こっち向け、バカ
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今日も神宮寺レンは女生徒の山に囲まれている
きゃーきゃーと、黄色い声を纏いながら廊下を歩く
「バカみたい!」
教室に入りどかっと自分の席に着くと、目の前に影ができる
「やぁ、春歌」
「何?影できて邪魔なんだけど」
「さっきオレのこと見てただろ?」
「見てたら何?言っとくけどバカみたいだなと思ってみてただけだから!」
「何をそんなにカリカリしてるんだい?」
「レンみたいなチャラチャラした奴見てるとイライラすんの!」
「ふぅん…じゃあ見なきゃいいんじゃないかい?」
「仕方ないでしょ!勝手に目が追っちゃうんだか…っ!ち、違う!
変な意味じゃなくて…っ」
くすっ
「別にオレ何も言ってないけど」
「~~~!レンのその余裕ぶってるとこが大っ嫌い!!!」
「傷つくなぁ」
「嘘つけ!当分私に話しかけんな!」
バンッ!
と大きな音を立てて教室を出ていく
くすっ
「やっと本音聞けたな…」
「貴方方は本当にスマートじゃないですね…お互いもう少し素直になったらどうです」
「イッチー、盗み聞きとは趣味悪いよ?」
「教室のど真ん中で夫婦喧嘩しといて盗み聞きもないでしょう、嫌でも耳に入ります。
それより…、彼女の気をひくのに他の女生徒を利用するような真似はやめなさい」
「おや、見かけによらず鋭いねイッチーは」
「はぐらかすんじゃありません」
「勘弁してくれって。オレもこう見えて余裕ないんだぜ?
春歌のこと、本気で好きになっちゃったからな」
こんなに余裕のない神宮寺レンははじめてみる
それだけでどれだけ彼女に本気なのかが伝わってきた
「…勝手になさい」
「サンキュ、イッチー」
きゃーきゃーと、黄色い声を纏いながら廊下を歩く
「バカみたい!」
教室に入りどかっと自分の席に着くと、目の前に影ができる
「やぁ、春歌」
「何?影できて邪魔なんだけど」
「さっきオレのこと見てただろ?」
「見てたら何?言っとくけどバカみたいだなと思ってみてただけだから!」
「何をそんなにカリカリしてるんだい?」
「レンみたいなチャラチャラした奴見てるとイライラすんの!」
「ふぅん…じゃあ見なきゃいいんじゃないかい?」
「仕方ないでしょ!勝手に目が追っちゃうんだか…っ!ち、違う!
変な意味じゃなくて…っ」
くすっ
「別にオレ何も言ってないけど」
「~~~!レンのその余裕ぶってるとこが大っ嫌い!!!」
「傷つくなぁ」
「嘘つけ!当分私に話しかけんな!」
バンッ!
と大きな音を立てて教室を出ていく
くすっ
「やっと本音聞けたな…」
「貴方方は本当にスマートじゃないですね…お互いもう少し素直になったらどうです」
「イッチー、盗み聞きとは趣味悪いよ?」
「教室のど真ん中で夫婦喧嘩しといて盗み聞きもないでしょう、嫌でも耳に入ります。
それより…、彼女の気をひくのに他の女生徒を利用するような真似はやめなさい」
「おや、見かけによらず鋭いねイッチーは」
「はぐらかすんじゃありません」
「勘弁してくれって。オレもこう見えて余裕ないんだぜ?
春歌のこと、本気で好きになっちゃったからな」
こんなに余裕のない神宮寺レンははじめてみる
それだけでどれだけ彼女に本気なのかが伝わってきた
「…勝手になさい」
「サンキュ、イッチー」
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