ー闘路編-つけるぞ決着!
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―中央付近―
「うわっ!!も、もう見てられないよ!」
「ひ、酷いあんなの…」
こなたとかがみが止めに入ろうと悠の元に行こうとするが
ガシリ!
「ダメだよ…あれは悠君の戦いだから」
摩耶は二人の肩を掴む
「け、けどあのままじゃゆうくんがし、死んじゃうよ」
つかさは泣きながら両手で顔を覆う
「嘘だろ…悠が押されてる?」
亮は信じられない者を見ている気分だった…自分の中で最強・無敵と感じていた者がやられているのだから…
「うぅ~ゆう」
「悠くん…」
みさおは決して目を反らさない…
そしてあやのはそのみさおの手をそっと握る
「ヒック、ねぇゆうにぃ死んじゃうの?」
月美ちゃんは涙を流しながら千草に抱きつく
「大丈夫よ!(けど…悠は勝てない)」
千草は優しく月美ちゃんをあやす
「…(あの馬鹿が!)」
金剛は腕を組み悠を睨みつける
―中央―
「うらぁ!!」
ドン!!
俺は卯天に向け蹴りを放つが
ゾリリィ!!
卯天は半身を反らし腹部への直撃を避けると同時に
ブチリ!
「ぐっ!!」
右脹脛の肉を持って行かれる…
「掛かった!」
ガシッ!
俺は卯天の右腕をそのまま、脚を曲げて挟み
「!!」
ボゴン!!
ブチッ
右拳を思いっきり打ち上げ、打撲音とは言えない様な音を響かせ顎に命中すると同時に卯月は二回、三回と地面に転がる。
「ははこりゃすげぇ…(吹っ飛ぶ瞬間に持ってかれたのか…)」
伸ばしきった俺の右腕は肘の部分の肉が無くなり新たな傷が増えている…
「エホッゴホッ!っ…ふぺっ」
卯天は起き上がり口から血と歯を吐き出し
鼻血と口についた血を拭い
「意識が飛ぶかと思いました…」
フラフラと少し足取りが覚束無い様子だが確りと構えを取る
「やっと、まともなのが入ったな…」
俺も右足が微かに震える、痛みに右足が耐え切れなく成りつつあり立てっているのがきつくなって来た…
「…強いですね本当に…けど、もう終わりです」
構えが変わる
右腕を真っ直ぐ前に伸ばし猫手を作り
左腕は右腕の下で同じように伸ばし
言えばそう…波動拳の様な構えだ…
「それが…決め技か?」
「はい、これを食らえば貴方は倒れます…」
ゾクリ…
久々に背中に冷たい物が走る
はったりでは無い本気の何だろう
ズッ…
俺は三戦に構えを取る
「来いよ…」
俺はクイクイっと右手を振る
「終です…」
バッ!!
グッ!!
「(カウンターで決める!)」
俺は勢いよく踏み込んで来る卯天に向けて山突きを放とうとするが…
ビュッン…
「(なっ速い…)」
俺が攻撃を仕掛ける前に卯天の手は俺の顔に襲い掛かり…
「(南無三…)」
ブチリ!!グチャン!!
