俺の姉がこんなに我儘なはずがない!
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ガタンッ
突然春歌の部屋から大きな音が聞こえた
「!? すまない、ちょっと様子を見てくる」
皆の返事を待たずに部屋へ向かい、素早くノックを済ませて中へ入る
「春歌!どうした!?」
「ま…真斗くん…!!これはどういうことなの?」
春歌が手を震わせながらDVDを差し出してきた
その瞬間から嫌な予感がした
パッケージに如何わしい女性の淫らな写真、DVDのタイトルには"イケない禁断の姉弟愛"
これは…俗に言うアダルトビデオとかいうやつなのか
初めて見た
「これは…?」
まさか…春歌が買ったのか?
「お姉ちゃんが聞いてるんでしょ!真斗くんお姉ちゃんに隠れていつからこんなの見ていたの!?正直に答えなさい!」
「正直に…」
と、言われても身に覚えが全くないのだから答えようが無いな
「まさかお姉ちゃんのこともこんな目で見てたんじゃないでしょうね…?」
「…そこは否定しない」
ガタッ
「!」
後ろを振り返ると正にデジャヴな光景が広がっていた
「あ、えと、盗み聞きするつもりはなかったんだけどさ…春歌の部屋から聞こえた音大きかったから気になって…」
顔を真っ赤にしながら一十木がドアから顔を出している
俺の手元にあるDVDにちらっと視線を落として更に顔を赤らめる
「おおおお、お前…そういうの見るのは勝手だけど!そういう行為を春歌にまで…」
一十木の後ろに隠れながら、
顔を茹蛸のようにした来栖が叫んだかと思うと、最後はごにょごにょと尻すぼみになって聞き取れない
「あれ~翔ちゃんは見ないんですかぁ?僕はこういうの結構好きですよ」
「ばっ、お前…そーいうこと言ってんじゃねーよっ!!」
「ふぅん…これ、俺的にはイマイチかな。ほら、俺どっちかっていうとSだし?」
「聞いてません」
「冷たいねぇ、イッチー」
「とにかくもう少し自重なさい。人前でそのような行為などと…貴方は良くても彼女はどうなるのです。
貴方は物事の判別のつく方だと思っていたのですが残念です。
さぁ、帰りましょう」
一ノ瀬がふぅ、と溜息をついて皆ぞろぞろと玄関へと向かう
「ま、待て!また誤解をしている!」
「前回は誤解だったのだと思いましたが…2度も目撃しては貴方にそういった嗜好があったとしか思えませんね」
「ふっ…僻むなよイッチー。
今度レディーとの"イケない体験談"聞かせてくれよ、じゃあな」
「まっ…!!」
バタンッ
「…………」
「ありゃ~また誤解されちゃったねぇ~。お姉ちゃんのせいだよね、ごめん!」
「……ああ」
怒ってなどいないと言いたいところだが…
本気で謝罪を求めたいところだな
【あとがき】
「私の兄がこんなにイケメンなはずがない」のある意味続編的な感じで、姉バージョンでございます!
この話もまた続きまして、
続きでR18書きます。
突然春歌の部屋から大きな音が聞こえた
「!? すまない、ちょっと様子を見てくる」
皆の返事を待たずに部屋へ向かい、素早くノックを済ませて中へ入る
「春歌!どうした!?」
「ま…真斗くん…!!これはどういうことなの?」
春歌が手を震わせながらDVDを差し出してきた
その瞬間から嫌な予感がした
パッケージに如何わしい女性の淫らな写真、DVDのタイトルには"イケない禁断の姉弟愛"
これは…俗に言うアダルトビデオとかいうやつなのか
初めて見た
「これは…?」
まさか…春歌が買ったのか?
「お姉ちゃんが聞いてるんでしょ!真斗くんお姉ちゃんに隠れていつからこんなの見ていたの!?正直に答えなさい!」
「正直に…」
と、言われても身に覚えが全くないのだから答えようが無いな
「まさかお姉ちゃんのこともこんな目で見てたんじゃないでしょうね…?」
「…そこは否定しない」
ガタッ
「!」
後ろを振り返ると正にデジャヴな光景が広がっていた
「あ、えと、盗み聞きするつもりはなかったんだけどさ…春歌の部屋から聞こえた音大きかったから気になって…」
顔を真っ赤にしながら一十木がドアから顔を出している
俺の手元にあるDVDにちらっと視線を落として更に顔を赤らめる
「おおおお、お前…そういうの見るのは勝手だけど!そういう行為を春歌にまで…」
一十木の後ろに隠れながら、
顔を茹蛸のようにした来栖が叫んだかと思うと、最後はごにょごにょと尻すぼみになって聞き取れない
「あれ~翔ちゃんは見ないんですかぁ?僕はこういうの結構好きですよ」
「ばっ、お前…そーいうこと言ってんじゃねーよっ!!」
「ふぅん…これ、俺的にはイマイチかな。ほら、俺どっちかっていうとSだし?」
「聞いてません」
「冷たいねぇ、イッチー」
「とにかくもう少し自重なさい。人前でそのような行為などと…貴方は良くても彼女はどうなるのです。
貴方は物事の判別のつく方だと思っていたのですが残念です。
さぁ、帰りましょう」
一ノ瀬がふぅ、と溜息をついて皆ぞろぞろと玄関へと向かう
「ま、待て!また誤解をしている!」
「前回は誤解だったのだと思いましたが…2度も目撃しては貴方にそういった嗜好があったとしか思えませんね」
「ふっ…僻むなよイッチー。
今度レディーとの"イケない体験談"聞かせてくれよ、じゃあな」
「まっ…!!」
バタンッ
「…………」
「ありゃ~また誤解されちゃったねぇ~。お姉ちゃんのせいだよね、ごめん!」
「……ああ」
怒ってなどいないと言いたいところだが…
本気で謝罪を求めたいところだな
【あとがき】
「私の兄がこんなにイケメンなはずがない」のある意味続編的な感じで、姉バージョンでございます!
この話もまた続きまして、
続きでR18書きます。
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