insensibilive
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3つ年上の先輩である名前にオレは恋をした
「春歌、おはよう」
『おっレン!おっはよーう!今日もイケメンだね』
「有難う。でも春歌の美しさの前じゃ敵わないよ」
『あはは、サンキュー!』
「……」
ほとんどのレディが照れて頬を染めるセリフを口ずさんでも、春歌にはいつも軽くかわされる
アプローチが足りないのかな…?
「衣装も素敵だね…春歌の綺麗な髪によく合ってる」
顔を側まで寄せて髪の毛にキスをする
『ん、そう?まー衣装さんのおかげだよね!感謝感謝!』
やっぱり春歌はなんでもないように笑って軽く流される
「……」
きっとオレはまだ異性として意識されてないんだろう
悲しいけど、そんな素っ気ない彼女にまた惹かれる
『レン?』
「!」
考え事をしていたら急に春歌の顔が数センチで触れそうなほど近くまで来ていた
『どうかした?』
「い、いや何も…」
『顔真っ赤だけど』
「それは…」
『具合悪いなら無理しない方がいいんじゃない?』
「ね、ねぇ…あまり簡単に男に近づかない方がいいと思うよ」
『なんで?』
「それは……」
きっと意識されてもいない
だから春歌は平気でオレに近づけるし、聞き返してくるんだろう
そう思うと悲しいのと同時に、鈍感すぎる春歌に少し腹が立った
ぐっと春歌の腰に手を回して引き寄せ、顎をくいっと上げさせる
「あんまり無防備な羊は狼に食べられても文句を言えないよ…?」
『え、だって』
「?」
『こんなことレンにしかしないし』
全く動揺もせずに春歌は言い放った
「参ったな…そこまで意識して貰えてないなんて」
『何言ってんの?』
「え?」
『レンが好きだからじゃん、気付いてなかったの?』
「……え…」
ボンッと顔が赤くなるのを感じた
『あら、可愛い。レンって案外純情だよね』
「な…嘘だろ?」
『何よ、信じられないわけ?』
「だっていつも素っ気なくて…オレになんか興味もないのかと……」
『ふーん……』
春歌は少し不機嫌そうに眉を寄せると、ぐいっとオレのネクタイを引っ張って
チュッ
と口付けた
「!?」
『これで…分かった?』
「!!」
『好きでもない男に髪を触らせたりしないし、顔を近づけたりしない。興味ない人の心配するほど私はお人好しでも性格良くもない。ましてや…キスなんてしないよ。OK?』
「……うん」
また顔に熱が集まっていくのを感じた
オレがこんなに翻弄されて振り回されるなんて…ほんと春歌には敵わない
------------
香梨さんへ相互記念小説
照れて翻弄されるレン様が読みたいとのことだったので、年下設定にしてみました!
翻弄されるレン様を書くのは初めてだったので書いてて凄く楽しかったです!
ちなみにタイトルのinsensibiliiveは英語で「鈍感」という意味です。
どっちが鈍感かな?みたいな内容にした…つもり。笑
これからどうぞ宜しくお願いします( ´ ▽ ` *)
2014/4/15
「春歌、おはよう」
『おっレン!おっはよーう!今日もイケメンだね』
「有難う。でも春歌の美しさの前じゃ敵わないよ」
『あはは、サンキュー!』
「……」
ほとんどのレディが照れて頬を染めるセリフを口ずさんでも、春歌にはいつも軽くかわされる
アプローチが足りないのかな…?
「衣装も素敵だね…春歌の綺麗な髪によく合ってる」
顔を側まで寄せて髪の毛にキスをする
『ん、そう?まー衣装さんのおかげだよね!感謝感謝!』
やっぱり春歌はなんでもないように笑って軽く流される
「……」
きっとオレはまだ異性として意識されてないんだろう
悲しいけど、そんな素っ気ない彼女にまた惹かれる
『レン?』
「!」
考え事をしていたら急に春歌の顔が数センチで触れそうなほど近くまで来ていた
『どうかした?』
「い、いや何も…」
『顔真っ赤だけど』
「それは…」
『具合悪いなら無理しない方がいいんじゃない?』
「ね、ねぇ…あまり簡単に男に近づかない方がいいと思うよ」
『なんで?』
「それは……」
きっと意識されてもいない
だから春歌は平気でオレに近づけるし、聞き返してくるんだろう
そう思うと悲しいのと同時に、鈍感すぎる春歌に少し腹が立った
ぐっと春歌の腰に手を回して引き寄せ、顎をくいっと上げさせる
「あんまり無防備な羊は狼に食べられても文句を言えないよ…?」
『え、だって』
「?」
『こんなことレンにしかしないし』
全く動揺もせずに春歌は言い放った
「参ったな…そこまで意識して貰えてないなんて」
『何言ってんの?』
「え?」
『レンが好きだからじゃん、気付いてなかったの?』
「……え…」
ボンッと顔が赤くなるのを感じた
『あら、可愛い。レンって案外純情だよね』
「な…嘘だろ?」
『何よ、信じられないわけ?』
「だっていつも素っ気なくて…オレになんか興味もないのかと……」
『ふーん……』
春歌は少し不機嫌そうに眉を寄せると、ぐいっとオレのネクタイを引っ張って
チュッ
と口付けた
「!?」
『これで…分かった?』
「!!」
『好きでもない男に髪を触らせたりしないし、顔を近づけたりしない。興味ない人の心配するほど私はお人好しでも性格良くもない。ましてや…キスなんてしないよ。OK?』
「……うん」
また顔に熱が集まっていくのを感じた
オレがこんなに翻弄されて振り回されるなんて…ほんと春歌には敵わない
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香梨さんへ相互記念小説
照れて翻弄されるレン様が読みたいとのことだったので、年下設定にしてみました!
翻弄されるレン様を書くのは初めてだったので書いてて凄く楽しかったです!
ちなみにタイトルのinsensibiliiveは英語で「鈍感」という意味です。
どっちが鈍感かな?みたいな内容にした…つもり。笑
これからどうぞ宜しくお願いします( ´ ▽ ` *)
2014/4/15
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