辺りに鮮血と肉片が舞い…
「(成る程…倒れちまうわ…こりゃ)」
俺は
ドサッ……
倒れながらそう心で呟いた…
「「「悠(君、さん、にぃ)!!!」」」
一斉に叫び声が聞こえる。
「ちょ!どきなさいよ!!」
「もう、無理だよ!摩耶君退いて!」
「早く、早くしないとゆうくん死んじゃうよこんなの…」
かがみ、こなた、つかさは泣きながらも悠の元に行こうとするが
「…ダメだよ、まだ…」
摩耶は3人の前に立ち決して退こうとはしない
「見てられない…」
あやのが携帯で救急車を呼ぼうとしたが
ガシッ…
みさおはあやのの手を掴む
「みさ…ちゃん?」
フルフル…
みさおは俯いてただただ首を振り続ける
地面に雫を落としながら…
「退いてくれ金剛、氷室さん…」
同じように亮も向おうとするが金剛と氷室に道を閉ざされる
「退いたらどうするつもりだ?」
金剛は亮に問いかける
「悠を助ける、そしてアイツを…」
亮は今まで見せたこと無いような目で二人を睨みつける
「「ダメだ(です)!」」
二人は声を揃える
「なら、力ずくで通るだけだ…」
亮は拳を握るが
グィ…
後ろから誰かに肩を引かれ
「ヒックヒック…り、りょうにぃ…だめだよ…」
「月美…」
顔を涙でぐしゃぐしゃにした、月美ちゃんに止められ拳を下ろし
「亮、落ち着いて…」
千草はそっと指を刺す…
―中央―
「…(ごめんなさい)」
倒れて血沼を作り動かない悠を見て、卯天は踵を返して行こうとすると
ズズッ…
「!!」
後ろから音がして振り返ると
「ウゲッゴボッガハッ!!」
悠は血痰を吐き出しながら立ち上がり…
「ど、どうして…!!」
「ざずがに今のばぎいだぞ…ゴボ、ゴボ…っべ」
かすれ声で喋り血玉を吐きだす
独特の構えから一気に引き伸ばされ両腕は悠の顔を目掛け、右手は顔を左手は喉を引き千切ったはずだった…
しかし
悠は避けれないと直感した瞬間、自らの顔を殴り右瞼と右顎から喉仏手前までを犠牲に致命傷を防いだのだ…
「…俺の負け…だな」
血玉を吐き出すと悠の声は元に戻るが負けを宣言する…
「えっ?」
「久々に無敗が続いてたのに…はぁ~あ、やっぱまだまだだな」
悠は全身血まみれで右目が見えてないにも関わらず、いつものテンションでやれやれのポーズをとる。
「…何を言ってるんですか…?」
卯天は理解できない、致命傷の一撃に耐え、満身創痍のはず…しかし何事も無かったかの様に立って話している者の存在を…
「切り替えるわ…決闘様に」
悠は上服を脱ぎ
「さっ、始めるぞ?」
右目の血を払い再び構えを取る
「…!」
バッ!!
卯天も慌てて構えをとった
否取らされたのだ
「(違う…さっきまでとは全然違う…)」
満身創痍で追い込まれているのは悠のはず…なのに卯天は自らが追い込まれている様に感じてしまい
「うわあぁぁ!!」
同じように跳びかかっていくが
ググッ!!
「なっ!!」
俺は逢えて自分から技の射程に入り
ビュン!!
卯天の両手は空を切る
俺は瞬時に身を地面に着くか着かないかまで屈めると卯天は勢いあまって転び
ガコ!!
地面に顔を打ち付け…
「ううっ…」
体を起こした瞬間
「よっ…悪いが…凄く痛いぞ?」
「ゾク…」
俺は卯天の親指を掴み
「ふん!!」
グチィボキキキィ!!
ズダァン!!
「…」
俺は微動だにせず、指を掴んだまま180度後ろに投げ…地面に叩きつける
「意識飛んだか?」
俺は曲がりきった親指を離し卯天に話しかける
「…ま、まだだ…まだ!!」
卯天はまだ起き上がり
ビュッ!!
残った左手で攻撃を仕掛けるが
「それで良い…」
ボギュギィ!!!
俺は向ってくる左手目掛け拳を放つと卯天の中指と薬指が折れると同時に手の裏から骨が突き出る…
「…」
「…」
「…終わったな…」
卯天は痛みに耐え切れず立ったまま意識を手放していた
「よっ…と」
俺は卯天を担ぎ
「なぁ、義徳だったかな?」
「は、はいぃぃ!」
「勝負はこいつの勝ちだ自由にすればいいけどこいつはもう自由にしてやってくれ」
俺が言い終えると同時に
「は、はい、もうランカー狩りも止めます!!警察にもいきますからい、命だけは…」
義徳やランカー狩りだった奴等は逃げ出していく…
「うわっ!!も、もう見てられないよ!」
「ひ、酷いあんなの…」
こなたとかがみが止めに入ろうと悠の元に行こうとするが
ガシリ!
