぱいよな~」
こなたとみさおが楽しそうにしていると
カラン!カラン!
「ちょっといいか?」
突然ドアが開き亮が入ってくる
「あ、亮くんこんにちは~」
「やほ~亮」
一同は亮に挨拶する
「何だやけに賑わってるな…」
「ええ、ちょっとね…それよりどうしたの?今日は悠のお見舞いじゃないの?」
千草が亮に紅茶を渡しながら質問すると
「ん?いや…病院行ったら、ドクターが外出許可出したから此処に来てるって聞いて来たんだけど?」
「「「へっ??」」」
全員はきょとんっとする
「クス」
するとカウンターでマスターがこっそり笑う
「お爺ちゃん!何か知ってるでしょ!!」
千草が詰め寄ると
「コホン!」
ツカツカ
マスターは静かに歩いていき
コンコン
「入るぞ?」
二階のドアを叩き中に入り
「ほれ、起きろ亮君来たぞ!」
「うっん~ふぁあ~よく寝たサンキュ…」
二階から聞きなれた声がして…
「んっ~はぁぁぁぁー…やっぱ病院はダメだな」
なんと悠が目を擦りながら降りてくる
「「「!悠!!////」」」
全員は顔を真っ赤にして名前を呼ぶ…
「あん?…なんだ皆集まって…?パーティか?」
「悠、バロン達が待ってるぞ」
「おお、亮迎えご苦労、じゃ行くか、またな~皆」
「邪魔したな。」
悠と亮は二人で店を出て行く…
「「「…」」」
全員は呆然とする…
「もしかし…」
「私たち…」
「悠が居たのに…」
「盛り上がってたみたいですね…」
かがみ、つかさ、こなた、みゆきが呟く…
ボフン!!
「「「////」」」
頭から湯気を出して更に皆赤くなる
「(ちょっと!お爺ちゃん!何で黙ってたのよ!)」
「なぁに!寝てたしあの部屋は内も外も防音じゃし平気じゃよ!はっはは」
マスターは大笑いする。
「はぁ…まぁいいか…さてじゃ次の話言ってみよう!」
まだまだ、乙女のお茶会は続くのであった…
END
卒業式も終わり担任や後輩に挨拶も済ませて
「はぁ~ついに中学も終わりか…」
「けど、同じ高校だし大して実感沸かないわね」
「ねーそれよりこの後どうしょうか?」
私は雪やイナと話していると
「あっ!雪達見っけ!」
「ねーねー写真撮ろうよ!写真!」
クラスメートが来て写真を取ることになって盛り上がっていると
スタスタッ
「(あれ?今の小鳥遊?)」
式に出ていなかった(来てなかった)はずの!悠を発見する。
「綾~どうかしたの?」
友達に声をかけられ
「へっ?い、いやなんでも無い」
「じゃ撮るよ~!!」
何枚か写真を撮り
「現像したら焼きまわしてね~」
「勿論!っでさこの後…」
この後の予定を決めている中
「ちょっと、ごめん」
私は気になってその場を離れて小鳥遊の後を探しに行くと
―校舎裏―
「確かこっちの方に…」
キョロキョロと辺りを伺いながら歩いていると
「やっぱここに居たのか…」
「お前卒業式でんかったろ?」
話し声が聞こえ私はそっと影から覗くと
「最後くらい真面目に出来んのか?」
「別に興味ないってか最後だから騒ぎ起こさないように配慮したんだぞ?」
そこには悠と教員の内村先生が居る
「なぁ爺さんアンタ今年で定年らしいな」
「ああ、最後の最後でお前みたいな問題児の相手をせにゃいかんとはな…」
「はは、ならもっと表に居ろよ?わざわざ卒業式の後こんな所居るから俺みたいなのしか来ないんだよ。」
「ふん、わざわざ見つかり易い所で居て挨拶より、探して確りと挨拶するのが礼儀じゃろ!」
「なんだそりゃツンデレか?爺がしてもキモいだけだぞ?それに今時そんな生徒いねぇっての」
「訳の分からん事を言うな!ったく」
内村先生は煙草を取り出し咥えるが
「おっと…煙草は苦手だったの?」
「別にいいさ、最後くらい。ライター貸せよ火つけてやるから」
ライターを受け取り悠は火を着けると
「ふぅー…お前高校はどうした?」
「一応合格した…行くかは分からんけどな…」
「そうか…おめでとう、小鳥遊悠!」
「…へっ、此方こそ唯一お世話になりました、内村先生。アンタだけだったよこの学校で信用できる教師は…」
二人は笑いあって話している
「(何だよ…小鳥遊の奴笑えるじゃんか…よし!)」
私は二人のもとに歩いていき
「楽しそうだな?」
私は声を掛けると
「「火口?」」
声を揃えて私の方を見る
「小鳥遊、今日休みかと思ったぞ?」
「だるい事はしない主義だからな…っか何してんだお前?」
「な、何って…そう!内村先生に挨拶しようと思って探してたんだよ!」
私はとりあえずごまかすと
「ほれ!見てみろ!居るじゃないか!」
内村先生は愉快そうに笑うと
「あーそうかい…じゃ俺帰るから…」
悠は帰ろうとしたので
「あっ…ま、待って!」
私は思わず腕を掴む
「…なんだ?」
悠は動きを止めて私の方を見る
「えっあっその…!し、写真撮ろうぜ!」
私はポケットに入っていたインスタントカメラを出すと
「写真?あんま好きじゃないんだけど…」
「いいじゃないか!ほれ!」
グッ
内村先生は悠の首に腕をかけて逃がさないようにする。
「ぬ!爺てめっ…」
「ほれ!じっとせんか!」
「はい!チーズ!」
パシャ!
