ひとつずつ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ねぇ、なんでさっきからこっち見ないの」
『……だって』
「ボクのこと、好きって言ったの君でしょ?」
『うん……』
「ボクも君が好きだと言った。2人は付き合うことになった。そして君はボクの方を見ない……意味が分からないんだけど」
『………』
意味が分からないのはこっちです!!!!!
だって藍ちゃんに振られる覚悟で告白して、まさかのOK貰って…
ボクもずっと君が好きだった
なんて昇天しそうな言葉まで貰って…
そして藍ちゃんはずーーーーっと私を見て目を逸らさない
嬉しいし幸せで死にそうなくらいだけど、心臓が痛い、頭真っ白、意味が分からない
「ホントにボクのこと好きなんだよね?」
『!! ……だ…っ』
「?」
『大好きっ……です…』
勢いで大好き、と言った後にやっぱり恥ずかしさがこみ上げてきて俯きながら顔を赤くしてしまった
「……そ。ならいいけど」
チラリと見ると今度は藍ちゃんが目を逸らした
頬が薄ら赤く染まっているように見える
『て、照れてるの…?』
「別に」
『……』
「照れてないってば」
『あ、うん……』
「………」
藍ちゃんの感情がイマイチ読めない
照れてくれたのかなって思ったんだけどなぁ…そうだったらちょっと…
ううん、凄く嬉しい
「………。嘘」
『え?』
「君が直球で感情ぶつけるから……少し、照れた……かもね」
『………嬉しい』
「…変なの」
『……』
「ねぇ」
『はい』
「ボクも君とが全部初めて」
『! そ、そうなの…っ!?』
「だから……君が恥ずかしいことはボクも恥ずかしいし、君が緊張してるようにボクも同じだってこと、忘れないで」
『…は、はいっ』
どうしよう
凄く…凄く嬉しい
きゅっ
と右手を握られた
『!』
「だから……2人でひとつずつ、重ねていこ」
『! うんっ』
勇気を出して私は、珍しく顔を真っ赤にしている藍ちゃんの手を強く握り返した
2013/12/8
『……だって』
「ボクのこと、好きって言ったの君でしょ?」
『うん……』
「ボクも君が好きだと言った。2人は付き合うことになった。そして君はボクの方を見ない……意味が分からないんだけど」
『………』
意味が分からないのはこっちです!!!!!
だって藍ちゃんに振られる覚悟で告白して、まさかのOK貰って…
ボクもずっと君が好きだった
なんて昇天しそうな言葉まで貰って…
そして藍ちゃんはずーーーーっと私を見て目を逸らさない
嬉しいし幸せで死にそうなくらいだけど、心臓が痛い、頭真っ白、意味が分からない
「ホントにボクのこと好きなんだよね?」
『!! ……だ…っ』
「?」
『大好きっ……です…』
勢いで大好き、と言った後にやっぱり恥ずかしさがこみ上げてきて俯きながら顔を赤くしてしまった
「……そ。ならいいけど」
チラリと見ると今度は藍ちゃんが目を逸らした
頬が薄ら赤く染まっているように見える
『て、照れてるの…?』
「別に」
『……』
「照れてないってば」
『あ、うん……』
「………」
藍ちゃんの感情がイマイチ読めない
照れてくれたのかなって思ったんだけどなぁ…そうだったらちょっと…
ううん、凄く嬉しい
「………。嘘」
『え?』
「君が直球で感情ぶつけるから……少し、照れた……かもね」
『………嬉しい』
「…変なの」
『……』
「ねぇ」
『はい』
「ボクも君とが全部初めて」
『! そ、そうなの…っ!?』
「だから……君が恥ずかしいことはボクも恥ずかしいし、君が緊張してるようにボクも同じだってこと、忘れないで」
『…は、はいっ』
どうしよう
凄く…凄く嬉しい
きゅっ
と右手を握られた
『!』
「だから……2人でひとつずつ、重ねていこ」
『! うんっ』
勇気を出して私は、珍しく顔を真っ赤にしている藍ちゃんの手を強く握り返した
2013/12/8
1/1ページ