「ダメだよ…あれは悠君の戦いだから」
摩耶は二人の肩を掴む
「け、けどあのままじゃゆうくんがし、死んじゃうよ」
つかさは泣きながら両手で顔を覆う
「嘘だろ…悠が押されてる?」
亮は信じられない者を見ている気分だった…自分の中で最強・無敵と感じていた者がやられているのだから…
「うぅ~ゆう」
「悠くん…」
みさおは決して目を反らさない…
そしてあやのはそのみさおの手をそっと握る
「ヒック、ねぇゆうにぃ死んじゃうの?」
月美ちゃんは涙を流しながら千草に抱きつく
「大丈夫よ!(けど…悠は勝てない)」
千草は優しく月美ちゃんをあやす
「…(あの馬鹿が!)」
金剛は腕を組み悠を睨みつける
―中央―
「うらぁ!!」
ドン!!
俺は卯天に向け蹴りを放つが
ゾリリィ!!
卯天は半身を反らし腹部への直撃を避けると同時に
ブチリ!
「ぐっ!!」
右脹脛の肉を持って行かれる…
「掛かった!」
ガシッ!
俺は卯天の右腕をそのまま、脚を曲げて挟み
「!!」
ボゴン!!
ブチッ
右拳を思いっきり打ち上げ、打撲音とは言えない様な音を響かせ顎に命中すると同時に卯月は二回、三回と地面に転がる。
「ははこりゃすげぇ…(吹っ飛ぶ瞬間に持ってかれたのか…)」
伸ばしきった俺の右腕は肘の部分の肉が無くなり新たな傷が増えている…
「エホッゴホッ!っ…ふぺっ」
卯天は起き上がり口から血と歯を吐き出し
鼻血と口についた血を拭い
「意識が飛ぶかと思いました…」
フラフラと少し足取りが覚束無い様子だが確りと構えを取る
「やっと、まともなのが入ったな…」
俺も右足が微かに震える、痛みに右足が耐え切れなく成りつつあり立てっているのがきつくなって来た…
「…強いですね本当に…けど、もう終わりです」
構えが変わる
右腕を真っ直ぐ前に伸ばし猫手を作り
左腕は右腕の下で同じように伸ばし
言えばそう…波動拳の様な構えだ…
「それが…決め技か?」
「はい、これを食らえば貴方は倒れます…」
ゾクリ…
久々に背中に冷たい物が走る
はったりでは無い本気の何だろう
ズッ…
俺は三戦に構えを取る
「来いよ…」
俺はクイクイっと右手を振る
「終です…」
バッ!!
グッ!!
「(カウンターで決める!)」
俺は勢いよく踏み込んで来る卯天に向けて山突きを放とうとするが…
ビュッン…
「(なっ速い…)」
俺が攻撃を仕掛ける前に卯天の手は俺の顔に襲い掛かり…
「(南無三…)」
ブチリ!!グチャン!!
