悪戯な贈り物
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『一十木くん…?』
「俺、今日…春歌にずっと言わなきゃと思ってたことがあって…」
『な、何…?』
ドキドキとまた心臓が鳴り始めた
しばらくの間、沈黙が続いた
夜風が冷たいはずなのに、それ以上に体が火照って熱い
「実は……俺と春歌の体が入れ替わっちゃったのって俺のせいかもしれないんだ」
『え…?』
ドキッとした
もしかして、なんてそんな考えが頭に巡る
一十木くんが言葉を続ける
「……っお、俺!君ともっと仲良くなりたくて…っほら、こうなるまで殆ど話せなかったでしょ?もっと話したい、仲良くなりたいって思って…体が入れ替わる前の日、そう願いながら眠ったんだ」
『……っ!!』
「そしたら朝起きたらこんなことになってて…!し、信じられないかもしれないけど…」
ずっと言い出せなくてごめん、と付け足された
私もずっと言おうと思って言えなかったことを一十木くんは正直に話してくれた
ぎゅっと自分の手を握り、勇気を出して私も想いを告げようと決意した
『……わ、私も』
「え…っ!?」
『……』
ドキドキして上手く言葉が口から出てこない
『わ、私も…っ一十木くんともっと仲良くなりたいって願って眠ったの』
「う、嘘…っ!??じゃあ……俺達、同じ日に同じことを思って眠って体が入れ替わった…のかな…」
こくん、と一つ頷いた
『た、多分…』
「じゃあレンが言ってた、"こうなる前にシンクロしてたかもしれない"って…お互いに"もっと仲良くなりたい"って願ったこと……?」
そう一十木くんが口にした瞬間、お互い聞きたいけど聞けないことが頭に浮かんだ
"もしかして両思いなの?"
(一十木くんが私を好き…?)
(春歌が俺を好き…?)
「あのさ…っ!!」
『あの…っ!』
同時に声を上げた
「な、何…?」
『あ、い、一十木くんから…』
「あ、えっと……」
『……』
「……」
『……』
またしばらく沈黙が続いた
(ど、どうしよう…めちゃくちゃ緊張する
心臓が口から出そうっていうか張り裂けそう!
でも…ここで勇気出さなきゃ……)
『わ、私…っ!!』
「!」
『私、ずっとずっと前から…い、一十木くんが好きでしたっ…!!!』
い、言えた…
『い、一十木くんはアイドル志望だし…そのっアイドルは恋愛禁止だから…め、迷惑かもしれないけど…っずっとずっと好きで仲良くなりたくて…っ!私…っ』
ぎゅっ
『! い、一十…』
「ホントに…!?」
小さく頷いた
言葉を続けるほど一十木くんの顔を見れなくなって少し俯いてしまったまま告白した私を強く抱きしめてくれた
と言っても体は私なので、抱きつかれてる様な状態なのだけれど…
「どうしよう…めちゃくちゃ嬉しい!俺もずっとずっと春歌のことが好きだった…でも全然話す機会もないからいきなり告白しても絶対上手くいきっこないって思ってて、それで…その…あーー上手く言葉出てこないよ!ごめん、俺言ってることめちゃくちゃだよね」
『め、迷惑じゃないの…?』
「迷惑なわけないじゃんっ!俺、こんなに君のこと好きなのに…っ!!」
『い、一十木くん…っ』
あまりにもストレートに愛を告げられて顔から火が出そうなほど熱い
「で、でもごめんね」
『えっ』
「俺のせいでこんなことになっちゃって」
『ううん、お互い様だもん。私も願ったことだから』
「そっか…だけどこうして春歌と本当に仲良くなれたし、気持ちまで伝えられて俺こうなって良かったかも!」
『ふふっ私も!』
「あ、あれ…」
『?』
「体…戻らないね?」
そういえば…なんで?
