先導アイチ夢
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※高校生
「うーん、」
名前は悩んでいた。
しかしいたって理由は深刻ではない。
自分のデッキの構築をするにあたって、採用するカードを決めあぐねている。
エースはこれにするべきか。はてさてこちらか。
ふう、と一息ついてぼうっと窓の外を見る。
クラン、変えてみようかなあ。
「僕だったら、こういう時は……」
声のした方をちらりと見る。
部長の先導アイチくんが、コーリンちゃんと話しながらファイトのシミュレーションをしている。
いつも通りの光景だ。そして、いつも通りの感情。
いいなあ。私だって先導くんに色々教えて欲しいのに。
何を隠そう、私は先導くんに恋をしていた。
可愛らしいあの笑顔が、ファイトの時はきりっと頼もしささえ感じる表情に一変する。
初めて見た時、どきっとした。それと同時に、先導くん、かあ、と落胆した。
何せ先導くんの周りには女の子が多い。
戸倉ミサキさんや、先程から先導くんが会話している立凪コーリンさんを始めとした、ウルトラレアのみんな。
絶対私なんか、選んでくれないや、と恋に気づいた夜は一人枕を濡らした。
「声掛けたらいいじゃねーか」
「出来たらしてるよ……」
幼なじみで腐れ縁のナオキが、無理難題を吹っ掛けてきた。
ナオキは私の恋心を知っている。別に話した訳では無いのに、ある日突然「好きなんだろ」とコンビニでアイスを買った帰りに言われた。
それはそうと、出来たらしているのである。
私ともファイトしようよ、とでも声を掛けたらいいものの、先導くんのことを好きだと自覚してから自分はこんなにも引っ込み思案だったのかと痛感させられている。
「きっかけ作らねぇと進展しねーだろ!」
「それはそうだけど、ねえ」
「あー!ウジウジウジウジ、見てらんねえ!おい!アイチ!」
「え、あ、バカナオキ!!」
「うん?どうしたの、ナオキくん、名前さん」
にこりと微笑んで、こちらを振り返る、先導、くん。
頭からしゅぽーっと音を立てて湯気が出そうな私を見てニヤニヤしてるナオキ、腹立つ。
「その感想会の後でよ、名前のデッキ見てやってくれよ。悩んでるみたいでさ。」
「そうだったんだね。僕でよければ相談に乗るよ!」
なんか、なんか、とんとん拍子に進んでいる。
「……あれ?名前さん?」
「あ、えと、お、お願い、します……」
「うん。あっち片付けてくるから、待っててね。」
ぱたぱたとコーリンちゃんの方に戻って、広げていたカードを片付けている先導くんをぼうっと見つめる私の横で、ナオキが「後でジュース1本な」と言っている声なんか聞こえないフリをした。
2025.03.06
タイトル兼お題▶︎ 困ったときの創作に使えるタイトルメーカー様
懐かしい。
私はゴールドパラディン、かげろう、なるかみ、エンジェルフェザーを使っていました👼
「うーん、」
名前は悩んでいた。
しかしいたって理由は深刻ではない。
自分のデッキの構築をするにあたって、採用するカードを決めあぐねている。
エースはこれにするべきか。はてさてこちらか。
ふう、と一息ついてぼうっと窓の外を見る。
クラン、変えてみようかなあ。
「僕だったら、こういう時は……」
声のした方をちらりと見る。
部長の先導アイチくんが、コーリンちゃんと話しながらファイトのシミュレーションをしている。
いつも通りの光景だ。そして、いつも通りの感情。
いいなあ。私だって先導くんに色々教えて欲しいのに。
何を隠そう、私は先導くんに恋をしていた。
可愛らしいあの笑顔が、ファイトの時はきりっと頼もしささえ感じる表情に一変する。
初めて見た時、どきっとした。それと同時に、先導くん、かあ、と落胆した。
何せ先導くんの周りには女の子が多い。
戸倉ミサキさんや、先程から先導くんが会話している立凪コーリンさんを始めとした、ウルトラレアのみんな。
絶対私なんか、選んでくれないや、と恋に気づいた夜は一人枕を濡らした。
「声掛けたらいいじゃねーか」
「出来たらしてるよ……」
幼なじみで腐れ縁のナオキが、無理難題を吹っ掛けてきた。
ナオキは私の恋心を知っている。別に話した訳では無いのに、ある日突然「好きなんだろ」とコンビニでアイスを買った帰りに言われた。
それはそうと、出来たらしているのである。
私ともファイトしようよ、とでも声を掛けたらいいものの、先導くんのことを好きだと自覚してから自分はこんなにも引っ込み思案だったのかと痛感させられている。
「きっかけ作らねぇと進展しねーだろ!」
「それはそうだけど、ねえ」
「あー!ウジウジウジウジ、見てらんねえ!おい!アイチ!」
「え、あ、バカナオキ!!」
「うん?どうしたの、ナオキくん、名前さん」
にこりと微笑んで、こちらを振り返る、先導、くん。
頭からしゅぽーっと音を立てて湯気が出そうな私を見てニヤニヤしてるナオキ、腹立つ。
「その感想会の後でよ、名前のデッキ見てやってくれよ。悩んでるみたいでさ。」
「そうだったんだね。僕でよければ相談に乗るよ!」
なんか、なんか、とんとん拍子に進んでいる。
「……あれ?名前さん?」
「あ、えと、お、お願い、します……」
「うん。あっち片付けてくるから、待っててね。」
ぱたぱたとコーリンちゃんの方に戻って、広げていたカードを片付けている先導くんをぼうっと見つめる私の横で、ナオキが「後でジュース1本な」と言っている声なんか聞こえないフリをした。
2025.03.06
タイトル兼お題▶︎ 困ったときの創作に使えるタイトルメーカー様
懐かしい。
私はゴールドパラディン、かげろう、なるかみ、エンジェルフェザーを使っていました👼
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