悪戯な贈り物
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7人で授業開始ギリギリまで話し合ったものの、特に何の解決策も見いだせず私たちは授業に出た
(うぅ~怖いよぉ…周りの人にバレたらどうなっちゃうんだろう
見た目は一十木くんだから…まずバレないとは思うけど……
一十木くんらしく振る舞える自信ないよ…)
「じゃあこの問題をはい、ボーッとしてる音也くん答えて♪」
『は、はいっ!!!えっと…』
突然問題を当てられて焦る
あ、でもこの問題…昨日予習したところだ
『えっと、これはウィーンで生まれたーー…』
答えると教室がシーーン…とした
(え…間違ってたかな?)
「凄いわぁ!難しい問題なのによく分かったわね!!ちゃんと予習してるのねっ♪」
『有難う御座います!』
(えへへ…褒められちゃった)
「音也ぁー誰に教えて貰ったんだよ~」
「音也が予習とかないだろーあははは」
男子から笑いながら野次が飛んでくる
(! そ、そっか…一十木くんはあまり予習はしてこない人なんだった…っ!!どうしよう…っ)
『あははバレた?えっとートキヤに教えて貰ったんだよね!』
「え…トキヤってあのSクラスの一ノ瀬トキヤか…?」
チラッと一十木くんの方を見ると、ぶんぶんと首を横に振っている
(しまった、一ノ瀬さんは教えてくれないのか…!!)
『ていうのは嘘でー!ま、マサが!教えてくれたんだ!!ねっマサ!』
(お願い助けて聖川さんんんんんっ!!!!)
「! あ、あぁ…昨日2人で勉強会をしたものでな」
(あああ…有難う御座いますーーっ!)
聖川さんにいきなり振って困らせてしまったけど、助けて貰ってなんとかその場を切り抜けた
授業が終わり、聖川さんにさっきのことを謝りに行こうと席を立つとクラスの女子が数人話しかけてきた
「一十木くん、あんな難しい問題分かるなんて凄いね!カッコよかったぁ」
「ほんと!ねぇ私にも勉強教えてくれない~?お願い♪」
『え…』
な、なにこれ…
もしかしなくとも……言い寄られてる?
そっか、忘れてた
一十木くんモテるんだった
(気持ちがモヤモヤする…)
『悪いけど、俺マサと話したいから…』
「えーもっと一緒に話そうよぉ」
(一十木くん、こんな可愛い子達からいつも言い寄られてるんだ…)
「じゃあ聖川くんも一緒に皆で食堂行かない?」
ギュッと腕を組まれて、思わずカッとなる
『やめてよっーー!』
ばっーー
と勢いよく女子の腕を振り払ってしまった
「え、どうしたの一十木くん…」
「なんか怒ってない…?今日はやめとこ…行こうよ」
「うん…」
うわ…私……っ!
嫉妬しちゃってあんな……
一十木くんの印象、悪くしたかも…!どうしよう…
「大丈夫か?」
気付けば一十木くんも聖川さんも四ノ宮さんも私のところへ来てくれていた
『一十木くん、ごめん…あの、びっくりして、その…』
「あ、ううん。俺もああいうスキンシップはあんまり得意じゃないからさ…気にしないでいいよ!」
『一十木くん…』
優しいなぁ…でもびっくりさせたろうな、あんなことして
『あ、そうだ!聖川さんもさっきは急に振ってすみませんでした!!』
勢いよく頭を下げると、聖川さんは何でもないというように微笑んだ
「気にするな、あの場ではああするしかないだろう」
「俺が予習してるなんてないもんね~あははっ」
「笑い事じゃないぞ、一十木」
「はーい」
『やっぱり一十木くんらしく振舞うって難しいなぁ…いくらいつも見てたからって生活全部を把握してるわけじゃないし…』
「え!?」
『え、何?なんか変なこと言った??』
「う、ううん!別に…ー!」
(春歌が俺をいつも見てた…!?どういう意味!?き、気になるよ~~っ!!!)