「気持ちが通じ合ってシンクロしたことになるんだから…元に戻ってもいいはずなのに」
『シンクロするだけじゃダメなのかな…』
気持ちがシンクロして体が入れ替わったんだから、また気持ちがシンクロすればきっと元に戻れるんだと思ってたのに…
「キス…するとか」
「俺、今日…春歌にずっと言わなきゃと思ってたことがあって…」
『な、何…?』
ドキドキとまた心臓が鳴り始めた
しばらくの間、沈黙が続いた
夜風が冷たいはずなのに、それ以上に体が火照って熱い
「実は……俺と春歌の体が入れ替わっちゃったのって俺のせいかもしれないんだ」
『え…?』
ドキッとした
もしかして、なんてそんな考えが頭に巡る
一十木くんが言葉を続ける
「……っお、俺!君ともっと仲良くなりたくて…っほら、こうなるまで殆ど話せなかったでしょ?もっと話したい、仲良くなりたいって思って…体が入れ替わる前の日、そう願いながら眠ったんだ」
『……っ!!』
「そしたら朝起きたらこんなことになってて…!し、信じられないかもしれないけど…」
ずっと言い出せなくてごめん、と付け足された
私もずっと言おうと思って言えなかったことを一十木くんは正直に話してくれた
ぎゅっと自分の手を握り、勇気を出して私も想いを告げようと決意した
『……わ、私も』
「え…っ!?」
『……』
ドキドキして上手く言葉が口から出てこない
『わ、私も…っ一十木くんともっと仲良くなりたいって願って眠ったの』
「う、嘘…っ!??じゃあ……俺達、同じ日に同じことを思って眠って体が入れ替わった…のかな…」
こくん、と一つ頷いた
『た、多分…』
「じゃあレンが言ってた、"こうなる前にシンクロしてたかもしれない"って…お互いに"もっと仲良くなりたい"って願ったこと……?」
そう一十木くんが口にした瞬間、お互い聞きたいけど聞けないことが頭に浮かんだ
"もしかして両思いなの?"
(一十木くんが私を好き…?)
(春歌が俺を好き…?)
「あのさ…っ!!」
『あの…っ!』
同時に声を上げた
「な、何…?」
『あ、い、一十木くんから…』
「あ、えっと……」
『……』
「……」
『……』
またしばらく沈黙が続いた
(ど、どうしよう…めちゃくちゃ緊張する
心臓が口から出そうっていうか張り裂けそう!
でも…ここで勇気出さなきゃ……)
『わ、私…っ!!』
「!」
『私、ずっとずっと前から…い、一十木くんが好きでしたっ…!!!』
い、言えた…
『い、一十木くんはアイドル志望だし…そのっアイドルは恋愛禁止だから…め、迷惑かもしれないけど…っずっとずっと好きで仲良くなりたくて…っ!私…っ』
ぎゅっ
『! い、一十…』
「ホントに…!?」
小さく頷いた
言葉を続けるほど一十木くんの顔を見れなくなって少し俯いてしまったまま告白した私を強く抱きしめてくれた
と言っても体は私なので、抱きつかれてる様な状態なのだけれど…
「どうしよう…めちゃくちゃ嬉しい!俺もずっとずっと春歌のことが好きだった…でも全然話す機会もないからいきなり告白しても絶対上手くいきっこないって思ってて、それで…その…あーー上手く言葉出てこないよ!ごめん、俺言ってることめちゃくちゃだよね」
『め、迷惑じゃないの…?』
「迷惑なわけないじゃんっ!俺、こんなに君のこと好きなのに…っ!!」
『い、一十木くん…っ』
あまりにもストレートに愛を告げられて顔から火が出そうなほど熱い
「で、でもごめんね」
『えっ』
「俺のせいでこんなことになっちゃって」
『ううん、お互い様だもん。私も願ったことだから』
「そっか…だけどこうして春歌と本当に仲良くなれたし、気持ちまで伝えられて俺こうなって良かったかも!」
『ふふっ私も!』
「あ、あれ…」
『?』
「体…戻らないね?」
そういえば…なんで?
「気持ちが通じ合ってシンクロしたことになるんだから…元に戻ってもいいはずなのに」
『シンクロするだけじゃダメなのかな…』
気持ちがシンクロして体が入れ替わったんだから、また気持ちがシンクロすればきっと元に戻れるんだと思ってたのに…
「キス…するとか」