悪戯な贈り物
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他の人に怪しまれないようにする為、お互いのことを知るべくあれから私と一十木くんはよく一緒にお話するようになった
「へぇ~じゃあ春歌には妹さんがいるんだね。きっと可愛いんだろうな」
『うん、ちょっと生意気なとこもあるけど…可愛いよ』
今日は一緒に中庭で昼食を取りながらお話している
話してる内容はたわいもない事が多いけど、一十木くんとこんなに喋れたことなかったから…
こんな何気ないひと時がとても幸せ
(一十木くんのこと沢山知れて嬉しいな…)
「俺…春歌のことあんまり知らなかったんだなぁ。こうやって知れて嬉しいな」
にこっと屈託ない笑顔で笑う一十木くん…
外見は私なんだけど、思わずドキッとする
(同じこと考えてたんだ…!)
思わず頬が緩む
『わ、私も…!』
「でもまだ女の子らしくするってのが難しいんだよね~前にさ、那月達と女装したこともあったでしょ?」
『あっ水球対決の罰ゲームの時だよね』
「そうそう!あの時と違って今は外見はちゃんと可愛いんだから女の子に見えるかなーって思ってたけど、女の子らしさって見た目じゃなくて…なんていうか中身なのかも!って思ったよ」
『…っ!一十木くん…それ…褒めすぎ……』
私は思わず顔を真っ赤にして俯く
すると、きょとんとした顔をした後に自分の言ったことに気付いて一十木くんも顔を真っ赤にして動揺した
「ああーっえっと、その、ほら………」
『………』
「……あー上手く言えないよ。でもやっぱり、春歌はその…可愛いと思う」
『……!!あ、有難う…』
ドキドキと胸が高鳴って少し息苦しい
一十木くんにこんな風に言って貰えるなんて…
私も一十木くんがカッコいいと思えるのはやっぱり外見だけじゃないと思った
アイドル志望というだけあって、勿論見た目もかっこいいんだけど…一十木くんの良さはこんな風に素直に人を褒めてくれたり、優しいところなんだって改めて感じていた
「と、ところで…何か困ったりしてない?ほら、トキヤと同室でしょ?"静かにしてください"とかさー俺も怒られっぱなしだったんだけど」
『あはは、大丈夫だよ。一ノ瀬さん、中身が私だってことに凄く配慮してくれてるし』
「えっそうなの?」
『うん、着替えもわざわざ奥に行ってしてくれたり…女子寮と男子寮じゃ造りが少し違ったから困ってたら色々教えてくれたし。一ノ瀬さんてとっても優しいんだね、皆が騒ぐのも分かるなぁ』
「……」
一十木くんが少し不機嫌そうに眉を寄せた
(あれ…?私何か変なこと言ったかな……)
『一十木くん…?』
「あ、ううん…大丈夫なら良かった!でも困ったことあったらいつでも俺に言ってね!」
『うん、有難う』
(気のせいかな…?)
『一十木くんも何か困ってることない?』
私は人数の関係で1人部屋だった
だから同室の女子に困ることはないけど、質問出来る相手が私しかいない
「俺は全然平気!高いところに手が届かなくなったくらいかな」
『あはは、そうだよね。私は急に背が伸びたからちょっと楽しいなぁ~たまに自分の身長忘れて頭ぶつけそうになるけど』
キーンコーン…
「あっ予鈴!すっかり話し込んじゃったね、急いで戻ろう!」
バッと手が差し出された
『!』
一瞬、差し出された手を取っていいものか迷ってしまうと、それに気付いた一十木くんも"あ…っ"と頬を染めながら手を引っ込めた
「ご、ごめん…なんか反射的に…その」
『う、ううん』
「も、戻ろっか」
『……』
(勿体無いことしたかな…)
反射的に出しただけだって分かってるけど…嬉しくて口元が緩んだ
教室に戻ってからもずっとドキドキと胸が高まったままうるさかった
「へぇ~じゃあ春歌には妹さんがいるんだね。きっと可愛いんだろうな」
『うん、ちょっと生意気なとこもあるけど…可愛いよ』
今日は一緒に中庭で昼食を取りながらお話している
話してる内容はたわいもない事が多いけど、一十木くんとこんなに喋れたことなかったから…
こんな何気ないひと時がとても幸せ
(一十木くんのこと沢山知れて嬉しいな…)
「俺…春歌のことあんまり知らなかったんだなぁ。こうやって知れて嬉しいな」
にこっと屈託ない笑顔で笑う一十木くん…
外見は私なんだけど、思わずドキッとする
(同じこと考えてたんだ…!)
思わず頬が緩む
『わ、私も…!』
「でもまだ女の子らしくするってのが難しいんだよね~前にさ、那月達と女装したこともあったでしょ?」
『あっ水球対決の罰ゲームの時だよね』
「そうそう!あの時と違って今は外見はちゃんと可愛いんだから女の子に見えるかなーって思ってたけど、女の子らしさって見た目じゃなくて…なんていうか中身なのかも!って思ったよ」
『…っ!一十木くん…それ…褒めすぎ……』
私は思わず顔を真っ赤にして俯く
すると、きょとんとした顔をした後に自分の言ったことに気付いて一十木くんも顔を真っ赤にして動揺した
「ああーっえっと、その、ほら………」
『………』
「……あー上手く言えないよ。でもやっぱり、春歌はその…可愛いと思う」
『……!!あ、有難う…』
ドキドキと胸が高鳴って少し息苦しい
一十木くんにこんな風に言って貰えるなんて…
私も一十木くんがカッコいいと思えるのはやっぱり外見だけじゃないと思った
アイドル志望というだけあって、勿論見た目もかっこいいんだけど…一十木くんの良さはこんな風に素直に人を褒めてくれたり、優しいところなんだって改めて感じていた
「と、ところで…何か困ったりしてない?ほら、トキヤと同室でしょ?"静かにしてください"とかさー俺も怒られっぱなしだったんだけど」
『あはは、大丈夫だよ。一ノ瀬さん、中身が私だってことに凄く配慮してくれてるし』
「えっそうなの?」
『うん、着替えもわざわざ奥に行ってしてくれたり…女子寮と男子寮じゃ造りが少し違ったから困ってたら色々教えてくれたし。一ノ瀬さんてとっても優しいんだね、皆が騒ぐのも分かるなぁ』
「……」
一十木くんが少し不機嫌そうに眉を寄せた
(あれ…?私何か変なこと言ったかな……)
『一十木くん…?』
「あ、ううん…大丈夫なら良かった!でも困ったことあったらいつでも俺に言ってね!」
『うん、有難う』
(気のせいかな…?)
『一十木くんも何か困ってることない?』
私は人数の関係で1人部屋だった
だから同室の女子に困ることはないけど、質問出来る相手が私しかいない
「俺は全然平気!高いところに手が届かなくなったくらいかな」
『あはは、そうだよね。私は急に背が伸びたからちょっと楽しいなぁ~たまに自分の身長忘れて頭ぶつけそうになるけど』
キーンコーン…
「あっ予鈴!すっかり話し込んじゃったね、急いで戻ろう!」
バッと手が差し出された
『!』
一瞬、差し出された手を取っていいものか迷ってしまうと、それに気付いた一十木くんも"あ…っ"と頬を染めながら手を引っ込めた
「ご、ごめん…なんか反射的に…その」
『う、ううん』
「も、戻ろっか」
『……』
(勿体無いことしたかな…)
反射的に出しただけだって分かってるけど…嬉しくて口元が緩んだ
教室に戻ってからもずっとドキドキと胸が高まったままうるさかった