辺りに鮮血と肉片が舞い…
「(成る程…倒れちまうわ…こりゃ)」
俺は
ドサッ……
倒れながらそう心で呟いた…
「「「悠(君、さん、にぃ)!!!」」」
一斉に叫び声が聞こえる。
「ちょ!どきなさいよ!!」
「もう、無理だよ!摩耶君退いて!」
「早く、早くしないとゆうくん死んじゃうよこんなの…」
かがみ、こなた、つかさは泣きながらも悠の元に行こうとするが
「…ダメだよ、まだ…」
摩耶は3人の前に立ち決して退こうとはしない
「見てられない…」
あやのが携帯で救急車を呼ぼうとしたが
ガシッ…
みさおはあやのの手を掴む
「みさ…ちゃん?」
フルフル…
みさおは俯いてただただ首を振り続ける
地面に雫を落としながら…
「退いてくれ金剛、氷室さん…」
同じように亮も向おうとするが金剛と氷室に道を閉ざされる
「退いたらどうするつもりだ?」
金剛は亮に問いかける
「悠を助ける、そしてアイツを…」
亮は今まで見せたこと無いような目で二人を睨みつける
「「ダメだ(です)!」」
二人は声を揃える
「なら、力ずくで通るだけだ…」
亮は拳を握るが
グィ…
後ろから誰かに肩を引かれ
「ヒックヒック…り、りょうにぃ…だめだよ…」
「月美…」
顔を涙でぐしゃぐしゃにした、月美ちゃんに止められ拳を下ろし
「亮、落ち着いて…」
千草はそっと指を刺す…
―中央―
「…(ごめんなさい)」
倒れて血沼を作り動かない悠を見て、卯天は踵を返して行こうとすると
ズズッ…
「!!」
後ろから音がして振り返ると
「ウゲッゴボッガハッ!!」
悠は血痰を吐き出しながら立ち上がり…
「ど、どうして…!!」
「ざずがに今のばぎいだぞ…ゴボ、ゴボ…っべ」
かすれ声で喋り血玉を吐きだす
独特の構えから一気に引き伸ばされ両腕は悠の顔を目掛け、右手は顔を左手は喉を引き千切ったはずだった…
しかし
悠は避けれないと直感した瞬間、自らの顔を殴り右瞼と右顎から喉仏手前までを犠牲に致命傷を防いだのだ…
「…俺の負け…だな」
血玉を吐き出すと悠の声は元に戻るが負けを宣言する…
「えっ?」
「久々に無敗が続いてたのに…はぁ~あ、やっぱまだまだだな」
悠は全身血まみれで右目が見えてないにも関わらず、いつものテンションでやれやれのポーズをとる。
「…何を言ってるんですか…?」
卯天は理解できない、致命傷の一撃に耐え、満身創痍のはず…しかし何事も無かったかの様に立って話している者の存在を…
「切り替えるわ…決闘様に」
悠は上服を脱ぎ
「さっ、始めるぞ?」
右目の血を払い再び構えを取る
「…!」
バッ!!
卯天も慌てて構えをとった
否取らされたのだ
「(違う…さっきまでとは全然違う…)」
満身創痍で追い込まれているのは悠のはず…なのに卯天は自らが追い込まれている様に感じてしまい
「うわあぁぁ!!」
同じように跳びかかっていくが
ググッ!!
「なっ!!」
俺は逢えて自分から技の射程に入り
ビュン!!
卯天の両手は空を切る
俺は瞬時に身を地面に着くか着かないかまで屈めると卯天は勢いあまって転び
ガコ!!
地面に顔を打ち付け…
「ううっ…」
体を起こした瞬間
「よっ…悪いが…凄く痛いぞ?」
「ゾク…」
俺は卯天の親指を掴み
「ふん!!」
グチィボキキキィ!!
ズダァン!!
「…」
俺は微動だにせず、指を掴んだまま180度後ろに投げ…地面に叩きつける
「意識飛んだか?」
俺は曲がりきった親指を離し卯天に話しかける
「…ま、まだだ…まだ!!」
卯天はまだ起き上がり
ビュッ!!
残った左手で攻撃を仕掛けるが
「それで良い…」
ボギュギィ!!!
俺は向ってくる左手目掛け拳を放つと卯天の中指と薬指が折れると同時に手の裏から骨が突き出る…
「…」
「…」
「…終わったな…」
卯天は痛みに耐え切れず立ったまま意識を手放していた
「よっ…と」
俺は卯天を担ぎ
「なぁ、義徳だったかな?」
「は、はいぃぃ!」
「勝負はこいつの勝ちだ自由にすればいいけどこいつはもう自由にしてやってくれ」
俺が言い終えると同時に
「は、はい、もうランカー狩りも止めます!!警察にもいきますからい、命だけは…」
義徳やランカー狩りだった奴等は逃げ出していく…