短いお題色々
逆行ループ物のループの一つでこんな話が読みたいなーと思っているもの。
中途半端な感じです。
七英雄に評議会への召集の命が下った。それは突然のことであった。
壁の前に並んで立っているのはワグナスも含めて六人。約束の場所にボクオーンは現れなかった。
「大神官様がおいでになりました」
反対側の扉が開く。大神官が現れ、蔑むような瞳でこちらを一瞥した。ワグナスは彼の背後にいる人物に気付き、息を呑んだ。
そこにはボクオーンがいた。
いつもの黒い道化のようなローブ姿ではない。白地に金の刺繍が施された、華美な神官服を身に纏っている。
――これはどういうことだ。
彼は共に戦った信頼する仲間だ。それなのになぜ、そちら側に立っている。そう問いたいのに、声が出なかった。
「彼はボクオーン。私の最も信頼する人物だ」
何がおかしいのか、大神官は大声をあげて笑い出した。
「てめぇ、裏切ったのか!?」
スービエの声でワグナスは我に返り、慌てて彼の前に手を出して制止をした。反対側を見れば、ダンターグがノエルに取り押さえられている。
ボクオーンは感情のない瞳で仲間を見渡し、舞台役者のようにお辞儀をした。
「裏切りなど、人聞きが悪いですね。私は大神官様の命で動いていたのですよ。あなた達は、大神官様がタームを滅ぼすための捨て駒に過ぎなかったのです」
そう言って、彼は口元に薄く笑みを浮かべた。
中途半端な感じです。
裏切りのボクオーン
七英雄に評議会への召集の命が下った。それは突然のことであった。
壁の前に並んで立っているのはワグナスも含めて六人。約束の場所にボクオーンは現れなかった。
「大神官様がおいでになりました」
反対側の扉が開く。大神官が現れ、蔑むような瞳でこちらを一瞥した。ワグナスは彼の背後にいる人物に気付き、息を呑んだ。
そこにはボクオーンがいた。
いつもの黒い道化のようなローブ姿ではない。白地に金の刺繍が施された、華美な神官服を身に纏っている。
――これはどういうことだ。
彼は共に戦った信頼する仲間だ。それなのになぜ、そちら側に立っている。そう問いたいのに、声が出なかった。
「彼はボクオーン。私の最も信頼する人物だ」
何がおかしいのか、大神官は大声をあげて笑い出した。
「てめぇ、裏切ったのか!?」
スービエの声でワグナスは我に返り、慌てて彼の前に手を出して制止をした。反対側を見れば、ダンターグがノエルに取り押さえられている。
ボクオーンは感情のない瞳で仲間を見渡し、舞台役者のようにお辞儀をした。
「裏切りなど、人聞きが悪いですね。私は大神官様の命で動いていたのですよ。あなた達は、大神官様がタームを滅ぼすための捨て駒に過ぎなかったのです」
そう言って、彼は口元に薄く笑みを浮かべた。
