ー闘路編-つけるぞ決着!
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一夜を過ごし朝が来て
―病室―
「はぁ…暇だ…」
俺はベッドの上で胡坐をかいて鏡を見る
「はは…色男だな」
右目には眼帯、頬には大きなガーゼ、喉は包帯でぐるぐる巻き、両腕は勿論、足も包帯で…これじゃミイラ男だ…
「よう…起きてるか?」
俺は隣のベッドの卯天に話しかけると…
「はい…」
「暇なんだよ~話し相手になってくれよ~」
「…怒って無いのですか?」
「あん?何だそれ?」
「僕は貴方も貴方の友達も傷つけました…そんな僕を…」
「うりゃ」
ぺチン!
「あぅ!」
俺はデコピンを打つ
「あのなぁ…下らない事言うな!それとあれは俺とお前の喧嘩だ他は関係ない!だろ?」
俺は卯天のベッドに腰を下ろし
トントンっと卯天のおでこをつつく
「は、はは!じゃあ僕も聞いていいですか?」
「おう、何だ?」
「最後の技は何ですか?」
「合気道の投げだ…まっ、普通指を持って投げるような事はしないけどな!」
「はは、でしょうね…両手これですよ」
卯天の右の親指は完全に包帯等で固定
左手は骨を戻したりと色々器具で固定した上で包帯で巻かれている
「お前なぁ!俺なんかミイラだぞ?」
「「あっははは」」
俺たち二人は笑いあう
お互いがお互いの姿が面白かったのだ
―病室前―
「元気そうね…」
「まっ!悠だしね!」
「お見舞い喜んでくれるかな?」
「元気そうで良かった…」
「ちゃあんと病院に居たし!」
かがみ、こなた、つかさ、あやの、みさおは色々とお見舞いを持って病室の前で話を聞いていたのだが
「ねぇ…悠さん聞いていいですか?」
「あん?何だ?」
「あの八重歯の人の事好きなんですか?」
「「!!!」」
全員は耳を扉に押し当てる
「八重歯…ああ!みさおの事か!好きだぞ」
「「!!!!」」
「それに…こなた、つかさ、かがみ、あやの、亮、千草、摩耶、金剛…俺は数え切れないほど好きな奴がいるぞ!」
「「「ズテン!!」」」
こなた達は一斉にこける…
「沢山友達が居るんですね…僕に友達と言えるのは義徳さんしか居ませんでした…」
「…それで?」
「義徳さんは僕が絡まれている時助けてくれました…そして僕の特技を唯一認めてくれた人なんです僕はこの人となら役に立てると思っていました…けど…だんだんと義徳さんは…」
「悪いことに手伝わされているって思ったんだろ?出なければあの時、みさおを助けて無かったろうしな…」
「はい…はは、馬鹿ですよね…これで僕はもう…1人です…」
「何言ってんだか…テメー俺に勝っといて勝ち逃げ出来ると思うなよ?」
「えっ?」
「いいか!手治ったら俺はお前に勝負挑むからな!勿論勝つまでやる!」
「あ、あの、勝ち逃げって勝ったのは悠さんじゃあ…」
「勝ったのはお前だ!俺は技を使った時点で負け何だよ、分かったか?戦友(しんゆう)?」
「…!!くすっはは、あははは何ですかそれ変なの、あははは」
「あ!笑いやがったな!この顔に落書きしてやる!!!」
「ははは、ちょ、や、止めてくださいよ!悠さん!」
病院なのにかなりの騒ぎ声が聞こえる。
暫くは続く入院生活、きっと残りの春休みはここに居ることになるがまぁ…卯天と居れば退屈もしないだろうし…それに…
「いい加減入って来いよお前等」
「「!!!」」
扉の外で待ってる奴等も居るしな…
END
―病室―
「はぁ…暇だ…」
俺はベッドの上で胡坐をかいて鏡を見る
「はは…色男だな」
右目には眼帯、頬には大きなガーゼ、喉は包帯でぐるぐる巻き、両腕は勿論、足も包帯で…これじゃミイラ男だ…
「よう…起きてるか?」
俺は隣のベッドの卯天に話しかけると…
「はい…」
「暇なんだよ~話し相手になってくれよ~」
「…怒って無いのですか?」
「あん?何だそれ?」
「僕は貴方も貴方の友達も傷つけました…そんな僕を…」
「うりゃ」
ぺチン!
「あぅ!」
俺はデコピンを打つ
「あのなぁ…下らない事言うな!それとあれは俺とお前の喧嘩だ他は関係ない!だろ?」
俺は卯天のベッドに腰を下ろし
トントンっと卯天のおでこをつつく
「は、はは!じゃあ僕も聞いていいですか?」
「おう、何だ?」
「最後の技は何ですか?」
「合気道の投げだ…まっ、普通指を持って投げるような事はしないけどな!」
「はは、でしょうね…両手これですよ」
卯天の右の親指は完全に包帯等で固定
左手は骨を戻したりと色々器具で固定した上で包帯で巻かれている
「お前なぁ!俺なんかミイラだぞ?」
「「あっははは」」
俺たち二人は笑いあう
お互いがお互いの姿が面白かったのだ
―病室前―
「元気そうね…」
「まっ!悠だしね!」
「お見舞い喜んでくれるかな?」
「元気そうで良かった…」
「ちゃあんと病院に居たし!」
かがみ、こなた、つかさ、あやの、みさおは色々とお見舞いを持って病室の前で話を聞いていたのだが
「ねぇ…悠さん聞いていいですか?」
「あん?何だ?」
「あの八重歯の人の事好きなんですか?」
「「!!!」」
全員は耳を扉に押し当てる
「八重歯…ああ!みさおの事か!好きだぞ」
「「!!!!」」
「それに…こなた、つかさ、かがみ、あやの、亮、千草、摩耶、金剛…俺は数え切れないほど好きな奴がいるぞ!」
「「「ズテン!!」」」
こなた達は一斉にこける…
「沢山友達が居るんですね…僕に友達と言えるのは義徳さんしか居ませんでした…」
「…それで?」
「義徳さんは僕が絡まれている時助けてくれました…そして僕の特技を唯一認めてくれた人なんです僕はこの人となら役に立てると思っていました…けど…だんだんと義徳さんは…」
「悪いことに手伝わされているって思ったんだろ?出なければあの時、みさおを助けて無かったろうしな…」
「はい…はは、馬鹿ですよね…これで僕はもう…1人です…」
「何言ってんだか…テメー俺に勝っといて勝ち逃げ出来ると思うなよ?」
「えっ?」
「いいか!手治ったら俺はお前に勝負挑むからな!勿論勝つまでやる!」
「あ、あの、勝ち逃げって勝ったのは悠さんじゃあ…」
「勝ったのはお前だ!俺は技を使った時点で負け何だよ、分かったか?戦友(しんゆう)?」
「…!!くすっはは、あははは何ですかそれ変なの、あははは」
「あ!笑いやがったな!この顔に落書きしてやる!!!」
「ははは、ちょ、や、止めてくださいよ!悠さん!」
病院なのにかなりの騒ぎ声が聞こえる。
暫くは続く入院生活、きっと残りの春休みはここに居ることになるがまぁ…卯天と居れば退屈もしないだろうし…それに…
「いい加減入って来いよお前等」
「「!!!」」
扉の外で待ってる奴等も居るしな…
END