一ノ瀬トキヤ
夢小説設定
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もぞもぞ
「春歌?どうしました」
「寝れない」
「そうですか。では眠れるまで私が傍についていましょう」
「ありがと、よろしく」
「……」
「……」
「あの、トキヤ」
「はい?」
「寝顔ガン見するのやめてくれない?」
「見られていては眠れませんか」
「眠れませんね」
「そうですか、貴方の寝顔を見るの好きなのですが…残念です」
「寝顔見るの好きっていっつも見てるんじゃないだろうな」
「見てますが何か?」
「何か?じゃないよ!勝手に見ないでよ」
「なぜです」
「恥ずかしいからに決まってるじゃん」
「恥ずかしいですか。でも寝てるときの春歌の口を開けたり涎を垂らした顔というのは何とも無防備で私は好きですね」
「ぎゃーー!やっぱりか!そんな顔見て楽しむなよ!!」
「いけませんか?でも私の前で自分をさらけ出してくれてるのが嬉しくて、いつも時を忘れてつい数時間眺めてしまいま…」
「どんだけ見てんの!怖いわ!!」
「春歌が嫌だというのでしたら今後はなるべく見ないように気をつけます」
「そうしてください」
「はい」
「……」
「……」
「トキヤ」
「はい」
「どこ見てるの」
「天井です」
「…なんかいるわけじゃないんだよね?」
「さぁ、分かりません。霊感ありませんから」
「ああ、そう。ならいいんだ…ちょっと1点に集中しすぎてて怖かっただけだから」
「やはり春歌を見つめた方がいいですか?」
「え、いや。てか寝れそうにないな」
「羊を数えましょうか」
「え、いいの?」
「ええ。では始めますので集中して聞いてくださいね」
「そんな真剣にやられてもな…」
「羊が1匹、羊が2匹…」
「……」
「羊が…匹」
うとうと
「…すー」
「羊が…おや、寝てしまいましたか」
「…すー」
「……」
「…すー」
「もう見てはいけないというのなら写真に収めておきましょうか」
パシャッ
「ほんとに…可愛い寝顔ですね。おやすみなさい、春歌」
チュッ
この時撮られた私の口を全開にあけて涎を垂らした写真が、トキヤの携帯の待ちうけになっているのを発見するのはかなり先の話。
「春歌?どうしました」
「寝れない」
「そうですか。では眠れるまで私が傍についていましょう」
「ありがと、よろしく」
「……」
「……」
「あの、トキヤ」
「はい?」
「寝顔ガン見するのやめてくれない?」
「見られていては眠れませんか」
「眠れませんね」
「そうですか、貴方の寝顔を見るの好きなのですが…残念です」
「寝顔見るの好きっていっつも見てるんじゃないだろうな」
「見てますが何か?」
「何か?じゃないよ!勝手に見ないでよ」
「なぜです」
「恥ずかしいからに決まってるじゃん」
「恥ずかしいですか。でも寝てるときの春歌の口を開けたり涎を垂らした顔というのは何とも無防備で私は好きですね」
「ぎゃーー!やっぱりか!そんな顔見て楽しむなよ!!」
「いけませんか?でも私の前で自分をさらけ出してくれてるのが嬉しくて、いつも時を忘れてつい数時間眺めてしまいま…」
「どんだけ見てんの!怖いわ!!」
「春歌が嫌だというのでしたら今後はなるべく見ないように気をつけます」
「そうしてください」
「はい」
「……」
「……」
「トキヤ」
「はい」
「どこ見てるの」
「天井です」
「…なんかいるわけじゃないんだよね?」
「さぁ、分かりません。霊感ありませんから」
「ああ、そう。ならいいんだ…ちょっと1点に集中しすぎてて怖かっただけだから」
「やはり春歌を見つめた方がいいですか?」
「え、いや。てか寝れそうにないな」
「羊を数えましょうか」
「え、いいの?」
「ええ。では始めますので集中して聞いてくださいね」
「そんな真剣にやられてもな…」
「羊が1匹、羊が2匹…」
「……」
「羊が…匹」
うとうと
「…すー」
「羊が…おや、寝てしまいましたか」
「…すー」
「……」
「…すー」
「もう見てはいけないというのなら写真に収めておきましょうか」
パシャッ
「ほんとに…可愛い寝顔ですね。おやすみなさい、春歌」
チュッ
この時撮られた私の口を全開にあけて涎を垂らした写真が、トキヤの携帯の待ちうけになっているのを発見するのはかなり先の話。
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