君の夢を捕まえに
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
どこから情報が漏れたのか、キッドが情報を公開するまでもなく、セアラの正体が明らかにされ、手配書が更新された。
天竜人の一件からキッドの懸賞金は5000万、クルーたちも1000万ベリーづず懸賞金が上がった。セアラは、キッド海賊団の一味ということが判明し、2000万ベリー上がり、7000万の賞金首となった。短期間での恐ろしい出世力に仲間たちも驚愕したほどだった。
セアラは疲労と安堵で長いこと眠っていたため、目を覚ました時にはすでに新しい手配書が食堂に張られていた。
「おー!頭の手配書かっこいい!」
「ってちょいちょいちょい、その二つ隣を見ろ!」
「え? ぬああああ! な、7000万になってるぅ!!なにもしてないのに!」
しかしその写真の表情は、どことなく不安げだ。これはたぶん、キッドたちが戦いに向かうのを後ろから静かに見ていた時にとられたのだろう。
「まじか~もっとかっこいいところにしてほしかった…」
「いいだろうが、これからもっと暴れてまた更新されてくんだ」
「頭、おはよございます」
あくびまじりに食堂に顔を出したキッドは、どかっと椅子に腰かけた。
「たしかに! 7000万なんて新世界にはごろごろいるし、頭の五分の一以下! せめて一億! そう目指せ一億! 力つけて頭の手を煩わせないクルーに、私はなる!」
「おうおう、その意気だ」
ヒートがわざとらしく拍手をしてやりながら言った。
「セアラ、お前の実力は懸賞金通りだ。一億の壁ってのはなかなか分厚いぞ?」
「簡単に一億超えちゃったら面白くない! 頭の夢は私の夢! この夢をばしーっとつかむために、さらなるパワーアップをするのだ! キラーさんにもっと稽古つけてもらお!」
「セアラ、その力、俺の為に使えよ。お前らもだ」
朝食をとっていたクルーたちは顔をあげる。
「俺はてめぇらとこの航路を進んでんだ。てめぇらの力、惜しみなく俺によこせ、俺は俺と、てめぇらの力で海賊王になる」
「頭…!」
「キッドの頭…!」
俺様なキャプテンが滅多に言わないセリフに、クルーたちは歓喜し、両手を上げて喜んだ。これだからキッド海賊団のクルーはやめられないのだ。
各々が誓いを立てた。
キャプテンの為に、自分の為に、夢の為に、力を惜しまないと。
END
天竜人の一件からキッドの懸賞金は5000万、クルーたちも1000万ベリーづず懸賞金が上がった。セアラは、キッド海賊団の一味ということが判明し、2000万ベリー上がり、7000万の賞金首となった。短期間での恐ろしい出世力に仲間たちも驚愕したほどだった。
セアラは疲労と安堵で長いこと眠っていたため、目を覚ました時にはすでに新しい手配書が食堂に張られていた。
「おー!頭の手配書かっこいい!」
「ってちょいちょいちょい、その二つ隣を見ろ!」
「え? ぬああああ! な、7000万になってるぅ!!なにもしてないのに!」
しかしその写真の表情は、どことなく不安げだ。これはたぶん、キッドたちが戦いに向かうのを後ろから静かに見ていた時にとられたのだろう。
「まじか~もっとかっこいいところにしてほしかった…」
「いいだろうが、これからもっと暴れてまた更新されてくんだ」
「頭、おはよございます」
あくびまじりに食堂に顔を出したキッドは、どかっと椅子に腰かけた。
「たしかに! 7000万なんて新世界にはごろごろいるし、頭の五分の一以下! せめて一億! そう目指せ一億! 力つけて頭の手を煩わせないクルーに、私はなる!」
「おうおう、その意気だ」
ヒートがわざとらしく拍手をしてやりながら言った。
「セアラ、お前の実力は懸賞金通りだ。一億の壁ってのはなかなか分厚いぞ?」
「簡単に一億超えちゃったら面白くない! 頭の夢は私の夢! この夢をばしーっとつかむために、さらなるパワーアップをするのだ! キラーさんにもっと稽古つけてもらお!」
「セアラ、その力、俺の為に使えよ。お前らもだ」
朝食をとっていたクルーたちは顔をあげる。
「俺はてめぇらとこの航路を進んでんだ。てめぇらの力、惜しみなく俺によこせ、俺は俺と、てめぇらの力で海賊王になる」
「頭…!」
「キッドの頭…!」
俺様なキャプテンが滅多に言わないセリフに、クルーたちは歓喜し、両手を上げて喜んだ。これだからキッド海賊団のクルーはやめられないのだ。
各々が誓いを立てた。
キャプテンの為に、自分の為に、夢の為に、力を惜しまないと。
END
15/15ページ