私のお兄ちゃんがこんなにイケメンなはずがない
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「春歌、ちょっとこっちに来てくれ」
「なぁに?お兄ちゃん」
「頼むからその兄弟ごっこ、皆の前ではやめてくれないか」
「ごっこって…ひどいよ、お兄ちゃん…っ」
じわっ…
と春歌の目には涙が浮かんできた
う、嘘泣き…だろうか?
「!…み、皆に聞かれたら変な誤解が生まれると思わないか」
「誤解って何…?お兄ちゃん、私が妹だって思われたら困るってこと…?」
「!! ち、違…そうではなくてだな…」
いや実際そうなのだが…
おかしい、何故俺は否定している!?
う、俯いてしまった…
演技だと分かっているのに、春歌にこういう表情をされるとどうにも弱ってしまう
これは俺も真剣に"兄"として話さないと聞き入れてくれそうにないな…
春歌の両手をぎゅっと握って、真っ直ぐ見つめて心から訴える
「春歌、聞いてくれ。お兄ちゃんは春歌をとても大事に思っているんだ」
「…ほんとに?」
「あぁ、本当だ。お兄ちゃんが春歌に嘘をついたことがあったか?」
「ううん…ない…」
「お兄ちゃんは春歌を誰にも盗られたくないんだ。だから他の男に本当は会わせたくない。こんな意地悪なお兄ちゃんを許してくれるか…?」
「…うん、許してあげる…お兄ちゃん大好きっ!」
春歌がゆっくり顔を上げて俺にぎゅっと抱きつく
ほっとして少し心の痞えがとれる
と、思ったのも束の間
「あ~えっと~…俺達邪魔みたいだから帰るね?」
顔を真っ赤にした一十木が頬を指でかきながらこちらを見ている
「!! い、いつからそこに…!!!」
ま、まさか今の聞かれて…!!?
一瞬にして青褪めた
玄関の方からバンッ!というドアが閉まる音と
「翔ちゃ~ん!待ってくださ~い」
とバタバタ走る四ノ宮の声が聞こえてきた
「おチビちゃんはウブだねぇ。俺は見直したぜ?お前がそういうプレイも好きだったとは意外だけどね」
「そういう言い方はよしなさい。彼も男ですからそういった嗜好の一つや二つ持ち合わせていたということでしょう…
全員がいる場所でもそういった行為を続けるのは考え物ですが…
私達は御暇しましょう」
反論する間もなくたっぷりと誤解を受けて全員部屋を後にした
俺は愕然としてしばらく固まったまま動けなかった
「なぁに?お兄ちゃん」
「頼むからその兄弟ごっこ、皆の前ではやめてくれないか」
「ごっこって…ひどいよ、お兄ちゃん…っ」
じわっ…
と春歌の目には涙が浮かんできた
う、嘘泣き…だろうか?
「!…み、皆に聞かれたら変な誤解が生まれると思わないか」
「誤解って何…?お兄ちゃん、私が妹だって思われたら困るってこと…?」
「!! ち、違…そうではなくてだな…」
いや実際そうなのだが…
おかしい、何故俺は否定している!?
う、俯いてしまった…
演技だと分かっているのに、春歌にこういう表情をされるとどうにも弱ってしまう
これは俺も真剣に"兄"として話さないと聞き入れてくれそうにないな…
春歌の両手をぎゅっと握って、真っ直ぐ見つめて心から訴える
「春歌、聞いてくれ。お兄ちゃんは春歌をとても大事に思っているんだ」
「…ほんとに?」
「あぁ、本当だ。お兄ちゃんが春歌に嘘をついたことがあったか?」
「ううん…ない…」
「お兄ちゃんは春歌を誰にも盗られたくないんだ。だから他の男に本当は会わせたくない。こんな意地悪なお兄ちゃんを許してくれるか…?」
「…うん、許してあげる…お兄ちゃん大好きっ!」
春歌がゆっくり顔を上げて俺にぎゅっと抱きつく
ほっとして少し心の痞えがとれる
と、思ったのも束の間
「あ~えっと~…俺達邪魔みたいだから帰るね?」
顔を真っ赤にした一十木が頬を指でかきながらこちらを見ている
「!! い、いつからそこに…!!!」
ま、まさか今の聞かれて…!!?
一瞬にして青褪めた
玄関の方からバンッ!というドアが閉まる音と
「翔ちゃ~ん!待ってくださ~い」
とバタバタ走る四ノ宮の声が聞こえてきた
「おチビちゃんはウブだねぇ。俺は見直したぜ?お前がそういうプレイも好きだったとは意外だけどね」
「そういう言い方はよしなさい。彼も男ですからそういった嗜好の一つや二つ持ち合わせていたということでしょう…
全員がいる場所でもそういった行為を続けるのは考え物ですが…
私達は御暇しましょう」
反論する間もなくたっぷりと誤解を受けて全員部屋を後にした
俺は愕然としてしばらく固まったまま動けなかった