禁断のLOVE、しちゃう?
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「「「いっただっきまーす!!!」」」
皆で調理したり準備して、出来上がった鍋を家族皆で囲む
真斗がふきんで掴んで蓋を開けると、もわっと大きな湯気が立ち上げて同時に美味しそうなグツグツという音と鍋の香りがした
鍋の中は、白菜とお肉を交互に挟んだヘルシー野菜鍋
そこに更に、きのこなどの山菜とおもちが人数分入っており適度な具合に溶けて伸びている
『うわああっ!!お、美味しそう~っ!流石、真斗!』
「身体の芯から温まるぞ。腹一杯食べてくれ」
「わーい♪遠慮なくー!!」
「一十木!お前は人の分を考えて食べるように!」
「はーい、翔ちゃん。おもちですよ~」
「あっちいいいっ!那月てめぇ何しやがる!自分で取って食うっつーの!!」
「ふーっふーっ…」
「セシル、冷ますのは構いませんが汁を飛ばさないでください」
「んー、どうもスパイスが足りないな…」
皆、鍋を食べる時もとってもマイペース
見てて飽きない人達だなぁ~
お皿によそった自分の分を口に、ぱくっと一口含む
『ん~~~♪美味しい~っ!!』
絶妙なゴマたれと煮込み具合
野菜にスープが染み込んでいてだしも利いててとっても美味しい
「春歌」
『何?』
この美味しさをじーんと噛み締めていたら、翔ちゃんに呼ばれた
「お前、そんなぼけーっとしてるともうなくなるぞ」
『…えええっ!???』
鍋に目をやると、もう底が見えていて残りカスのようなきのこの残骸などが浮いてるだけだった
少し目を離したすきに…どうしてここまで減った!?
『嘘っ!?私まだ一口しか食べてないのに!!』
じわ…っと涙が出てくる
だってあんなに美味しそうで、一口だけであんなに感動出来る味の鍋が…もう…ないなんて…
「春歌、この家での食事は戦争です。厳しい戦ですが勝たなければ生き残れない。ワタシも最近ようやく生き残れるようになった」
食卓は戦場…ってか
まさにぴったりな言葉だな
確かに、食べ盛りの男が7人もいるんだもん
こんな鍋1つ…あっという間に消えても不思議ではない
でも…
『食べたかったあああ~~~音也の馬鹿ぁ~っ…!!』
半べそかきながら音也をぽかぽか叩く
「えっ俺!?」
『だって明らか音也が一番食べてそうだもん…っ』
「う…否定できない…っ」
『ほら、やっぱり!私の鍋ぇ~~っ!!』
「わぁっごめんごめん!泣かないで!ほら、俺のお肉あげるからさ!はい、あ~んっ」
『…んっ』
ぱくっ
『…もぐもぐ……ごくんっ…美味しい!』
「機嫌直った?まだ食べる?」
『うん、食べる!』
「はい、あ~…「ちょっと待ちなさい」
ぱしっ
トキヤが、私の口へと箸を運ぶ音也の手を止めた
「何?」
「何?じゃねーよ!お前、何してんだよ…っ!!」
「何って…あ~んしてお肉あげてるんだよ?見れば分かるでしょ?」
「貴方は…っ!!」
「春歌、オレの肉もあげるよ。こっちおいで、子猫ちゃん」
『えっほんと!ちょーだい!!』
「お前も肉に釣られてんじゃねーっ!!!」
『えっ何?翔ちゃん。何怒ってるの?』
「お、まえなぁ…っ男からあーんなんてされて肉食うなんて…っ!兄として許さんっ!!」
『何さ!皆が私の分考えずに食べちゃうからいけないんでしょ!私はお腹が空いた!だから食べる!』
「…今の春歌は鍋のことしか考えていませんね」
「ほぉら、春歌。あ~ん」
『あーんっ!』
ぱくっ
『んー♪美味しい~~~っ!!』
「可愛いねぇ」
レンが肉を頬張って満面の笑みを浮かべる私の頭をなでなでした
「わぁ、いいなぁ!僕もしたいですっ!春歌ちゃん、僕のお肉も食べてくださいっ」
『えっ那っちゃんもくれるの!?ありがとうっ!』
「わ~いっいきますよ~!はい、あ~~んっ♪」
『あーんっ』
ぱくっ
『んん~~!!おっいし~い!』
「春歌ちゃん、春歌ちゃん!僕にもあ~んってしてください!」
『え、うん。いいよ』
「やったぁ♪」
「「!!!」」
『はい、あ~んっ』
「あ~~…」
ぱくっ
「あれぇ?」
「…もぐもぐ…」
『え、あの…?何してんの、翔ちゃん…なんで那っちゃんのお肉横取りしたの』
「お、お前が俺の言うことを聞かないからだ!!」
『はい?意味が分からないよ』
「やれやれ、やることが子供みたいだね」
「あっ!翔ちゃんもあ~んっして欲しかったんですね!じゃ、はい、翔ちゃん!あ~~~んっ♪」
「だーーっ!お前からは要らねー!!…じゃなかった…、もういいっつーの!」
「春歌、俺にもあ~んってして欲しい!」
「オレも、お願いしようかな」
「ワタシもしてみたいです」
「お前達!いい加減にしないかっ!!!食事くらい普通に摂れないのかっ!春歌、鍋なら俺の分をやるから…年頃の娘が…あ、あーんなんてするな、馬鹿者」
『ご、ごめんなさい…。でも真斗もまだ全然食べてないでしょ?』
「俺は味見をしながら作ったので、さほど腹は減っていない。心配せずに食べろ」
『味見でそんなお腹いっぱいになる…?』
「俺がいいと言っている。気にせずに食べろ」
『…じゃあ遠慮なく!ありがとう、頂きますっ!』
皆で調理したり準備して、出来上がった鍋を家族皆で囲む
真斗がふきんで掴んで蓋を開けると、もわっと大きな湯気が立ち上げて同時に美味しそうなグツグツという音と鍋の香りがした
鍋の中は、白菜とお肉を交互に挟んだヘルシー野菜鍋
そこに更に、きのこなどの山菜とおもちが人数分入っており適度な具合に溶けて伸びている
『うわああっ!!お、美味しそう~っ!流石、真斗!』
「身体の芯から温まるぞ。腹一杯食べてくれ」
「わーい♪遠慮なくー!!」
「一十木!お前は人の分を考えて食べるように!」
「はーい、翔ちゃん。おもちですよ~」
「あっちいいいっ!那月てめぇ何しやがる!自分で取って食うっつーの!!」
「ふーっふーっ…」
「セシル、冷ますのは構いませんが汁を飛ばさないでください」
「んー、どうもスパイスが足りないな…」
皆、鍋を食べる時もとってもマイペース
見てて飽きない人達だなぁ~
お皿によそった自分の分を口に、ぱくっと一口含む
『ん~~~♪美味しい~っ!!』
絶妙なゴマたれと煮込み具合
野菜にスープが染み込んでいてだしも利いててとっても美味しい
「春歌」
『何?』
この美味しさをじーんと噛み締めていたら、翔ちゃんに呼ばれた
「お前、そんなぼけーっとしてるともうなくなるぞ」
『…えええっ!???』
鍋に目をやると、もう底が見えていて残りカスのようなきのこの残骸などが浮いてるだけだった
少し目を離したすきに…どうしてここまで減った!?