「とりあえず今後の対策を立てる為にも色々話し合った方が良さそうだな」
「そうですね~戻れる方法が分かるまでは、フリをするしかなさそうですしね…」
「じゃあお昼に屋上に集まろうよ!俺、トキヤ達にも声掛けてくる!」
『あ、でも…』
その姿で行ったら混乱を招くんじゃ…ーー
と、言う前に一十木くんはダッシュでSクラスへと走っていってしまった
「………」
「…行っちゃいましたね」
『私ってあんな早く走れるんだ……』
(うぅ~怖いよぉ…周りの人にバレたらどうなっちゃうんだろう
見た目は一十木くんだから…まずバレないとは思うけど……
一十木くんらしく振る舞える自信ないよ…)
「じゃあこの問題をはい、ボーッとしてる音也くん答えて♪」
『は、はいっ!!!えっと…』
突然問題を当てられて焦る
あ、でもこの問題…昨日予習したところだ
『えっと、これはウィーンで生まれたーー…』
答えると教室がシーーン…とした
(え…間違ってたかな?)
「凄いわぁ!難しい問題なのによく分かったわね!!ちゃんと予習してるのねっ♪」
『有難う御座います!』
(えへへ…褒められちゃった)
「音也ぁー誰に教えて貰ったんだよ~」
「音也が予習とかないだろーあははは」
男子から笑いながら野次が飛んでくる
(! そ、そっか…一十木くんはあまり予習はしてこない人なんだった…っ!!どうしよう…っ)
『あははバレた?えっとートキヤに教えて貰ったんだよね!』
「え…トキヤってあのSクラスの一ノ瀬トキヤか…?」
チラッと一十木くんの方を見ると、ぶんぶんと首を横に振っている
(しまった、一ノ瀬さんは教えてくれないのか…!!)
『ていうのは嘘でー!ま、マサが!教えてくれたんだ!!ねっマサ!』
(お願い助けて聖川さんんんんんっ!!!!)
「! あ、あぁ…昨日2人で勉強会をしたものでな」
(あああ…有難う御座いますーーっ!)
聖川さんにいきなり振って困らせてしまったけど、助けて貰ってなんとかその場を切り抜けた
授業が終わり、聖川さんにさっきのことを謝りに行こうと席を立つとクラスの女子が数人話しかけてきた
「一十木くん、あんな難しい問題分かるなんて凄いね!カッコよかったぁ」
「ほんと!ねぇ私にも勉強教えてくれない~?お願い♪」
『え…』
な、なにこれ…
もしかしなくとも……言い寄られてる?
そっか、忘れてた
一十木くんモテるんだった
(気持ちがモヤモヤする…)
『悪いけど、俺マサと話したいから…』
「えーもっと一緒に話そうよぉ」
(一十木くん、こんな可愛い子達からいつも言い寄られてるんだ…)
「じゃあ聖川くんも一緒に皆で食堂行かない?」
ギュッと腕を組まれて、思わずカッとなる
『やめてよっーー!』
ばっーー
と勢いよく女子の腕を振り払ってしまった
「え、どうしたの一十木くん…」
「なんか怒ってない…?今日はやめとこ…行こうよ」
「うん…」
うわ…私……っ!
嫉妬しちゃってあんな……
一十木くんの印象、悪くしたかも…!どうしよう…
「大丈夫か?」
気付けば一十木くんも聖川さんも四ノ宮さんも私のところへ来てくれていた
『一十木くん、ごめん…あの、びっくりして、その…』
「あ、ううん。俺もああいうスキンシップはあんまり得意じゃないからさ…気にしないでいいよ!」
『一十木くん…』
優しいなぁ…でもびっくりさせたろうな、あんなことして
『あ、そうだ!聖川さんもさっきは急に振ってすみませんでした!!』
勢いよく頭を下げると、聖川さんは何でもないというように微笑んだ
「気にするな、あの場ではああするしかないだろう」
「俺が予習してるなんてないもんね~あははっ」
「笑い事じゃないぞ、一十木」
「はーい」
『やっぱり一十木くんらしく振舞うって難しいなぁ…いくらいつも見てたからって生活全部を把握してるわけじゃないし…』
「え!?」
『え、何?なんか変なこと言った??』
「う、ううん!別に…ー!」
(春歌が俺をいつも見てた…!?どういう意味!?き、気になるよ~~っ!!!)
「とりあえず今後の対策を立てる為にも色々話し合った方が良さそうだな」
「そうですね~戻れる方法が分かるまでは、フリをするしかなさそうですしね…」
「じゃあお昼に屋上に集まろうよ!俺、トキヤ達にも声掛けてくる!」
『あ、でも…』
その姿で行ったら混乱を招くんじゃ…ーー
と、言う前に一十木くんはダッシュでSクラスへと走っていってしまった
「………」
「…行っちゃいましたね」
『私ってあんな早く走れるんだ……』