ー外伝-過去と今【乙女(?)のお茶会】
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「ふぅ…今日はもういいかな…」
悠はブレザーを羽織り校門を出ようとすると
「ちょっと!ストップ!」
「…」
悠は校門の前で声を掛けても無視して歩いていく…
「ちょ!アンタに言ってんのよ!聞こえないの?」
私は後から更に声をかけるが
「…」
悠は無視してどんどん先に歩いて行く
「アンタ!こっち向きなさいよ!」
私は悠の肩を掴む
「うるさぃな…何だよ…」
「この、学校に無茶苦茶強い一年生が居るって聞いて来たんだけど、アンタそいつの事知らない?っか呼んできて!」
私がそう言うと
「知らん、っか離せ俺は帰るんだから…」
パシッ
肩に乗せた手を払いのけつかつかと歩いて行く…
「!何すんのよ!」
私の事を全く無視して歩いて行く
「たく!ネクラな奴!」
「ね~千草~帰ろうよ折角学校サボったのに~」
「それに普通他校に喧嘩売る女何て居ないよ?」
友達が腕を引きながら言う。
「え~!だって言い出したのアンタ達じゃん!無茶苦茶強い男が陸桜に居るって言ったの!」
私が不服そうに言うと
「言ったけど、喧嘩売りに行くなんて考えないわよ」
「そーそー!それに千草のが強いわよ!さっ!何か食べにいこー!」
私は二人に押されて行く
ーオープンカフェー
3人でパフェを食べていると
「ねーさっきの男の子!かっこよくなかった?」
「あ!わかる、わかる!なんかCOOLって感じで!ねっ千草?」
「…そう言えばアイツどっかで会ったこと有るような…?」
私はスプーンをくわえたまま考える…
「え!マジで?」
「…う~ん、気のせい…かな?」
イマイチ思い出せない…何か昔から知ってる気がしたけど…?
「変なの!それより次ゲーセン行こうよ!」
「はいはい、わかったわよ」
ーゲームセンターー
「むぅ…千円も使ったのに…」
「辞めときなって」
「そんなの取れないわよ」
私は張り付いてる友達の服の首を掴み引っ張り行こうとすると
「む~千草~後一回だけ~」
騒ぐ友達を仕方ないと思い離すと
ちゃりん!
「「あっ!」」
さっきのアイツがUFOキャッチャーを開始する
トントントン
指でリズム?を取り目標のぬいぐるみを一発で取る…
「わぁ!凄い!」
「さっきの子だよね!うわ~一発で取ったよ~」
二人が騒いで居ると
「おい!お前等中学生がこんな時間に何してる!」
私服警官らしき男がこっちに向かって来る
「や、やば…」
「どうしよう…」
「マズイわね…」
制服が仇になった…出口まで約7メートル私は逃げれても二人は…
私が悩んでいると
「おい!聞いてぬぉ…」
スコーン!ズテン!
私服警官はいきなり足元に転げてきた椅子に転び…
「「「え?」」」
「おい、捕まりたく無かったらついて来い!」
アイツがどうやら椅子を転がした様だ
「~~行くよ二人とも!」
私達はアイツの後に着いていく
ー裏路地ー
「ハァハァ」「ヒィヒィ」
友達二人は息を切らす
「…ねぇ、何で助けてくれたのよ?」
「…」
無視して来たので
「ちょっと!また無視?」
私が声を上げると
「クス、相変わらずだな…千草」
「な、何で私の名前を!」
私は名前を呼ばれて驚くと
「俺だよ、悠、覚えてないか?」
「悠…え!もしかして小鳥遊悠?」
そうだ!悠!不思議な目の悠だ!私はその時はっきり思い出す。
「思い出したか…ま、俺もさっき思い出したけどな、助けたのは昔の知り合いだしな。」
ポン!
「///」
悠は私の頭をポンっと叩き 裏路地から出ていこうとする
「あ、そだ。そこのアンタこれやるよ」
ポイっと手に持ったぬいぐるみを友達に投げて渡し
「あ、ありがとうございます///」
悠は後ろ向きに手を振りながら
「今度は喧嘩売りにじゃ無く遊びに来い、スパーなら相手するから…」
「!!ぜ!絶対行くから忘れないでよ!///」
・・・
・・
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