2章 ポケモン達を救え!?
「運任せだったの?」
「うん……、あんなうまくいくと思わなかった」
「それじゃ、どっかの誰かさんと一緒ね!」
面白そうにカスミは言う。
「悪かったな、運任せで」
誰のことかわかったサトシは、不機嫌そうだ。
「別に悪いとはいってないわよ」
カスミは別に喧嘩をするつもりはないらしい。軽い返しに話が流れた。
会話が一区切りしたところで料理が来た。料理はジョーイがすごいごちそうと言ってただけあって、ステーキだった。
「すごーい! ステーキ!!」
ミズカ達の目が輝く。
「いっただっきまーす!!」
そう言って、ミズカ達は食べ始める。お肉は頬が落ちるくらい美味しかった。もしかしたら頑張ったからというのもあったかもしれない。
「ごちそうさま!」
あっという間にステーキはお腹の中に吸い込まれていった。満足した一行は余韻を残しつつ、ジョーイにお礼を言って、部屋に戻ることにした。
部屋に戻ると、ミズカはリュックから手鏡を出した。モンスターボールから出したままのイーブイが手鏡を覗いている。自分の顔が映るのが不思議なのか、ツンツンしている。
「どうやったら……」
ミズカはため息をつく。
「変なこと、言っていい?」
そうしてると、カスミが話かけてきた。
「え?」
「それって、鏡よね?」
「うん……」
「ほら、おとぎ話にあったじゃない! 白雪姫だっけ? あれって魔法の鏡で聞くとなんでも答えてくれるのよ」
「それがどうかしたの?」
ミズカはカスミが何を言っているのかわからなかった。
「その魔法の鏡みたいに、元の世界に戻して! って言ったら戻れるんじゃない?」
「そんなわけないと思うけど……」
ミズカは手鏡を見ながら言った。
「そうだぜ、カスミそんなわけないだろ!」
黙ってたサトシも首を突っ込む。
「そんなのわからないじゃない!」
カスミは本気で言っているらしい。声に出したら、戻れるのか。とはいえ、自分もさっきは三三七拍子のリズムでボタンを叩くという奇行に走っていた。
「うん……、あんなうまくいくと思わなかった」
「それじゃ、どっかの誰かさんと一緒ね!」
面白そうにカスミは言う。
「悪かったな、運任せで」
誰のことかわかったサトシは、不機嫌そうだ。
「別に悪いとはいってないわよ」
カスミは別に喧嘩をするつもりはないらしい。軽い返しに話が流れた。
会話が一区切りしたところで料理が来た。料理はジョーイがすごいごちそうと言ってただけあって、ステーキだった。
「すごーい! ステーキ!!」
ミズカ達の目が輝く。
「いっただっきまーす!!」
そう言って、ミズカ達は食べ始める。お肉は頬が落ちるくらい美味しかった。もしかしたら頑張ったからというのもあったかもしれない。
「ごちそうさま!」
あっという間にステーキはお腹の中に吸い込まれていった。満足した一行は余韻を残しつつ、ジョーイにお礼を言って、部屋に戻ることにした。
部屋に戻ると、ミズカはリュックから手鏡を出した。モンスターボールから出したままのイーブイが手鏡を覗いている。自分の顔が映るのが不思議なのか、ツンツンしている。
「どうやったら……」
ミズカはため息をつく。
「変なこと、言っていい?」
そうしてると、カスミが話かけてきた。
「え?」
「それって、鏡よね?」
「うん……」
「ほら、おとぎ話にあったじゃない! 白雪姫だっけ? あれって魔法の鏡で聞くとなんでも答えてくれるのよ」
「それがどうかしたの?」
ミズカはカスミが何を言っているのかわからなかった。
「その魔法の鏡みたいに、元の世界に戻して! って言ったら戻れるんじゃない?」
「そんなわけないと思うけど……」
ミズカは手鏡を見ながら言った。
「そうだぜ、カスミそんなわけないだろ!」
黙ってたサトシも首を突っ込む。
「そんなのわからないじゃない!」
カスミは本気で言っているらしい。声に出したら、戻れるのか。とはいえ、自分もさっきは三三七拍子のリズムでボタンを叩くという奇行に走っていた。