『嘘っ!?私まだ一口しか食べてないのに!!』
じわ…っと涙が出てくる
だってあんなに美味しそうで、一口だけであんなに感動出来る味の鍋が…もう…ないなんて…
「春歌、この家での食事は戦争です。厳しい戦ですが勝たなければ生き残れない。ワタシも最近ようやく生き残れるようになった」
食卓は戦場…ってか
まさにぴったりな言葉だな
確かに、食べ盛りの男が7人もいるんだもん
こんな鍋1つ…あっという間に消えても不思議ではない
でも…
『食べたかったあああ~~~音也の馬鹿ぁ~っ…!!』
半べそかきながら音也をぽかぽか叩く
「えっ俺!?」
『だって明らか音也が一番食べてそうだもん…っ』
「う…否定できない…っ」
『ほら、やっぱり!私の鍋ぇ~~っ!!』
「わぁっごめんごめん!泣かないで!ほら、俺のお肉あげるからさ!はい、あ~んっ」
『…んっ』
ぱくっ
『…もぐもぐ……ごくんっ…美味しい!』
「機嫌直った?まだ食べる?」
『うん、食べる!』
「はい、あ~…「ちょっと待ちなさい」
ぱしっ
トキヤが、私の口へと箸を運ぶ音也の手を止めた
「何?」
「何?じゃねーよ!お前、何してんだよ…っ!!」
「何って…あ~んしてお肉あげてるんだよ?見れば分かるでしょ?」
「貴方は…っ!!」
「春歌、オレの肉もあげるよ。こっちおいで、子猫ちゃん」
『えっほんと!ちょーだい!!』
「お前も肉に釣られてんじゃねーっ!!!」
『えっ何?翔ちゃん。何怒ってるの?』
「お、まえなぁ…っ男からあーんなんてされて肉食うなんて…っ!兄として許さんっ!!」
『何さ!皆が私の分考えずに食べちゃうからいけないんでしょ!私はお腹が空いた!だから食べる!』
「…今の春歌は鍋のことしか考えていませんね」
「ほぉら、春歌。あ~ん」
『あーんっ!』
ぱくっ
『んー♪美味しい~~~っ!!』
「可愛いねぇ」
レンが肉を頬張って満面の笑みを浮かべる私の頭をなでなでした
「わぁ、いいなぁ!僕もしたいですっ!春歌ちゃん、僕のお肉も食べてくださいっ」
『えっ那っちゃんもくれるの!?ありがとうっ!』
「わ~いっいきますよ~!はい、あ~~んっ♪」
『あーんっ』
ぱくっ
『んん~~!!おっいし~い!』
「春歌ちゃん、春歌ちゃん!僕にもあ~んってしてください!」
『え、うん。いいよ』
「やったぁ♪」
「「!!!」」
『はい、あ~んっ』
「あ~~…」
ぱくっ
「あれぇ?」
「…もぐもぐ…」
『え、あの…?何してんの、翔ちゃん…なんで那っちゃんのお肉横取りしたの』
「お、お前が俺の言うことを聞かないからだ!!」
『はい?意味が分からないよ』
「やれやれ、やることが子供みたいだね」
「あっ!翔ちゃんもあ~んっして欲しかったんですね!じゃ、はい、翔ちゃん!あ~~~んっ♪」
「だーーっ!お前からは要らねー!!…じゃなかった…、もういいっつーの!」
「春歌、俺にもあ~んってして欲しい!」
「オレも、お願いしようかな」
「ワタシもしてみたいです」
「お前達!いい加減にしないかっ!!!食事くらい普通に摂れないのかっ!春歌、鍋なら俺の分をやるから…年頃の娘が…あ、あーんなんてするな、馬鹿者」
『ご、ごめんなさい…。でも真斗もまだ全然食べてないでしょ?』
「俺は味見をしながら作ったので、さほど腹は減っていない。心配せずに食べろ」
『味見でそんなお腹いっぱいになる…?』
「俺がいいと言っている。気にせずに食べろ」
『…じゃあ遠慮なく!ありがとう、頂きますっ!』