4章 ピチューゲット! vsサトシ
「うん。そのつもり!」
「え? 俺と?」
「いいでしょ?」
「もちろん! なっ、ピカチュウ!」
「ピッカー!!」
サトシもピカチュウも嬉しそうに口角を上げると頷いた。そして、ミズカはサトシとバトルすることになった。
「二人とも起きなさいよ!!」
翌朝はカスミの起こす声から始まった。聞こえてはいるのだろうが、ミズカもサトシもなかなか起きない。
「タケシー、この二人まったく起きないわよ?」
「バトルとでも言えば起きるだろう」
タケシは朝食を作りながら、適当に返事をする。
――サトシはともかく、ミズカは起きるの?
カスミは、首を傾げながらも、何も変化なしに一辺倒に起こすよりはマシかと思い、声を上げる。
「二人とも!! バトルよ! バトル!!」
すると、二人は飛び起きた。
「そうだった……、今日はミズカとバトルだったな!!」
「そうね! よーし! はりきっていこう!!」
――なんなのこの二人は……。タケシの言った通り起きたわ……。
カスミは二人を見て苦笑した。二人の行動は起きるともう早かった。二人はすばやく朝食をすませ、あっという間に、バトルの準備をした。そして、ルールを決める。
「じゃあ、ルールは3対3で交代は自由な!」
「OK!!」
「タケシ! 審判よろしくな!」
「あぁ!」
「あたしはここら辺で見てようかな!」
二人共位置につく。タケシも二人の間に入り、審判をやる準備をした。カスミは適当に技の当たらないところに座る。腕の中ではトゲピーが何が起こるのかわかっているのかいないのか、嬉しそうに手足を動かしている。
「じゃ、始めようぜ!」
「うん!!」
「3対3の交代自由、バトル始め!!」
「よーし、出てきて! チコリータ!!」
「フシギダネ! 君に決めた!!」
タケシの号令で、ミズカはチコリータを、サトシはフシギダネを出した。師弟対決となった。天候は晴れていないわけではないが、太陽の光は弱い。
「フシギダネ! 体当たり」
「こっちも!」
二匹はぶつかり合う。体当たりは少しフシギダネが勝ったくらいだった。
「チコリータ! 今度は、はっぱカッター!」
「フシギダネ、つるのむちではっぱカッターを落とすんだ!」
「ダネフシェ!」
フシギダネは綺麗にはっぱカッターをつるのムチで落としていく。
「チコリータ! 体当たり!!」
「チッコ!」
その隙を狙って、ミズカはチコリータに体当たりを指示する。
「え? 俺と?」
「いいでしょ?」
「もちろん! なっ、ピカチュウ!」
「ピッカー!!」
サトシもピカチュウも嬉しそうに口角を上げると頷いた。そして、ミズカはサトシとバトルすることになった。
「二人とも起きなさいよ!!」
翌朝はカスミの起こす声から始まった。聞こえてはいるのだろうが、ミズカもサトシもなかなか起きない。
「タケシー、この二人まったく起きないわよ?」
「バトルとでも言えば起きるだろう」
タケシは朝食を作りながら、適当に返事をする。
――サトシはともかく、ミズカは起きるの?
カスミは、首を傾げながらも、何も変化なしに一辺倒に起こすよりはマシかと思い、声を上げる。
「二人とも!! バトルよ! バトル!!」
すると、二人は飛び起きた。
「そうだった……、今日はミズカとバトルだったな!!」
「そうね! よーし! はりきっていこう!!」
――なんなのこの二人は……。タケシの言った通り起きたわ……。
カスミは二人を見て苦笑した。二人の行動は起きるともう早かった。二人はすばやく朝食をすませ、あっという間に、バトルの準備をした。そして、ルールを決める。
「じゃあ、ルールは3対3で交代は自由な!」
「OK!!」
「タケシ! 審判よろしくな!」
「あぁ!」
「あたしはここら辺で見てようかな!」
二人共位置につく。タケシも二人の間に入り、審判をやる準備をした。カスミは適当に技の当たらないところに座る。腕の中ではトゲピーが何が起こるのかわかっているのかいないのか、嬉しそうに手足を動かしている。
「じゃ、始めようぜ!」
「うん!!」
「3対3の交代自由、バトル始め!!」
「よーし、出てきて! チコリータ!!」
「フシギダネ! 君に決めた!!」
タケシの号令で、ミズカはチコリータを、サトシはフシギダネを出した。師弟対決となった。天候は晴れていないわけではないが、太陽の光は弱い。
「フシギダネ! 体当たり」
「こっちも!」
二匹はぶつかり合う。体当たりは少しフシギダネが勝ったくらいだった。
「チコリータ! 今度は、はっぱカッター!」
「フシギダネ、つるのむちではっぱカッターを落とすんだ!」
「ダネフシェ!」
フシギダネは綺麗にはっぱカッターをつるのムチで落としていく。
「チコリータ! 体当たり!!」
「チッコ!」
その隙を狙って、ミズカはチコリータに体当たりを指示する。