君の夢を捕まえに
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一味が言うように、翌日には一行はシャボンディ諸島に到達した。
見たこともないようなところだ。地面からシャボン玉が湧いて出てくるのだから。
はじめての島を、はじめての瞬間を仲間たちと共有できなかったことに、さみしさすら感じる。
すごいすごいと騒ぐ一味の男性陣を遠めに見ていると、ナミがそっと近づいてきた。
「ねぇ、本当にそのキッドのところに戻れる? もし、だめだったら、きっとルフィ、乗せてくれるわよ」
「ナミ、ありがとう。でも彼は私を一味にはしてくれないと思う。私が、自分の船長に心底惚れてることに、最初から気が付いていて助けてくれたんじゃないかな。それにナミも、わかってて言ってくれてるんだよね」
「ふふ、まぁ、そういわれるとそうね。あんたのこと嫌いじゃないけど、なんだか毛色が違うもの」
「少しは出てるのかな、自分の海賊団の雰囲気っていうの」
「ええ」
セアラは、少し嬉しそうに笑った。
「しかし、この島は、諸島っていうだけあってかなり広いね」
「でも海賊が集まるところはめぼしついてるわ。20番GRあたりは無法地帯、あんたの海賊団ならこの辺にいるんじゃない?」
「うーん、そうだね、他のどこよりもそこにいる気がする…。とりあえず、船が来てないか探してくる。その後のことは、頭の顔見てから考えるよ」
「きっと大丈夫よ」
「うん、ありがとうナミ」
2人が握手を交わすと、ルフィもそれに気が付いたようで船の下から手を振った。セアラも船を降り、頭を下げた。
「おう! お前帰るのか! またなーセアラ!」
「ルフィ、恩は忘れない! ありがとう!」
「おー! 次は敵同士だ! 闘うの楽しみだな、ししし!」
たった一度夕食を共にしただけだが、一味は笑顔で手を振ってくれたのだった。
「さて、しかし、どうしようか」
船を降りてまずは腹ごしらえをすることにした。店内の会話から、この島に11人もの奥越えルーキーが集結していることが分かる。やはりキッドたちももうここに居るのだろう。
服はロビンからもらったワンピースを着ているが、バストがぶかぶかで丈が短い。近くの店によって黒いワンピースに着替え、支度は整った。
天竜人がそのへんをあるいているため、巻き込まれないようにこそこそと動く。こっちにその気がなくとも、理不尽を振りまいてくるのだ。近づくのは得策ではない。
この辺で海賊が好みそうなショーと言えばやはりヒューマンショップだろう、あまり気の進む場所ではないが、セアラは向かうことにした。
見たこともないようなところだ。地面からシャボン玉が湧いて出てくるのだから。
はじめての島を、はじめての瞬間を仲間たちと共有できなかったことに、さみしさすら感じる。
すごいすごいと騒ぐ一味の男性陣を遠めに見ていると、ナミがそっと近づいてきた。
「ねぇ、本当にそのキッドのところに戻れる? もし、だめだったら、きっとルフィ、乗せてくれるわよ」
「ナミ、ありがとう。でも彼は私を一味にはしてくれないと思う。私が、自分の船長に心底惚れてることに、最初から気が付いていて助けてくれたんじゃないかな。それにナミも、わかってて言ってくれてるんだよね」
「ふふ、まぁ、そういわれるとそうね。あんたのこと嫌いじゃないけど、なんだか毛色が違うもの」
「少しは出てるのかな、自分の海賊団の雰囲気っていうの」
「ええ」
セアラは、少し嬉しそうに笑った。
「しかし、この島は、諸島っていうだけあってかなり広いね」
「でも海賊が集まるところはめぼしついてるわ。20番GRあたりは無法地帯、あんたの海賊団ならこの辺にいるんじゃない?」
「うーん、そうだね、他のどこよりもそこにいる気がする…。とりあえず、船が来てないか探してくる。その後のことは、頭の顔見てから考えるよ」
「きっと大丈夫よ」
「うん、ありがとうナミ」
2人が握手を交わすと、ルフィもそれに気が付いたようで船の下から手を振った。セアラも船を降り、頭を下げた。
「おう! お前帰るのか! またなーセアラ!」
「ルフィ、恩は忘れない! ありがとう!」
「おー! 次は敵同士だ! 闘うの楽しみだな、ししし!」
たった一度夕食を共にしただけだが、一味は笑顔で手を振ってくれたのだった。
「さて、しかし、どうしようか」
船を降りてまずは腹ごしらえをすることにした。店内の会話から、この島に11人もの奥越えルーキーが集結していることが分かる。やはりキッドたちももうここに居るのだろう。
服はロビンからもらったワンピースを着ているが、バストがぶかぶかで丈が短い。近くの店によって黒いワンピースに着替え、支度は整った。
天竜人がそのへんをあるいているため、巻き込まれないようにこそこそと動く。こっちにその気がなくとも、理不尽を振りまいてくるのだ。近づくのは得策ではない。
この辺で海賊が好みそうなショーと言えばやはりヒューマンショップだろう、あまり気の進む場所ではないが、セアラは向かうことにした。