禁断のLOVE、しちゃう?
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「は!??別世界の春歌??」
『うん…』
それぞれ部屋着に着替えて、"大事な家族会議"ということでリビングに集合した
真斗が丸い木製のお皿にせんべいを入れたものをテーブルの真ん中に置き、それぞれ愛用しているのであろう湯飲みにお茶を入れてそれぞれ座っている位置に配る
「信じがたい話だろうが、本当のようだ。俺達も昼間知ったばかりだ」
「信じがたい話だろうがって…んなの信じられるかよ。春歌にしか見えねーぞ!?」
「見た目は一緒。でも言われてみれば、匂いが少し違います」
くんくんっとセシルが私に近づいて首元の匂いを嗅いだ
『ひぁっ!?』
セシルの柔らかい髪の毛がふわりと首に当たった
「ちょ、セシル!」
「? なんですか?音也」
「…そういえば我が家には天然が2人もいたのですね」
はぁ、とトキヤが深い溜息をついた
「違う春歌だっていう証拠はあんのかよ?」
『証拠…?』
「疑り深いおチビちゃんだね」
「当たり前だろ!んなの簡単に信じられるか!お前らグルになって俺のこと騙そうとしてんのかもしんねーだろ!っつーか、兄貴に向かってチビって言うなって何度言えば…」
「そんなことして私達に何のメリットがあるんです?」
「それは…楽しいからとか…??」
「馬鹿馬鹿しい…」
はぁ、とトキヤが2度目の溜息をついた
「…っ!この野郎…っ」
「まぁ待て。くだらん喧嘩をするな。それより今は春歌が本物かどうか見極めたいのだろう?」
「あぁ。大体お前らはどうして違うって分かったんだよ?」
「え?だって全然違いますよね?」
那っちゃんが皆に同意を求めるけど、皆は最初から気づけたわけではないらしく共感しかねていた
「那月、お前はいいから黙ってろ。なんか次元がちげぇから」
「?」
「どこが…というか違和感を感じたという方が正しいでしょうね」
「そうだね。いつもの春歌となんか違うなーって違和感が今日はずっとあったっていうか…」
「一番違和感を感じたのは、昼食の時だね」
「ああ。春歌がいつも皆で食事を取っている場所で、まるで初めて来たような発言をしたのでな…それには皆違和感を感じたのだ」
「なるほどな…で、お前が違う春歌だっていう決定的証拠とかあんのか?」
『それは…』
翔ちゃんの疑いの篭った視線が私に向く
無理もないよね
いきなり朝起きたら別の世界からやってきた春歌になってたなんて…そんな夢のような話簡単に信じられるわけない
でも私にはそれをどうやって証明したらいいのか分からない
『どうしたら…信じてくれる?』
じっ
と翔ちゃんの目を真剣に見つめる
すると、何故だかみるみる翔ちゃんの顔が赤くなっていった
「う…っ!そ…んな見つめんな…っ」
「信じないという割りに随分意識してるものですね」
「ち、違…っこれはコイツがすげぇ見つめてくっから勝手に…!」
皆のしらーっとした視線が翔ちゃんに向く
『翔ちゃんが違う私だって判別できる方法があるなら…それを教えてくれたら、何でもするよ』
「な、なんでもってお前…っ!!」
私がそう言うと、翔ちゃんが茹蛸みたいに真っ赤になった
そして皆の反応も過剰になった
「翔!そんなのダメだよっ!!!」
ガタンッと音也が大きな音を立てて立ち上がる
「下劣です」
「翔、欲望に負けてはダメ」
「いくら翔ちゃんでも…春歌ちゃんに手を出したら許しませんよ?」
「な、なんもしねーよ!馬鹿っ!」
「へぇ…オレもまだよく違いが分からないし、お願いしようかな?」
「ゆ…許さんぞ、貴様ら…!!そこに座れ、説教する…っ!!!」
「貴様らって俺も入ってんのかよっ!?だから何もしねーって言ってんだろっ!!」
『? 皆何のこと言ってるの?』
「だああっ気にすんな!!わからねーならそれでいいから!な!」
『う、うん…?』
「とにかく…なんかよく分かんねーけど、違う春歌なんだな?」
『うん』
「そっか。じゃ、まぁこれからよろしくな」
すっ
と翔ちゃんが手のひらを私に差し出した
『!』
「まだお前が違う春歌だってはっきりはわかんねーけど、皆で仲良くやってこうぜ」
『ありがとう…っ!』
また、うる…っと涙が滲んで視界が霞む