私は仲のよさそうな二人を撮りおえ…
「じゃ!次はお前等じゃな、ほれ並べ並べ!」
私からカメラを受け取り内村先生は
グッグッ
「を、をい爺!」
「ちょ///」
私と悠をひっつかせて
「中々いいのぉ!ほれ撮るぞ!」
パシャ!パシャ!
何枚か写真を撮ってもらい
「…//(こいつ近くだと本当にデカイな…)」
私は隣りで立っている悠を見上げる
「ふぅ…じゃもういいだろ火口、爺縁があったらまたな!」
「あ!おい!この後皆でうち上げあるけど一緒に行かないか?///」
「…」
悠は無言で手を振りながらゆっくりと歩き帰っていく…
―男爵―
「っで結局写真渡す機会が無かったら私が持ってんだよ…」
「「ほほぉ」」「「へぇ~」」「「むふふ~」」
こなた、稲葉、みさお、千草、パティ、ひよりがニヤニヤしながら火口を見つめる
「な、なんだよ!その笑い止めろよ!!」
「いや~いい話だな~っておもってね~」
「な~んか!甘酸っぱいよな~」
こなたとみさおが楽しそうにしていると
カラン!カラン!
「ちょっといいか?」
突然ドアが開き亮が入ってくる
「あ、亮くんこんにちは~」
「やほ~亮」
一同は亮に挨拶する
「何だやけに賑わってるな…」
「ええ、ちょっとね…それよりどうしたの?今日は悠のお見舞いじゃないの?」
千草が亮に紅茶を渡しながら質問すると
「ん?いや…病院行ったら、ドクターが外出許可出したから此処に来てるって聞いて来たんだけど?」
「「「へっ??」」」
全員はきょとんっとする
「クス」
するとカウンターでマスターがこっそり笑う
「お爺ちゃん!何か知ってるでしょ!!」
千草が詰め寄ると
「コホン!」
ツカツカ
マスターは静かに歩いていき
コンコン
「入るぞ?」
二階のドアを叩き中に入り
「ほれ、起きろ亮君来たぞ!」
「うっん~ふぁあ~よく寝たサンキュ…」
二階から聞きなれた声がして…
「んっ~はぁぁぁぁー…やっぱ病院はダメだな」
なんと悠が目を擦りながら降りてくる
「「「!悠!!////」」」
全員は顔を真っ赤にして名前を呼ぶ…
「あん?…なんだ皆集まって…?パーティか?」
「悠、バロン達が待ってるぞ」
「おお、亮迎えご苦労、じゃ行くか、またな~皆」
「邪魔したな。」
悠と亮は二人で店を出て行く…
「「「…」」」
全員は呆然とする…
「もしかし…」
「私たち…」
「悠が居たのに…」
「盛り上がってたみたいですね…」
かがみ、つかさ、こなた、みゆきが呟く…
ボフン!!
「「「////」」」
頭から湯気を出して更に皆赤くなる
「(ちょっと!お爺ちゃん!何で黙ってたのよ!)」
「なぁに!寝てたしあの部屋は内も外も防音じゃし平気じゃよ!はっはは」
マスターは大笑いする。
「はぁ…まぁいいか…さてじゃ次の話言ってみよう!」
まだまだ、乙女のお茶会は続くのであった…
END