君との大切な時間
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「春歌」
後ろからレンの声がして振り向こうとした瞬間、抱きしめられる
『れ、レン!?なんで私の部屋に…えっ!?え??』
レンはチラッと私の机の上に散らかった作曲した楽譜たちを見て、フゥと小さくため息を吐いた
「何回電話しても出てくれないし…作曲してるんだろうなとは思ったけど、根詰めすぎはよくないよ?」
『あ!ほんとだ、電話くれてたんだね…気付かなかった、ごめんねっ』
楽譜の山に隠れてた携帯を発掘するとピコピコと着信アリのランプが光っている
「ダーメ、許さないよ。今日はほら、もうやめにしてオレとゆっくりしよう?」
後ろから抱きしめたまま頭を撫でられて気持ちいい
『うぅ…でも、まだここのメロが…』
「春歌?」
顔をそっと覗き込んできて、じっと見つめてくる
"言う事聞くまで譲らないよ?"
目がそう言っている
『わ、わかった。休むよぉ~~っ…』
「いい子だ」
そう言って満面の笑みでくしゃくしゃっと私の頭をまた撫でた
『レン、寂しかっただけじゃないの?』
「ん、そうだよ?」
私の手を取ってリビングまで連れて行かれる
「勿論、春歌の身体も心配だったけどね…会える時は出来るだけ春歌に会いたい。本当なら毎日だってね」
『そ、それは私も…』
ソファに座るとまた後ろから大きな腕で包まれてギュッと抱きしめられる
「なんだい?よく聞こえなかったな」
『~~っ…!』
照れてごにょごにょと濁すと、いつもレンはわざとらしく聞き返してくる
『もう!意地悪!』
「今頃気付いたのかい?」
レンはクスクスと楽しそうに笑って私の髪を優しく撫でる
『もう知らない!寝る!』
「寝ちゃうのかい?じゃあ…寝ている春歌に何をしようかな」
『えっ』
「はは、冗談だよ。ゆっくり寝て、起きるまでずっとこうしていていいかな」
『うん、レンの腕の中安心する……ほんとに…眠くなってきた…』
「それは良かった。ほら、休んで。もたれ掛かっていいから…」
きゅっと手を繋いでレンの逞しい胸に身体を預けると、本当に溜まっていた疲れを癒すように睡魔が襲ってきて私はそのまま眠りについた
目が覚めるとレンもすやすやと心地よさそうに眠っていた
(そういえばレンもここのところ最近ずっとポスターの撮影やら番組収録で寝不足だったんだよね
それでもわざわざ会いに来てくれて、私の心配してくれたんだ…)
その優しい寝顔に愛しさがこみ上げてくる
『レンの寝顔…可愛いなぁ』
「……すー…すー…」
髪を撫でてそっと頬に口付ける
『レン、大好き……っ』
「もう1回…」
小さい声でそっと囁くと、目を開けないままレンが答えた
『!! れ、レン起きてたの…!?』
「春歌…ねぇ、もう1回…」
きゅっと繋いでた手をまた弱々しく握り返される
どうやら寝ぼけ眼のまま甘えてきてるようだ
『もう…』
チュッ
『す、好きだよ…っ』
閉じていた目が薄ら開いて嬉しそうに微笑み、私の頬をレンの手が優しく撫でる
「春歌……愛してる、世界で一番…愛してる」
そう言って今度はゆっくりレンから唇へとキスされた
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悠紀さんリクエスト小説 レンとお部屋デート
大変長らくお待たせ致しました!!
気に入って頂けたなら幸いです。
2014/4/20
後ろからレンの声がして振り向こうとした瞬間、抱きしめられる
『れ、レン!?なんで私の部屋に…えっ!?え??』
レンはチラッと私の机の上に散らかった作曲した楽譜たちを見て、フゥと小さくため息を吐いた
「何回電話しても出てくれないし…作曲してるんだろうなとは思ったけど、根詰めすぎはよくないよ?」
『あ!ほんとだ、電話くれてたんだね…気付かなかった、ごめんねっ』
楽譜の山に隠れてた携帯を発掘するとピコピコと着信アリのランプが光っている
「ダーメ、許さないよ。今日はほら、もうやめにしてオレとゆっくりしよう?」
後ろから抱きしめたまま頭を撫でられて気持ちいい
『うぅ…でも、まだここのメロが…』
「春歌?」
顔をそっと覗き込んできて、じっと見つめてくる
"言う事聞くまで譲らないよ?"
目がそう言っている
『わ、わかった。休むよぉ~~っ…』
「いい子だ」
そう言って満面の笑みでくしゃくしゃっと私の頭をまた撫でた
『レン、寂しかっただけじゃないの?』
「ん、そうだよ?」
私の手を取ってリビングまで連れて行かれる
「勿論、春歌の身体も心配だったけどね…会える時は出来るだけ春歌に会いたい。本当なら毎日だってね」
『そ、それは私も…』
ソファに座るとまた後ろから大きな腕で包まれてギュッと抱きしめられる
「なんだい?よく聞こえなかったな」
『~~っ…!』
照れてごにょごにょと濁すと、いつもレンはわざとらしく聞き返してくる
『もう!意地悪!』
「今頃気付いたのかい?」
レンはクスクスと楽しそうに笑って私の髪を優しく撫でる
『もう知らない!寝る!』
「寝ちゃうのかい?じゃあ…寝ている春歌に何をしようかな」
『えっ』
「はは、冗談だよ。ゆっくり寝て、起きるまでずっとこうしていていいかな」
『うん、レンの腕の中安心する……ほんとに…眠くなってきた…』
「それは良かった。ほら、休んで。もたれ掛かっていいから…」
きゅっと手を繋いでレンの逞しい胸に身体を預けると、本当に溜まっていた疲れを癒すように睡魔が襲ってきて私はそのまま眠りについた
目が覚めるとレンもすやすやと心地よさそうに眠っていた
(そういえばレンもここのところ最近ずっとポスターの撮影やら番組収録で寝不足だったんだよね
それでもわざわざ会いに来てくれて、私の心配してくれたんだ…)
その優しい寝顔に愛しさがこみ上げてくる
『レンの寝顔…可愛いなぁ』
「……すー…すー…」
髪を撫でてそっと頬に口付ける
『レン、大好き……っ』
「もう1回…」
小さい声でそっと囁くと、目を開けないままレンが答えた
『!! れ、レン起きてたの…!?』
「春歌…ねぇ、もう1回…」
きゅっと繋いでた手をまた弱々しく握り返される
どうやら寝ぼけ眼のまま甘えてきてるようだ
『もう…』
チュッ
『す、好きだよ…っ』
閉じていた目が薄ら開いて嬉しそうに微笑み、私の頬をレンの手が優しく撫でる
「春歌……愛してる、世界で一番…愛してる」
そう言って今度はゆっくりレンから唇へとキスされた
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大変長らくお待たせ致しました!!
気に入って頂けたなら幸いです。
2014/4/20
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