ぎゅっと翔ちゃんの手を握ってぶんぶんと大きく振ると、皆楽しそうに笑った
『うん…』
それぞれ部屋着に着替えて、"大事な家族会議"ということでリビングに集合した
真斗が丸い木製のお皿にせんべいを入れたものをテーブルの真ん中に置き、それぞれ愛用しているのであろう湯飲みにお茶を入れてそれぞれ座っている位置に配る
「信じがたい話だろうが、本当のようだ。俺達も昼間知ったばかりだ」
「信じがたい話だろうがって…んなの信じられるかよ。春歌にしか見えねーぞ!?」
「見た目は一緒。でも言われてみれば、匂いが少し違います」
くんくんっとセシルが私に近づいて首元の匂いを嗅いだ
『ひぁっ!?』
セシルの柔らかい髪の毛がふわりと首に当たった
「ちょ、セシル!」
「? なんですか?音也」
「…そういえば我が家には天然が2人もいたのですね」
はぁ、とトキヤが深い溜息をついた
「違う春歌だっていう証拠はあんのかよ?」
『証拠…?』
「疑り深いおチビちゃんだね」
「当たり前だろ!んなの簡単に信じられるか!お前らグルになって俺のこと騙そうとしてんのかもしんねーだろ!っつーか、兄貴に向かってチビって言うなって何度言えば…」
「そんなことして私達に何のメリットがあるんです?」
「それは…楽しいからとか…??」
「馬鹿馬鹿しい…」
はぁ、とトキヤが2度目の溜息をついた
「…っ!この野郎…っ」
「まぁ待て。くだらん喧嘩をするな。それより今は春歌が本物かどうか見極めたいのだろう?」
「あぁ。大体お前らはどうして違うって分かったんだよ?」
「え?だって全然違いますよね?」
那っちゃんが皆に同意を求めるけど、皆は最初から気づけたわけではないらしく共感しかねていた
「那月、お前はいいから黙ってろ。なんか次元がちげぇから」
「?」
「どこが…というか違和感を感じたという方が正しいでしょうね」
「そうだね。いつもの春歌となんか違うなーって違和感が今日はずっとあったっていうか…」
「一番違和感を感じたのは、昼食の時だね」
「ああ。春歌がいつも皆で食事を取っている場所で、まるで初めて来たような発言をしたのでな…それには皆違和感を感じたのだ」
「なるほどな…で、お前が違う春歌だっていう決定的証拠とかあんのか?」
『それは…』
翔ちゃんの疑いの篭った視線が私に向く
無理もないよね
いきなり朝起きたら別の世界からやってきた春歌になってたなんて…そんな夢のような話簡単に信じられるわけない
でも私にはそれをどうやって証明したらいいのか分からない
『どうしたら…信じてくれる?』
じっ
と翔ちゃんの目を真剣に見つめる
すると、何故だかみるみる翔ちゃんの顔が赤くなっていった
「う…っ!そ…んな見つめんな…っ」
「信じないという割りに随分意識してるものですね」
「ち、違…っこれはコイツがすげぇ見つめてくっから勝手に…!」
皆のしらーっとした視線が翔ちゃんに向く
『翔ちゃんが違う私だって判別できる方法があるなら…それを教えてくれたら、何でもするよ』
「な、なんでもってお前…っ!!」
私がそう言うと、翔ちゃんが茹蛸みたいに真っ赤になった
そして皆の反応も過剰になった
「翔!そんなのダメだよっ!!!」
ガタンッと音也が大きな音を立てて立ち上がる
「下劣です」
「翔、欲望に負けてはダメ」
「いくら翔ちゃんでも…春歌ちゃんに手を出したら許しませんよ?」
「な、なんもしねーよ!馬鹿っ!」
「へぇ…オレもまだよく違いが分からないし、お願いしようかな?」
「ゆ…許さんぞ、貴様ら…!!そこに座れ、説教する…っ!!!」
「貴様らって俺も入ってんのかよっ!?だから何もしねーって言ってんだろっ!!」
『? 皆何のこと言ってるの?』
「だああっ気にすんな!!わからねーならそれでいいから!な!」
『う、うん…?』
「とにかく…なんかよく分かんねーけど、違う春歌なんだな?」
『うん』
「そっか。じゃ、まぁこれからよろしくな」
すっ
と翔ちゃんが手のひらを私に差し出した
『!』
「まだお前が違う春歌だってはっきりはわかんねーけど、皆で仲良くやってこうぜ」
『ありがとう…っ!』
また、うる…っと涙が滲んで視界が霞む
ぎゅっと翔ちゃんの手を握ってぶんぶんと大きく振ると、皆楽しそうに笑った