悪戯な贈り物
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「そろそろ現実的な話をしましょう」
「嫌だなイッチー、オレだってずっと真剣に考えてるよ?」
神宮寺さんが冗談半分なのか真剣なのか分からない表情でそう言うと、一ノ瀬さんと聖川さんが同時に溜息を吐いた
(息ぴったり…)
「要するに気持ちがシンクロすりゃーいいんだから一緒になんか共同作業やるっつーのはどうだ?例えば一緒にサッカーするとか!」
「いいね、それ!楽しそう!!」
『サッカーですか?や、やったことないんですけど大丈夫でしょうか』
「例えばだって!別にサッカーじゃなくてもほら…一緒に映画観たり遊園地行ったりとかでもいいだろうし」
(そ、それって…)
「わぁ!デートですね!!羨ましいですっ」
「で、デートっ!??」
四ノ宮さんの言葉にまた2人同時に赤面した
「成程、それはいいかもしれませんね」
「明日丁度土曜で学校もねーし、早速明日行ってこいよ」
「お、俺はいいけど…その、春歌が嫌じゃなければ」
チラッと一十木くんが私の表情を伺った
『わ、私は嫌じゃないです!一十木くんが良ければ…っそのっ…』
「良かった、じゃあ決まりだね!」
にこっと笑顔を返される
(い、一十木くんとデート…っ!!今私は一十木くんの身体だけど、それでも一十木くんとデートなんて…夢みたいっ!!)
その後も皆で色んな意見を出し合ったところでお昼休みの会議は終わった
「ではそろそろ始業時間だ、戻るとするか」
「そうですね」
皆が屋上から出て行くと一十木くんは屋上から出る前に私へと振り返った
「明日、宜しくね!」
『! あ…こ、こっちこそ…!!』
「こんな形になっちゃったけど…その、俺、春歌とデート出来て嬉しいよっ!」
一十木くんが頬を染めながらにこっと微笑んだ
(え、嘘…どういう意味…!?ふ、深い意味はないのかな…?)
『…わ、わた…』
勇気を出して、"私も!"と言おうとする前に一十木くんが照れ笑いしながら空に向かって伸びをした
「明日も晴れるといいなーっ!」
『……(ま、いっか)』
『そうだね!晴れるといいな!』
お互いにっこり微笑み合った
照れくさいけど、なんだか凄く幸せな時間だな
そんな2人を屋上のドアの影から皆が見守っていたのを、私達は知らなかった
「あぁっクソ!なんつーじれったい奴らだよ…っ!」
「私達から見たらお互いの気持ちは明らかなのですが…」
「鈍いもんだねぇ…」
「気持ちが通じれば戻れるのだとしたら…とうに戻っていてもおかしくはないな。やはり他に条件があるのだろうか」
「だからキスだろう?」
「黙れ、神宮寺」
「まだ2人は相手も自分を好きとは気付いてないようですから。明日それが確かめ合えればいいのですが…」
「僕達にもっと出来ることがあればいいんですけど…」
「嫌だなイッチー、オレだってずっと真剣に考えてるよ?」
神宮寺さんが冗談半分なのか真剣なのか分からない表情でそう言うと、一ノ瀬さんと聖川さんが同時に溜息を吐いた
(息ぴったり…)
「要するに気持ちがシンクロすりゃーいいんだから一緒になんか共同作業やるっつーのはどうだ?例えば一緒にサッカーするとか!」
「いいね、それ!楽しそう!!」
『サッカーですか?や、やったことないんですけど大丈夫でしょうか』
「例えばだって!別にサッカーじゃなくてもほら…一緒に映画観たり遊園地行ったりとかでもいいだろうし」
(そ、それって…)
「わぁ!デートですね!!羨ましいですっ」
「で、デートっ!??」
四ノ宮さんの言葉にまた2人同時に赤面した
「成程、それはいいかもしれませんね」
「明日丁度土曜で学校もねーし、早速明日行ってこいよ」
「お、俺はいいけど…その、春歌が嫌じゃなければ」
チラッと一十木くんが私の表情を伺った
『わ、私は嫌じゃないです!一十木くんが良ければ…っそのっ…』
「良かった、じゃあ決まりだね!」
にこっと笑顔を返される
(い、一十木くんとデート…っ!!今私は一十木くんの身体だけど、それでも一十木くんとデートなんて…夢みたいっ!!)
その後も皆で色んな意見を出し合ったところでお昼休みの会議は終わった
「ではそろそろ始業時間だ、戻るとするか」
「そうですね」
皆が屋上から出て行くと一十木くんは屋上から出る前に私へと振り返った
「明日、宜しくね!」
『! あ…こ、こっちこそ…!!』
「こんな形になっちゃったけど…その、俺、春歌とデート出来て嬉しいよっ!」
一十木くんが頬を染めながらにこっと微笑んだ
(え、嘘…どういう意味…!?ふ、深い意味はないのかな…?)
『…わ、わた…』
勇気を出して、"私も!"と言おうとする前に一十木くんが照れ笑いしながら空に向かって伸びをした
「明日も晴れるといいなーっ!」
『……(ま、いっか)』
『そうだね!晴れるといいな!』
お互いにっこり微笑み合った
照れくさいけど、なんだか凄く幸せな時間だな
そんな2人を屋上のドアの影から皆が見守っていたのを、私達は知らなかった
「あぁっクソ!なんつーじれったい奴らだよ…っ!」
「私達から見たらお互いの気持ちは明らかなのですが…」
「鈍いもんだねぇ…」
「気持ちが通じれば戻れるのだとしたら…とうに戻っていてもおかしくはないな。やはり他に条件があるのだろうか」
「だからキスだろう?」
「黙れ、神宮寺」
「まだ2人は相手も自分を好きとは気付いてないようですから。明日それが確かめ合えればいいのですが…」
「僕達にもっと出来ることがあればいいんですけど…」